推しの通知が私の自由を奪っていく話


オタクってなんでこんなにも疲れるのか。
今日は気持ちの面での自由が失われた話をする。

私の推しは、元気いっぱいSNS大好き!ファン大好き!みんなとお話したいよ!マンなので、それはそれはインスタライブをする。
推しがスタライと略す派なので以下スタライ。
(スタライって某アレじゃないよ、インライって言う人もいるよね)
コメントを読んでもらえるので私にとってスタライはファンサの場。
だから見ずにはいられないし、何かしながらとか画面録画して後で見るとか言う選択肢はない。当然のようにアーカイブも残らない。

スタライを見るときの目標(そんなもの立てるな)は1回はコメントを読まれること。
ルーティン(そんなもの決めるな)は、
コメントを読まれるように数打ちまくる→読まれたらすぐにメモ→終わったら推しにメンションを送る→既読をもらう→読まれたコメント、返答のメモ、メンションの閲覧者に表示される推しのアイコンと名前、これらすべてをスクショして保存
これでやっと今日の私のスタライが終わる。


22:00頃、A界隈のあの子可愛いね〜なんてしている時に前触れもなくピコンっ「〇〇がライブ配信を開始しました」
聞き逃すことがないように、通知はiPhone、iPad両方で馬鹿でかい音で設定している。
ピコンが鳴ると「なんで楽しく別の推しを思っている時間に、今は考えてもいなかった別の推しに横入りされないといけないねん!私の自由とは」と思ってしまう。
特に私は完璧主義で「今考えていることはこれ」と決めたら別のことは考えたくない。通知が来たから、やったー!と簡単に飛びついてけるような人間ではございません。
まあ、一瞬、ムキーっとなっても秒で見に行き「今日も可愛いね」などとコメントしているんだけども。オタクの情緒は不安定。
※後から友人に聞きましたが、社会人オタクって体力的にも精神的にも日々忙しいので、意外と生配信系を嫌っている人っているんですね。安心した。私だけだと思っていたので。

推しはいつも20:30〜0:00のどこかでスタライをする。
わかりますか、社会人オタクの放課後。つまり遊びのゴールデンタイム。
(平日のど真ん中の14:00とかにすることもあるが 笑)
最推しと2推しのスタライを見るので、頻度は2人合計して大体週に3、4回くらい、時間は1回1時間半くらい。はい、拘束時間が長い。

私はほぼ毎日20:30までに夕飯と風呂を済ませ、いつスタライの通知が来てもいいようにしている。自分でそうしているのだが、これが生活を支配されていると感じる大きな要因。
この生活を始めてからなんとなく夜の時間の流れが遅くなったように感じる。
時間がなかなか過ぎてくれないと言うことだ。
23:30くらいから始めることは基本的にないので、そのくらいの時間になってようやく「は〜。今日はスタライやらないでよかった。さて自由時間だ。」と、
フツーの会社勤めの社会人、平日の自由時間の始まりが23:30って、どうですかみなさん。あと30分か小1時間したら寝ますよね。今日はもう何もできない。
時間がなかなか過ぎてくれないと言うのは、早く23:30になれーと思いながらただ時間が進むのを待っているから。
もちろん他のこともしているが、完全に心が解放されるのはこの時間を迎えてから。やっと。


私はこの界隈から完全に降りない限り、自由時間を一生奪われ続けると言っても過言ではないと思っている。
だってファンサの場だから、やっているけど見ないなんてことはできない。


こんなことに悩まされている人がいるのか分からないけど、同じように振り回されている人がいるなら、私も仲間だよって言いたい。
降りるか、割り切れる強い心を持ったオタクになれるかどうかだ。

__________

この記事を書いてから数日後、自分の中で少し解決してきたので
続きはまた書きます。

この記事が参加している募集

スキしてみて

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?