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異常と日常

同じものを見ても
それぞれの感じ方は違う。

この前友達とテトラの上で話したの。





“ここの海の色おかしい”
“異常なくらい青い”

もちろん二人とも言葉が悪いけど感動してる。



“でもここの子供達からしたらこれが普通やもんな。
都会の海見たらびっくりするで。あそこ泳いでるカメが
間違えて東京とか上海行ったら前見えへんやん。”


たしかになあ、、
ここの子達からしたらこれが海だもんなあ。
魚もカメも窒息するかもしれない。

釣りしてる時のことを考えた。
見えてるから魚も釣れないのかもしれない。
ここの魚達はワームじゃ釣れない。
瀬戸内海はワームで釣れた。
なにも釣れなくてもフグかカサゴは釣れた。
名古屋は何も釣れなかった。
釣り人の数は多いのに
まわりの人もみんな釣れてなかった。
見えてないのか、窒息してるのか、、
(そんなことないだろうけど!)











友達は保育園で働いてた事があって、
島の海と先生が生まれた町の海は
どっちが綺麗か聞かれたんだって。

先生は とかい で生まれ育った。

島の海の方が綺麗。
私達からすると異常なくらい綺麗。
海の色も水の透明度も。
そう、異常なくらい 。

でもこの子達にとっては
この 透明な青い海 が海。

都会の海を見たらどう思うのか。
黒いって思うのかな。
めっちゃゴミ浮いてるって思うのかな。




“ここの海と比べたら ドブ やで!!! ドブ! ”

それは言い過ぎ!
って思ったけどあながち間違いじゃないかもしれない。
なんならここのドブはそんなに汚くない。
てか私達が思い浮かべるドブっていうドブない。


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