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きもちぃメッセージ

当たり前って本当は

皆さんは日常に「当たり前」にあるもの(事)と言うと何を思い浮かべますか?
家があって、ご飯が食べられて、お風呂に入れて、お布団に寝れて、車があって移動ができて、スマホでいつもゲームができて、嫌でつまらないけど仕事に行って働いて、家に帰ってご飯を食べて…。
これを読んでこれらのことを「当たり前だなぁ」と思った人は多いというかほとんどの方がそう思ったはずです。私は去年乳がんと言う病気を体験しました。検査、入院、手術、抗がん剤治療、放射線治療を行い、爪の変色変形、体力がなくなるなどの症状が出ました。そしてその時から「当たり前」だと感じていた事が「特別」に変わりました。前記に書いた「家があって〜ご飯を食べて」の他に施術をさせさせてもらえること、家族と笑い合えること、なども特別です。更に言うと「普通に接してもらえること」「私の愚痴を何も言わず聞いてもらえたこと」「実穂は、お母さんは、絶対大丈夫」と信じてもらえたこと等は、どれほど私の生きるエネルギーになったことか。こうして書いていても涙が溢れてきます。私のような特別な体験をしなくても気付けるし、もう皆さんはこれを読みながら、ご自身が「当たり前」が「奇跡」だったと思えるような体験をし、そのことを思い出されているのではないでしょうか。今のその気持ちをずっと持ち続けるのは難しいかもしれませんが、せっかく思い出せたのだから、胸の片隅に置いてみてください。時々思い出して、日常の当たり前を当たり前に感じられる奇跡に感謝してくださいね。

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