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今から前倒しで行なう親孝行。おすすめ4つ(後編)


母の日も近いので「今から前倒しで行なう親孝行。おすすめ4つ(後編)」というテーマで書きました。前編同様、興味を持っていただけたら最後まで読んでみて下さい。
 
先に結論からお伝えすると、この話も「親孝行は年齢に関係なく、皆さんのご両親や親の目線で、出来るうちに前倒しで始めませんか?」ということになります。
 

 
 

③料理を作ってあげる・家庭や実家のおふくろの味を引き継ぐ

 
Long Long ago.
昭和初期の親世代には「台所に男は立つな」と教えこまれた方が多くいらっしゃったと聞きています。
相続では家督相続【被相続人が死亡した場合に、一人の相続人(長男)が身分や遺産を全て相続する】が行なわれていた時期とちょうどリンクします。
 
現在は共働きが普通で、ごはんの準備や料理は女性だけの仕事ではないのは言わずもがな。育児も食事も家庭内で分担し、家庭と仕事の両立を考えていく時代です。
 
次、実家に帰ったら、

男性の方も積極的に台所やキッチンに立ち、恥ずかしがらずまた失敗を恐れずに、「覚えたてのとっておきレシピ」をご両親や親に披露してみてはいかがでしょう?
 
何でも良いんですレシピは。
両親や親のために料理を作り、一緒に食べることが重要。
 
お母さまと一緒にキッチンに立つと、自然の流れで家庭や実家の味付けやレシピ(味噌汁や煮物など)を引き継ぐ事が出来ます。
 
たまに食べたくなりませんか? 実家の味噌汁!ちょっと甘い玉子焼き!

元気なうちに世界に1つしかない家庭や実家の「おふくろの味」を引き継いで下さい。

レシピが自分で再現できるようになれば、皆さんの舌の中で「おふくろの味」はずっと生き続けます。

 
私がお気に入りの料理レシピ本や動画サイトが有ります。香川県の「田舎そば川原」の恵美子さんのYoutube動画です。
そうめんはゆでるな!で有名になった75歳の川原恵美子さん。人間性がにじみ出ている料理解説は必見です!
 
私も親孝行レシピを増やす努力をしようと、動画見たり彼女の書籍を読んだり頑張ってます。2冊ご紹介しますね。


④話し相手になる・毎日電話をする


 
コロナ禍で外出制限が長く続いていた昨年、何処か有名な院長先生がTVで「高齢者の方は人と話さない・食べない・運動しないのは良くないので、家族内コミュニケーションを持つように工夫して下さい」という話がありました。
 
外出が出来ない間、話す相手も家の中に居ない・誰も家に訪ねて来ない一人暮らしの高齢者はどうするのよ?と素朴な疑問。
 

皆さんが話し相手になって下さい。

TVCM見ている時間を積上げると、おそらく1日10分以上はあります。
是非時間を割いてルーティンワークにできたら良いですね。

何でもつながれますよ今は。電話・メール・SNS・・・
 
月に数回、自宅と福井の実家を行き来している私は、一人暮らしの母親80歳と離れている時は、毎日電話を掛けてます。

時間にして5分から10分程度。父親の他界後、ここ2年間継続しています。携帯電話もガラケーからスマートフォンに切り替え、LINEも覚えてもらえたので、LINEでメールのやり取りも普通に出来ます。

話す内容は、外出の予定を聞いたりご近所で起きた事を聞いたりと軽い話です。私から話す事はできるだけ抑えて母親の話を聞くように心掛けています。
 
終活の入口になりますが、「これからどうしたいのか?」を聞けるタイミングで聞いてあげて下さい。

1つ1つに反応せず、ご両親や親が言いたいことを全て聞いてまずは受け止めてあげることがポイントです。
 
改まった環境だと聞きずらいことも、日々の会話の中で聞いてみると本音ベースで話をしてくれるものです。
 
毎日話をする最大メリットは、声から体調が判断できるようになります。
 
寄り添える距離に住んでる方は、話し相手から「買い物に一緒に行く」とか「先祖の墓参りに一緒に行く」とか深堀りも出来ます。

親の年齢から逆算すると、思っている程、何回もチャンスがあるものではないです。ことわざの通り「親孝行したいときに親はなし」です。
 
 

最後におしらせ


後編も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
   
繰り返しになりますが、
親孝行は年齢に関係なく、皆さんのご両親や親の目線で、出来るうちに前倒しで始めてください。
自分が後で後悔しないようにです。

ストレス社会に浸っていると、変な言い方をしますが、親より先に自分が突然〇〇△△××…という事も無きにしもあらず。お互い健康が第一!

 
モヤモヤした何かを感じている方は、ご相談ください。 

GW明けにまた記事書きます。
また次回、楽しみにしてください。

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