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【詩】柿

青空にうかぶ
まるい夕日の数々
本土の木陰においやられ
烏のいたずらを待つ者か
焚き火の煙でいぶしてみれば
砂糖より甘々と熟れるもの
ひとくちたべれば
壮大な風情が描けれど
私には少々しぶいようで

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