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【英国の幼児教育】 子供達の記憶に残る、卵の授業

次男の学校で卵を孵化させた。イギリスでは4歳から学校が始まるので、日本だとまだ幼児。教室の孵化機をみんなで覗きながら待っていたのだろう。卵10個から全て無事に生まれ、喜んでいる。来週まで触らせては貰えないらしく、大切にされている雛達。

去年通っていた保育園でも同じ経験をしたので、よくある幼児教育なのだろうか。1年前のことなのに覚えていて、たまご8個のうち2羽は死んじゃったから、6羽を農家に返したと再び話してくれた。「8-2=6だから」と彼なりに良く理解している。生まれて直ぐに亡くなってしまったひよこを庭に埋葬しながら、雛が土に返り栄養になって植物を育てる話を先生がしてくれたそうだ。可愛がるだけでなく、生命を尊び、自然の循環を教える教育に感心した。子供達が雛を抱っこできるのは、先生が見ている前でほんの僅かな時間だったようだが、貴重な一瞬だ。長男も保育園で卵を孵化させたことを、5年程前のはずなのに記憶している。印象に残る経験なのだろう。

一方、同じ週にお兄ちゃんのクラスでは、卵を割れないように箱に入れ、パラシュートで落とす実験をしていた。。。

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