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コトバアツメ~覚えておきたい言葉たち~

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ぐっときたり、きゅんきゅんしたり、激しくうなづいたり、背中を押されたり。。。そんな心に響いた言葉の備忘録。
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#思考の整理

「果」のはなし

「果」のはなし

本日のひらめき。

「結果」は「変える」じゃなく、「変わる」だよな。
結果そのものを、私たち人間は触れない。いじれない。

私たちが「変える」ことができるのは、結果の〝因〟である「過程」、つまり、行動のみ。

「過程(行動)」を「変える【た】」から、「結果」が「変わる【った】」。
過程(行動)を変えずに結果だけ変わるなんてない。それは辻褄が合わないってもんだよ。

〝「結果」は「変え」られる〟とい

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「因」のはなし

「因」のはなし

ここのところ、時間があるのに本を読んでいなかった。なんだか読む気が起きなかった。でも、昨日あたりからまた読みたい気持ちがムクムク。2冊一気に読み始めた。

たぶん、自分的に“やり残してる感”があった仕事の原稿やら個人的に書きたいと思っていたことやらを書き上げたから。

要するに、結局のところ、
「休日だから時間がある」「本を読めるが環境ある」という【外的要因】が整っていたとしても、
自分の心の

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お気に入り作品の読み返しと、プレゼン大会の振り返りの記録。

お気に入り作品の読み返しと、プレゼン大会の振り返りの記録。

私が、村上春樹作品の中で一二を争うくらいで好きなのが『スプートニクの恋人』。

それが証明になるかはわからないが、過去に二度ほど紛失している(涙)のだが、都度再び手に入れるほどには、好きだ。

つい最近、幼馴染が「読みたい」というので貸すことになり、その前にもう一度読み直してみて、改めてこの作品が好きだと感じた。
天下の村上氏の作品で素晴らしい文章力、春樹ワールド前回なのは言うまでもないのだが、数

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自分になぞらえながら読む、村上春樹『雑文集』

自分になぞらえながら読む、村上春樹『雑文集』

かなり個人的に、密室的に音楽を聴いていました。僕の音楽の聴き方は、基本的に現在でもそうですね。一人で聴いて、一人で「いいなあ」とか思っている。それについて人と話をすることはあまりないですね。

⇒共感。私も、音楽ではないけれど、自分の好きなモノ・コトに対する時はそんな感じ。好きなモノが共通する人やそういう話をする場に遭遇すれば話すけれど、自分から、誰にも彼にもおすすめする、ということはあまりないな

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「友だち」論からの「自分」論。

「友だち」論からの「自分」論。

先日読んだこちらのnoteがすごくすごく印象に残っています。

友だちになかなか会えないことのさみしさは、「自分」に会えないさみしさなのだと、ぼくは思った。

そういう友だちたちに会えないさみしさは、「その人の前でしか見せない自分」に会えないさみしさでもある。

今ちょうど、なかなか友達と会う約束をしづらい時期であり、私もご多分に漏れずさみしさを味わっています。
そんな時だったので、タイトルに惹か

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逡巡する仏教

逡巡する仏教

とは、またまた、今読んでいる『坊さん、ぼーっとする。』の中に出てきた言葉です。

逡巡する―ためらう、ということ。・・・<行ったり来たり>する。 

「世界はこのようにある。正しさは、ここにある」と語るだけでなく、「世界はこのようにもみることができる。正しさは、このようにもあるかもしれない」と複数の眼を持ち、とまどいながら生きるための教え。そこにはいつも逡巡がつきまとう。そんな「ためらいの仏教」の

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ぼーっとするのも悪くない。

ぼーっとするのも悪くない。

今読んでいる本『坊さん、ぼーっとする。』
読んでいると、このお坊さん全然ぼーっとしている感じはしませんが(笑)

本の中で、こんなことをおっしゃっています。
❝日々の中で、「小さなこと」であっても「大きなこと」であってもじっくり考えることは大切な時間です。考えているようで、考える「時間」が足らないことが、僕たちにはあります。
そこに、「ぼーっとした待つ時間」も加えてみましょう。「考えること」も「ぼ

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