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【1人の声はみんなの明日②】困っている人の声をひろう「こどもになる」~~こどもになるの活動から~


■最初に

こんにちは!サイボウズのもっちーです😊

ユニバーサルレストランを舞台にした放課後デイサービスや、
まるでソーシャルワークのような保育を実践している、
「こどもになる」のさっちゃんにお話しを聞いてきました。

前回は、原点になる保育園のお話しでした。
今回は、こどもになるの活動からのお話しです!

▼以前の記事
原点の保育


〜一般社団法人こどもになる〜
Webサイト:https://sana-hoiku.com/
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCUo-ARGbmXfZV11-dDN7itw/featured
note:https://note.com/kodomoninaru
放課後デイサービス(ルクッカー)・ユニバーサルレストラン(ル・クル・ド・マリアージュ)などのルクログループ:https://fooding.co.jp/




瀧幸子さん(さっちゃん)


■こどもになるの活動から


〇さな保育


原点の保育園をやめたあとに、いろんな保育の形を見たいと思って、
無認可でパートみたいな働き方もしてみたり、

それと並行して、私に相談に来るものは、
日本人じゃなかったり、どの制度にもはまらないような人たちで、
保育園にも断られちゃうような人たちなので、
じゃあ福元先生の真似して、じゃあ私が行きますねって、
家に行ってみると、


結構、家の中がめちゃくちゃで、ゴミ屋敷みたいなとこが多くて、
あーこれは、この人たちが
もう生活するその気持ちもぷつって糸が切れちゃったんだなって思って、
責められなくなっちゃったんですよね。



そこで、一緒にお掃除したりするようになって、
私は何をしているんだろうって思いながら、、、。
それでも、やっっぱりお母さんたちをほっとけないっていうのは思っていました。


安心して笑えなかった人が笑うようになったりね。
行ってもずっと寝ているお母さんとかいたんですけど、
やっぱり子どもたちと一緒に、やってくれる人がいると、
お母さんも外出など、通い続けていると必ず変化があったので、

今はなぜかフランス料理店を舞台に、
放課後等デイサービスでやっています。

学童保育の障害者版みたいな感覚で私はやっていて、
ただ後々この枠組みを取っ払いたいっていう夢があって、

福祉の力を借りてやっていますっていうと、

やっぱり枠組みができているので、
私がもっとやりたいと思っていることがやりにくいんですよ。


〇さっちゃんが思っていること


障害のある子たちに対して、おいでっていう場所を作って、
自分で枠を作っちゃったんです。
福祉っていう制度は、それはいいんですよ。
それで助かる人たちはいいし、
でも、そこにも来られない方はいるわけです。


障害っていうか、困りごとは、みんなあるわけで、
その私の理論で言うと、おじいちゃんおばあちゃんもそうだし、
就労困難者もそうやし、いろんな形で障害って名前つけてもらった人だけじゃなくて、困っている人たちって、たくさんいるので。


自分で枠を作ってしまって、福祉事業ってしてしまうと、
監査でも来ると、国が思っている形っていうのがやっぱりあります。

私がやっていることは、障害児だけでなく、その兄弟とか、
お母さんにとっては、障害があろうがなかろうが、
兄弟が一緒に過ごす場所を求めているし、
なので、じゃあ兄弟もいいですよって言っていて、
これはあの私の責任としてやっているので、
お料理を作るなら材料費だけいただきますとして、やっているんですけど、


やっぱり、制度ありきで考えると、福祉なのにいいんですか?
っていう問題もあって、運営する上での問題にぶち当たるので、

もしかしたら福祉っていう制度を取っ払って、
私が会社としてやっているよっていう方が、
そういった制度として分けない場所が作れるのではないかと思っています。


〇さな保育はソーシャルワーク


さな保育って、ソーシャルワーカーみたいな動きをしているのですね。
と、お聞きすると


いろいろな保育園でやってきた経験も生かしながら、やっています。
と、さっちゃん。


家に通ってる中でも、ダウン症の子がいたり。
あとお母さんがちょっとメンタルの病気持っていたり、鬱だったり、
お母さんが引きこもってたり、1日中髪を切っている人もいて、
不安の表れで誰にどう言ったらいいかもうわかんないみたいな人たちが多いのはありますね。


とりあえず、自ら出向いて行って、通っていると、噂が広がって、
口コミでさな保育の利用が増えていった感じなので、
困っていても頼る場所がなかった人が、利用してくれていたんだと思います。


■最後に


最後までありがとうございました。

制度で助かる人や、専門家に見てもらえる安心感もありますよね。
ただ、制度に当てはまらない人って結局は民間の強い気持ちでなんとかしているんだなと、このサードプレイスの記事を書いていても思います。

次回は枠組みを外す実践をしていることについてです!
次回も見てもらえると嬉しいです😊