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戦闘シーンは読むものじゃなく、観るものだ 「クロムクロ 秒速29万Kmの亡霊 第7話」を読んだ

戦闘シーンは読むものじゃなく、観るものだ 「クロムクロ 秒速29万Kmの亡霊 第7話」を読んだ

アニメの続編小説シリーズの最終巻。
前の巻を読み終わった段階で、まだまだ話に決着がつきそうになかったのに。
ということは、さらに続編が出るんだな。
面白いからそれで良い。
不満なのは前回も書いたが価格のみ。

戦闘シーンが多めだった。
もともとロボットアニメなので、戦闘シーンは必要だと思うし、これがアニメ化されたとしたら、最後のクライマックスのイベントとして戦闘は不可欠だろう。
しかし、私個人とし

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印籠を出さない水戸黄門は物足りない BLUE GIANT SUPREME(6)を読んだ

印籠を出さない水戸黄門は物足りない BLUE GIANT SUPREME(6)を読んだ

BLUE GIANT SUPREME(6)を読んだ

ピアニストがメインの巻。
面白いんだけど、物足りない。
ストーリーは進んでいるし、展開もいい感じ。
でも、たりないんだ。
Dのサックスが。

初めてこの作品を読んだのは、東京出張中。
知人がSNSで紹介していた本が、kindle版の1巻が期間限定で無科だったので買ってみたのが最初だ。
一気にはまり、上京中に全部購入、読了した。
無科期間が終わっ

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買うことは決まっている。問題はいつ買うかだ キングダム3〜20巻を読んだ

買うことは決まっている。問題はいつ買うかだ キングダム3〜20巻を読んだ

当初は1日1冊ずつ読んで、毎日感想を書き溜め、更新を楽にしようと考えていた。

無理。

この作品を1日1冊なんて無理。
1冊ずつ読むのをやめて感想を書き溜めるなんて無理。
1巻読み終わったら、すぐに次の巻を開きたくなる。
久々に、こんな危険な作品に出会った。

今の所、ネタバレサイトを見ずに読み進めることができているので、予備知識なしで読み進められている。
だから、王騎については衝撃だった。

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亜人(13)を読んだ

亜人(13)を読んだ

佐藤頭良すぎる。
今回の攻撃方法は、確実に狙った場所を攻撃することができる。
そして自分は捕獲されることなく戻ってくることができる。

永井頭良すぎる
今回の方法だと確実に佐藤を戦闘不能にすることができる。

でも、最も頭がいいのがは作者だ。

最初この作品はレンタルで読んだ。
その後、Kindleで買い揃えた。
こうやって読了作品を後にKindleで買い揃えた作品が結構ある。

家族には無駄遣い

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「グアムの探偵」を読んだ

「グアムの探偵」を読んだ

やっぱり松岡圭祐の小説はいい。
小説を読んでいて物知りになる。
ストーリーのある雑学大百科だ。
ただ、一つだけ残念なんことがある。
主人公が、男性だということだ。

私が初めて読んだ松岡作品は「催眠」。
面白いと思ったけど、くどいなあという感想を持った記憶がある。
私が松岡作品にハマったのは「千里眼」から。
元戦闘機パイロットの臨床心理士が超絶活躍する物語。
それから、ずっと松岡作品が好きだ。

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いまさら「キングダム(2)」を読んだ

いまさら「キングダム(2)」を読んだ

越の戦士ムタが好き。
見た目と強さのギャップがいい。
吹き矢を使わなかったのは慢心。
毒矢を使い続けていたら、絶対にムタが勝っていた。

ムタいいなあ。
死んじゃった描写なかったんだけど、本当に死んだのかなあ。
男塾のように、後から味方として合流しないかなあ。
一応、歴史物だから無理だろうなあ。
しかし、なんで津軽弁なんだろう。

徐々に面白くなってきた。
50巻以上続いて、いまだに人気なのが、少

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私の少年(5)を読んだ

私の少年(5)を読んだ

このマンガで、幸せなゴールをイメージできない。
男女の恋愛に年の差なんて関係がないのかもしれない。
でも、自分の感覚では、厳しいものがある。

私が子供の頃、30代の女性は、みんなオバさんだと感じていた。
学校には、オバさん先生が何人もいた。
物心ついた時から、母はオバさんとだった。

今の自分は、当時オバさんだと認定していた人たちより一回り以上年齢を積み重ねている。
まじびっくり。
アラフィフの

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いまさら「キングダム(1)」を読んだ

いまさら「キングダム(1)」を読んだ

今のところ、なぜこの作品が絶大な支持を得ているのかがわからない。
しかし、52巻まで出ていて、未だその人気が衰えていないことが、この作品の面白さの担保となっている。
すんげえ面白い!と思える時がくるのが楽しみだ。

中国の歴史ものが苦手だ。
何が苦手かというと、登場人物の名前を覚えるのが苦手なのだ。
まだ1巻なので、それほど登場人物がいないので問題ないのだが、これからどうなるのかちょっと不安。

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いぶり暮らし(8)を読んだ

いぶり暮らし(8)を読んだ

主人公カップルが幸せそうで、ほっこりするんだけど、ちょっと不安になる1冊だった。

私の数多い趣味の中に燻製がある。
このマンガの影響だ。
たまたまAmazonが進めてきたこの作品を読んで、次の日にはホームセンターで燻製器を購入し、妻に叱られた。

幸い田舎暮らしなので薫煙でご近所とトラブルになることはないのだが、欲している洗濯物の近くで燻製して、妻に叱られた。

全くあなたときたら、すぐに影響さ

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『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』を読んだ

『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』を読んだ

私が職場ではそこそこ評価されるのに、地域の業界では全く評価されない理由がよくわかった一冊。

私は、デブである。
基本的に笑わない。
怒っているわけではないのだが、常に真顔。
媚びたり、ゴマをすったりするのが大嫌いだし、社交辞令も糞食らえだと思っている。
そして、アラフィフのおっさん。

どう考えても、私には錯覚資産というものが皆無である。
だから、しばらく私と一緒の時を過ごして、私の仕事ぶりや人

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動画2.0 VISUAL STORYTELLINGを読んだ

動画2.0 VISUAL STORYTELLINGを読んだ

自分は古い人間なんだなあという実感を強くした一冊。
著者の言っていることがよくわからなかった。
昨日届いて3回読んだんだけど、今ひとつ理解できなかった。
とりあえず動画に興味を持っている中学生の息子に渡したんだけど、どうも読みにくかったらしく、途中で読むのをやめて私に返してよこした。

「〇〇2.0」とか「○○3.0」というタイトルの本に、どうしても惹かれてしまう。
繰り返し咀嚼するように読んだ、

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とある科学の超電磁砲(14)を読んだ

とある科学の超電磁砲(14)を読んだ

壮大な世界観で描かれている人気ラノベ、とある魔術の禁書目録のスピンオフである、とある科学の超電磁砲の最新刊。

本編に登場しつつも、今ひとつ活かしきれていなかった設定である「忍者」が登場する。
正直、14巻を読むまで「忍者」の設定はすっかり忘れていた。
スピンオフ作品に作者がどこまで絡んでいるのかわからないが、回収しきれていない設定や伏線は、スピンオフのネタとしては宝の山だろう。

本作ではレール

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新 仮面ライダーSPIRITS(19)を読んだ

新 仮面ライダーSPIRITS(19)を読んだ

平成仮面ライダーのジオウが盛り上がっているけれど、昭和ライダーを描いたこの作品も負けずに盛り上がってきた。
このまんまエンディングまでキープしてほしい。

この作品も、いつか映像化してほしいな。
その時は特撮じゃなく、アニメでお願いしたい。
できれば、藤岡弘、氏が元気なうちに映像化して、本郷猛の声優に起用してほしい。

作中で、主人公の姉をベースにしたホムンクルスが、弟であるはずの主人公にキスをし

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さよなら私のクラマー(7)を読んだ

さよなら私のクラマー(7)を読んだ

王道の胸熱展開と思いきや、さらにその上を行き、最後の一コマで主役級キャラを最大限に引きずり出す巻だった。

「四月は君の嘘」が好きだ。
友人に勧められてkindleで1巻を買い、そのまま最終巻までポチり続けた。
興奮が冷めやらぬうちにアニメ版を連続で全話見て、映画館で実写版を観て落胆した。
今でも不定期で「一人四月は君の嘘祭り」を開催している。

それぐらい「四月は君の嘘」が好きだ。

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