MARIN

徒然なるままにかく日常

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  • 牟岐カレープロジェクト

  • オーストラリアの学校教育

    南オーストラリア州の公立のハイスクールで働いております。 日本人の視点で時間があるときに、こちらの状況をレポートしていきます。

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牟岐町からブロッコリーが届く!?

自粛期間の間、一人悶々と生活していると、 「マリン、牟岐のブロッコリーいる?これでカレー作ってよ!」と 突然牟岐町(徳島県)から連絡があり、 「ブロッコリーがもらえるなら喜んで!!」と二つ返事で待つこと数時間、収穫して3時間くらいしか経っていないスーパーフレッシュなブロッコリーが家に届いたのです!!(笑) ドン!!! どんなところで育ったのかというと、、、 はあ、、、(思わずため息) こんな雄大な五剣山のふもとで太陽の光と澄んだ空気をたくさん浴びて育ったブロッコリ

    • 第4弾!牟岐の野菜のトマトカレー!

      かなり暑くなってきましたね、、、もう熱中症になりそうでずっと家に引きこもっています。このままだと、食欲も落ち込んでしまうので、ヘルシーにさっぱりしたトマトカレーを作ってみました! では、早速作っていきましょう~! 調理時間:約30分 材料(3人前) ・かぼちゃ     お好み ・とうもろこし   お好み ・いんげん     お好み ・ズッキーニ    お好み ・ししとう     お好み ・玉ねぎ      1玉 ・トマト      3個 ・カレールー    40g ・チキ

      • 牟岐からやってきた豆アジでカレー第3弾!!

        今回も徳島県牟岐町から、豆アジをいただきました!! カレーということで、どう活用しようか悩んでいたところ、 母から「ハンバーグにしたら?」とのことで、そのまま母ちゃん案丸パクリでお届けいたします!(笑) さっそくレシピにいきましょう!! 材料 ・豆アジ(骨を処理しておく) ・ショウガ 1片 ・片栗粉  大さじ1 ・酒    大さじ1 ・醤油   大さじ1 ・塩、コショウ 適量 ・玉ねぎ  適量(みじん切りとスライス) ・カレールー お好み ・トッピングの野菜 まずは、

        • 牟岐町からタケノコがやってきた!

          こんにちは~!みなさん、自粛生活お疲れ様です! まもなく学校も対面授業になりますが、私は完全に外での遊び方をすっかり忘れてしまいました。慣れって怖い(笑) そんなわけで、おうち時間で幸せにしていると、 牟岐町で採れたタケノコがどっさりお家に届きました!!!! 今回は、牟岐の食材を使ったカレープロジェクト第2弾ということで、 タケノコを使ったカレーを作ろうと思います! ちなみに前回は、牟岐町のブロッコリーを使ってカレーをつくりました。 そして今回、カレー作りで使用する

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          「あなたに期待してます」を言う必要は無い

          日本では言葉の期待が多い。しかも言葉では期待の言葉をかけられるのに、いざその期待を発揮できるチャンスをもらったとしても、それは大抵、条件付きなのだ。だから、チャレンジする側はいつも何かしら(信頼とか)失うことを前提に一回の機会で結果を出すことを求められる。 一方で、今の上司が私に「期待してます」ということは一切ない。その代わり、「マリンさんの持ち時間は○○です。授業をうまく機能させるポイントは○○と○○と〇〇です。そして、〇〇は心がけてください。○○は禁止されています。その

          「あなたに期待してます」を言う必要は無い

          涙が出るのを止めるのに必死だった今日

          今日は、学校で授業をする最後の週だ。火曜日に私が授業を受け持っているのは一クラスだけで、準備する時間もいっぱいあるからいろんなタスクを片付ける日にしようと計画していた。でも、結論から言うと、今日の授業は感覚的に最悪だったし、オフィスで喧嘩はあるし、私と唯一、年の近い教育実習生の最終日でもあった。 私にとって、教育実習生の存在の有難さは自分にとって本当に大きかった。彼女は中国語・フランス語・英語を25歳で操り、日本語も勉強していた。いつも話しかけてくれて、孤独感を感じなかった

          涙が出るのを止めるのに必死だった今日

          15時半に帰宅できる先生たちでもストライキ。

          「マリン、今日は公立の先生がストライキする日だから、学校2時で終わりだよ。一緒に参加する?それとも、先に帰る?」 その日の通勤中に、サラッと言われて、全く意味不明だった。 南オーストラリア州の先生の労働組合に入っている先生たちは、去年の10月に政府にクラスの人数を少なくすることと、フルタイムで働く先生たちの一日あたりの授業数を少なくすることを求めたそう。でも、政府はそれを受け入れず、先生たちはこれまで半日のストライキと一日のストライキを起こしたらしい。そして今日は、1時間

          15時半に帰宅できる先生たちでもストライキ。

          「できない」と「やる気がない」は違う

          私は、みんなに比べて全然できない、、、。 やる気はあるのにできない、、、。 そんなふうに劣等感を感じて何かを諦めていくことは誰にでもある気がする。そのことについて今の働いている環境から思う静かな怒りをつらつらと書いていこうと思う。 私は今、南オーストラリア州アデレードにある公立のハイスクールにて、アートを使って日本語を教えている。 この生活も、あと残り1ヶ月となった。 13歳と14歳の日本語を勉強し始めたばかりの生徒76人を担当している。 彼らは週に3回、計210

          「できない」と「やる気がない」は違う

          ネイティブだから教え方がわからない。

          私は気づいたら日本語がペラペラだった。普通に暮らしているだけで、ひらがなもカタカナも漢字も習得した。 日本語であいさつはできるし、だれかのうわさ話も理解できる。怒っているのか悲しいのかも判断できる。 文字を書こうと思えばスラスラかけるし、佐賀弁と阿波弁と標準語を喋ることもできる。 でも、日本語を教えられない。だって、日本語を教わってはいないから。 どんな手順で身に付けたかどうかは覚えていないし、どうしてあいまいな表現ができるのかもわからない。ただ、目の前にある日本語が

          ネイティブだから教え方がわからない。

          オーストラリアの学校にて、授業を4回終えた感想。

          オーストラリアでは、いろんな国籍の生徒が混じっていることが多い。今、私が授業を行なっているのは、生徒数約1900人、公立のインターナショナルスクールで、日本語を専攻し始めた13才と14才の76人を担当している。彼らは今、ひらがなを全部覚えつつあるくらいのレベル感で、挨拶は日本語でできるようになった。 私は、彼らに日本のアート(ちぎり絵、書道、折り紙、歌)を使って日本語を教える立場にある。 今日で、授業を一人で任される(一緒に担当しているジョンは、机に座って自分の仕事をした

          オーストラリアの学校にて、授業を4回終えた感想。

          太ることにそこまで嫌悪感がなくなるオーストラリア生活

          朝はトースト2枚に卵2つと野菜。学校にいったら、休み時間にケーキふた切れ、ナッツ、チョコ、ドライフルーツ、フルーツバー、クッキーをほぼ毎日食べている。オフィスにおいてあるし、みんなが持ち寄ってくるんだもん。お昼ご飯は、野菜とハムとお肉を包んだラップ1つと足りなかったらチキンラーメンかご飯と味噌汁。家に帰ったら、カフェオレとナッツとドライフルーツ、晩御飯は野菜と肉。食後にアイスとアップルパイ。 これで運動もしてないから、本当にやばい。お腹が空く感覚を忘れるくらいずっと食べてる

          太ることにそこまで嫌悪感がなくなるオーストラリア生活

          南オーストラリア州トップの進学校で教えられた授業を成立させる方法。

          私は現在、南オーストラリア州トップの公立のハイスクールにて、アートを用いて76人の生徒に日本語を教える立場にある。 中高一貫校がオーストラリアでは当たり前で、こちらの学校の生徒数は約1900人、男女共学、インターナショナルスクールなので学校全体で76ヶ国のルーツが入り混じっている。先生の数も100人を超える。 しかし、1番の進学校であっても、日本の進学校の印象とはワケが違う。授業中はうるさいし、スマホは使うし、パソコンでyoutubeやゲームをしている生徒はしょっちゅうい

          南オーストラリア州トップの進学校で教えられた授業を成立させる方法。

          孤独感の心地がいいオーストラリア生活。

          なんだろう、この感じ。外国にいるのに本当に外国にいるのかよくわからない。でも圧倒的に、なんでも情報が入りすぎる、便利すぎる、居心地が良すぎる日本より心地がいい。 やることはシンプルだし、毎日の変化はほぼない。 多分、スマホやネットでいつでも日本について身近に感じられるから、日本と物理的に離れていても、心理的な距離感は日本にいる時と同じな気がする。 もちろんほとんど英語がわからないし、中学英語も喋れない自分がとても恥ずかしいし、情けない。でも、そこまで悔しくはならないし、自

          孤独感の心地がいいオーストラリア生活。

          オーストラリアの学校で起きた先生いじめ勃発事件

          学校で働き始めて早くも2週間が過ぎた。 とても、先生にとって心地のいい職場だなぁと思っていたら、決してそんなことはなかった。 オーストラリアの学校では、日本のように全ての先生が一緒にいる職員室のようなものは無い。 日本でいう中高一貫校がオーストラリアのスタンダードになっていて、職員室が無い代わりに私の学校では、言語担当、数学担当、英語担当、科学担当、アート担当、、、のようにオフィスが担当科目ごとに分かれている。生徒1900人に対して先生が100人以上という規模なので、先

          オーストラリアの学校で起きた先生いじめ勃発事件

          宿題未提出者は親の理由書を持参するのがオーストラリアの学校スタイル。

          先日、授業のアシスタントをしていると、生徒から手書きの文字が書かれた紙切れを渡された。そこには、宿題ができなかった理由と親のサインが書いてあった。 その時の授業の人数は25人で、宿題を提出したのは11人。そして、その理由書を提出したのは2人だった。 ちゃんと理由のある生徒とそうでない生徒が分かるようになっている。まぁ、詐欺ろうと思えば嘘は書けそうなんだけど。ただ、理由書の提出の有無よりも、私が伝えたいことは別にある。一つ目は、 なんらかの理由で宿題ができないことを説明で

          宿題未提出者は親の理由書を持参するのがオーストラリアの学校スタイル。

          先生が1日に10人欠勤するオーストラリアの学校。

          私は今、南オーストラリア州のアデレードにある公立のハイスクールで、13歳と14歳の76人にアートを用いて日本語を教える立場にある。 しかし、毎日が驚きの連続で脳内では消化しきれないので、このように文章にすることにした。 今から書く内容は、オーストラリアの学校についてだけど、これは決してオーストラリア全体の学校の当たり前ではないことは留意してほしい。 さて、本題。私のメンターでもあり、日本語の先生でもあるジョンは、日本人の私から見てもとても礼儀正しく、勝手ながら外国人のイメ

          先生が1日に10人欠勤するオーストラリアの学校。