デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】出エジプト記13:3 〜 10
3 モーセは民に言った。「奴隷の家であるエジプトから出て来たこの日を覚えていなさい。【主】が力強い御手で、あなたがたをそこから連れ出されたからである。種を入れたパンを食べてはならない。
4 アビブの月のこの日にあなたがたは出発する。
5 【主】があなたに与えるとあなたの先祖たちに誓われたカナン人、ヘテ人、エモリ人、ヒビ人、エブス人の地、乳と蜜の流れる地に、あなたを連れて行かれるとき、次の儀式をこの月に守りなさい。
6 七日間、あなたは種を入れないパンを食べなければならない。七日目は【主】への祭りである。
7 種を入れないパンを七日間、食べなければならない。あなたのところに種を入れたパンがあってはならない。あなたの領土のどこにおいても、あなたのところにパン種があってはならない。
8 その日、あなたは息子に説明して、『これは、私がエジプトから出て来たとき、【主】が私にしてくださったことのためなのだ』と言いなさい。
9 これをあなたの手の上のしるしとし、またあなたの額の上の記念としなさい。それは【主】のおしえがあなたの口にあるためであり、【主】が力強い御手で、あなたをエジプトから連れ出されたからである。
10 あなたはこのおきてを年々その定められた時に守りなさい。
《参考》
ttps://my.bible.com/ja/
種なしパンの祭り
*約束の地に入ってから
イスラエル人たちは、約束の地に入ってからも、過越の祭りと7日間の種入れぬパンの祭りを祝うように命じられた。
(1)「この日を覚えていなさい」
この日は、アビブ(ニサン)の月の15日、過越の食事を食した日で、エジプトを出た日のこと。
(2)カナンの地に入ってからも守るべき儀式として、種なしパンの祭りが7日間ある。
この祭りの期間、イスラエル人の周りにパン種があってはいけない。
(3)イスラエル人たちは、子どもたちに祭りの意味を教えるように命じられた。
(4)これを手の上のしるしとし、額の上の記念とするように命じられた。
「これをあなたの手の上のしるしとし、またあなたの額の上の記念としなさい。それは【主】のおしえがあなたの口にあるためであり、【主】が力強い御手で、あなたをエジプトから連れ出されたからである」
ユダヤ人たちは、この命令を理解し、神のことばを額と手に付けた。今でも正統派のユダヤ人たちは、額の上と左手の上に小さな黒い小箱をつけて祈る。
この小箱の中には、4つの聖書個所が書かれた小さな巻物が入っている。(申11:13 〜 22、6:4〜 9、出13:11 〜 16、13:1 〜 10 この順に記されている)
イエスは、パリサイ人に関してこう言われた。
「彼らのしていることはみな、人に見せるためです。経札の幅を広くしたり、衣のふさを長くしたりするのもそうです」
「経札」は、ヘブル語で「テフィリン」と呼ばれる黒い小箱を指している。
イエスは、この小箱を額と腕に付けることを反対されたのではなく、信仰深く見せるため、その幅を大きくしていることを問題視された。
人にどう思われるかよりも、神からの評価を重視する人こそ、主イエスの真の弟子。
★日々神のことばに親しみ、真実な心で、神にお従いしよう。
これこそ、神の教えを手の上にしるしとし、額の上の記念となる。
外面的な装いではなく、内面的な真実を持ち、神にお仕えしよう。
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