出エジプト記18:7 〜 12★2022/05/03掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】出エジプト記18:7 〜 12
7 モーセは、しゅうとを迎えに出て行き、身をかがめ、彼に口づけした。彼らは互いに安否を問い、天幕に入った。
8 モーセはしゅうとに、【主】がイスラエルのために、パロとエジプトとになさったすべてのこと、途中で彼らに降りかかったすべての困難、また【主】が彼らを救い出された次第を語った。
9 イテロは、【主】がイスラエルのためにしてくださったすべての良いこと、エジプトの手から救い出してくださったことを喜んだ。
10 イテロは言った。「【主】はほむべきかな。主はあなたがたをエジプトの手と、パロの手から救い出し、この民をエジプトの支配から救い出されました。
11 今こそ私は【主】があらゆる神々にまさって偉大であることを知りました。実に彼らがこの民に対して不遜であったということにおいても。」
12 モーセのしゅうとイテロは、全焼のいけにえと神へのいけにえを持って来たので、アロンは、モーセのしゅうととともに神の前で食事をするために、イスラエルのすべての長老たちといっしょにやって来た。
《参考》
イテロとモーセの会見(1)
*モーセが示す敬意
「モーセは、しゅうとを迎えに出て行き、身をかがめ、彼に口づけした。彼らは互いに安否を問い、天幕に入った」
(1)イテロは、モーセの義父でミデヤンの祭司。
モーセは、イテロに最大限の敬意を表した。
(2)モーセは、当時のこの地方の習慣に従い身をかがめ、義父におじぎした。「口づけした」とは、この地方の習慣で挨拶である。
「モーセはしゅうとに、【主】がイスラエルのために、パロとエジプトとになさったすべてのこと、途中で彼らに降りかかったすべての困難、また【主】が彼らを救い出された次第を語った」
▼モーセがイテロに報告した内容
①エジプトの偶像たちが裁かれたこと
②葦の海が分かれ、海を渡ったこと
③荒野でのすべての困難
④エジプトからの救出劇
【主】とは、契約の神。
*イテロの喜び
(1)モーセの報告を聞き、イテロはともに喜んだ。
ローマ12:15
「喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい」
これは、人間関係を豊かにする秘訣で、この命令を実行する人は、幸い。
(2)イテロの信仰告白。
「【主】はほむべきかな。主はあなたがたをエジプトの手と、パロの手から救い出し、この民をエジプトの支配から救い出されました」
「今こそ私は【主】があらゆる神々にまさって偉大であることを知りました。実に彼らがこの民に対して不遜であったということにおいても」
異邦人のイテロが【主】(ヤハウェ)を称えている。
イテロは、これまでにも【主】に関する知識を持ってはいたが、体験的に【主】を知った。モーセの存在が、イテロにとって喜びの源となった。
★神の祝福を家庭に届けるための管となれるように、祈ろう。
聖書の神を信じることは、一家の祝福につながる。
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