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【35】がんとの戦いは忙しいもの、ですって。

「がんとの戦いは忙しい!漢方の専門医に聞く、がん患者が日常で意識すべきこと」という記事を読みました。

なるほど!という点がいくつもあったので、メモしておきたいと思います。

患者さんには、がんとの戦いは結構忙しいものだとお伝えしています。規則正しい生活をして、栄養ある食事を摂って、血糖値を上げないようにして、運動して…と、やることがたくさんあります。

修琴堂大塚医院院長の渡辺賢治先生

→ はい、結構忙しいものだと実感してます。ま、わたしの場合、忙しいというか単にどたばたしてるだけ、という感じもしますけど。

血糖値を上げないようにする?それは初耳でした。というか自分の血糖値なり他の重要な値をちゃんと把握したいところ。

医者に抗がん剤を入れてもらうだけが治療ではなくて、患者さん自身が取り組まなければならないのです。患者さんができることはたくさんありますし、「やるべきこと、やれることがある」という事実によって、どんどん気持ちも上向いてくるものです。
次の抗がん剤までの3週間を鬱々と過ごすよりも、「自分の意思のもとで生活を整えていくこと」が大切です。

修琴堂大塚医院院長の渡辺賢治先生

→ 何をやるべき、やれるのか。それをしっかり具体的に整理したいところ。気分的には、太陽の光をたくさん浴びる、とかしたいなあ。晴れて欲しい。

漢方には「心身一如(しんしんいちにょ)」という言葉があり、これは心と体は一体であるという意味です。
心が弱ってくると体も弱ってくるのはもちろんですが、その逆もあります。体が元気になったり、体力がついてくると気持ちも明るくなり、それがまた体にも良い影響を及ぼすという、良い循環が生まれてきます。
ですから、手持ち無沙汰にしているよりは体調管理に忙しく活動している方が、心身両面に良いと言えます。

修琴堂大塚医院院長の渡辺賢治先生

→ とりあえず、呼吸法、ヨガ、できるだけ散歩をしよう。体力、筋力、気力、か。

ある程度がんと戦う力がある人には、「攻めの漢方」。(中略)免疫を高めてがん治療に良い影響をもたらすための処方をします。

食欲がなかったり、精神的にダメージを受けてしまっていたりと、がんと戦う力がまだない人は、「守りの漢方」でがんと戦える状態を作ります。
栄養状態を良くしたり、体を温めたりして心身の基盤を整えてから、だんだん攻めの漢方に切り替えていきます。

修琴堂大塚医院院長の渡辺賢治先生

→ すごくわかりやすい言葉。攻めと守り。わたしの場合、「守り」として、冷え性がひどいので、血流改善、血の量を増やす、が課題かな。それを実現するのに、食、運動、笑顔、呼吸で整えていく、みたいな。

患者さんには体温と体重と歩数の記録をつけていただきますが、その推移を見ればがんと戦う力がついているかどうかがだいたいわかります
治療中に体重を保つことはとても大切です。
化学療法中で倦怠感が強く、食欲や運動がままならず、体重や筋肉が落ちてしまうこともありますが、どうにか工夫して体重を落とさないように一緒に考えていきます。

修琴堂大塚医院院長の渡辺賢治先生

→ なんと!考えたことがなかった。体温と体重か。あと、血圧も測るようにしよう、そうしよう。ということで、今朝早速血圧計を注文しました。

主観的な記録だけでなく、データも記録していこう。



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