[理系による「ファッション」考察] 初夏のトラッドコーデ
トラッドはトラディショナルの略で、定番化した、な意味がファッション考察の文脈からは一番合うかな、と思います。
自身の嗜好としては、トラッドな服をどう着崩すか、が大きなテーマであり、この"着崩す"に関して文章に起こしてみようと思いますが、オチとしては、トラッドコーデは女性におススメです!、になります。
まずは、メンズからです。
まず、上ですが、ザ・ドラッド、なコーデで、
Shirt:Brooks Brothers
Shoes:G.H.bass
Bag:L.L.Bean
となっており、IVYド直球に見えますが、それを崩すために2つ意識しています。
一つはパンツです。一見、ポロ ラルフ ローレンに見えますが、そうすると全身がMade in USAになり、全体的なサイズ感が日本人の骨格とは合わなくなります。よって、そこはMade in Japanのパンツとすることで(district United Arrows)、全体的なバランスが日本人の骨格に合うように調整しています。
もう一つはベルトです。特に、明るめの茶色と分かりやすいゴールドの留め金を全体のアクセントにしており、全身Made in USAにした時に出る独特のリラックス感を少し軽減させてます。
次は、クレイジーパターンのシャツ(Black Fleece)です。これもパンツをMade in Japanとしてバランス感をコントロールしていますが、パンツ自体はデザイナーズものなので(kolor)、デザイン性が出るところを、スニーカーで中和し、着崩しを試みています。
とここまではいいとして、オチの、このコーデは女性におススメです!、に関してですが、
実は、女性がメンズトラッドなコーデをすると、とてもお洒落になります。しかも、上記のような難しいことを考える必要はなく、定番化した服をそのまま教科書通りに着るだけでよいです。理由は、女性が着る時点ですでに男性服の印象が強い"トラッド"自体を崩せているからです。
女性がトラッドなカッコをする、というのは恐らく下記のアニーホールが始まりかな、と思うのですが、ここ数年のFUDGE、CLUELをはじめとするファッション雑誌も同じようなコーデを提案をしており、女性は男性よりお洒落の幅が広くていいな~、と思う洋服狂男のつぶやきで終わろうと思います。
(上に載せたの写真は自身(と妻)の下のインスタにありますので、ご興味のある方は閲覧していただけると嬉しいです。)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?