6月7日「青い印をつけてあげるね」
それにしても、今日も今日とて「何にもなれない」という言葉にずっと頭を支配されていて、苦しいくらい、もう何でもない自分を認めてしまうしか方法はないのだとさえ思う。というか、何かになりたいと自分が思っているのかすらわからない。思っているような気もするし、思っていないような気もする。そもそも何かになるって何なんだって感じだし、それに価値があるとも思わない。ただもう一種の癖みたいだ。「私は何にもなれない」と、もはや言い聞かせているかのように、もしくは責めているかのように、そればかりを