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ファッションモデリスト/ Fashion Modéliste

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『誰もが人生を愉しむことができる』私たちが大切にしているメッセージです。 私たちはモデリストの育成を目的に、コレクション制作に取り組んでおります。次代のモノ創りは1枚生産が必要と…
運営しているクリエイター

#デザイン

私のペルソナはフランス人 / Fashion Creator vol.42

私のペルソナはフランス人 / Fashion Creator vol.42

私の分身のような
ペルソナ モデル

彼女の生き方を伝えたくて
私は、服のデザインします。

モデリストを志す若者へ
私が 最初に伝えていることは

あなた自身が 理想とする
パルソナモデルを描いてみは
どうですか・・・。

あなたの想像を膨らませて
生い立ちから人生観まで描きます。

すると・・・
まるで、命が宿ったように
モデルが 鮮明に見えてきます。

私は ペルソナを描くことで
コンセプト

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私がチャイナドレスを創り続けたわけ

私がチャイナドレスを創り続けたわけ

はじめての中国訪問は 26歳・・・
政府の派遣員としてチャンスをいただきました。

商社、小売、アパレル企業から6名にて上海へ
衣料製造業の現状分析という任務でしたが
商社の方が団長となり、盛り上げて下さいました。

私が一番若く、鞄持ちの存在でしたが
毎夜、皆様の武勇伝を聴かせていただきました。

この出会いが、私の人生を変える起点となり
5年後、上海に生産拠点をつくることができました。

当時

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マイノリティデザインと私の生き方

マイノリティデザインと私の生き方

私にとって、マイノリティとは
これから更に少数派となる
縫製業と向き合うことかもしれません。

私は服作りという、好きな道を歩んできましたが
量産からクチュールまで経験することができました。
ただ、天国から地獄まで 歩んできた気分です。

私の天国とは、納得できる服が仕上がり
お客さまと笑顔を共有できた時

地獄とは、バーゲン品の企画ですからと
安く早く仕上がる設計を依頼される・・・
工場に入荷す

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若者が服作りでメシが食えればいい、それが美しい地球につながる

若者が服作りでメシが食えればいい、それが美しい地球につながる

1980年 20代の頃、何を想ったのか
誰も 着ていない服を作りたいと
からだに 布を巻き付け
あ〜でもない、こ〜でもない
そうして、創造力が 膨らんだ気がします。

いま社会に必要なのは、情報を集めることより
自分で考え行動してみることです。
そこから、達成したいイメージが想像でき
新たな価値が、生まれてきます。

人を批判しても、何も変わりません。
大切なのは、心をウキウキさせる行動
私は心に

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ファッション産業に新たなジャンルを創る、私の挑戦 / Fashion Creator vol.9

ファッション産業に新たなジャンルを創る、私の挑戦 / Fashion Creator vol.9

服にも物語がある、そんな生き方がしたい

社会に対する 小さな抵抗かもしれませんが
MOTTAINAI 精神を、次代へ進化させたい。

私は 僧侶ではございませんが、足るを知る
それは ビジネスでも同様に思えます。

私は 消費社会が到来した時期に
ファッション産業を知ることになりました。

夢を抱き、やりたい放題、大量の服を作り
残れば処分する・・・

すべてが、計算されたビジネスに
違和感はな

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デジタルから 服をつくるという仕事

デジタルから 服をつくるという仕事

私の仕事は、お客さまの生き方に向き合い
お客さまらしさを想像することから始まります。

いろんな話をする中で・・・
今回は、お持ちの服をリメイクしましょう
そんな結果も、珍しくありません。

私が、大切にしていることは
お客さま自身が・・・
自分の生き方に、自信を持つことです。

私にとってファッションは・・・
自分の生き方を表現するモノですが

自分の原点に、回帰する場所かもしれません。

私が

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ファッション界を志す若者へ 私が伝えたいこと/ Fashion Creator note magazine vol.7

ファッション界を志す若者へ 私が伝えたいこと/ Fashion Creator note magazine vol.7

これからファッション界は、バーチャル、3Dモデリング
若者が、興味をそそる事にビジネスは流されます。

いまのビジネスは、効率に重点が置かれ
多くのプロセスは、自動化へ向かいます。

それでも若者は、すべてのプロセスを学び
自ら実践してみることが必要です。

それが 新しい種を見つける方法です。

企業のリーダーへ、問いたい・・・
若者は、未来に何を望むのでしょう

リーダーは、その答え示すべきで

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#このデザインが好き

#このデザインが好き

シンプルなワンピース
この1枚で、彼女らしさを表現する

シンプルなデザインを・・・
私は、いちばん大切にしています。

彼女の表情、肩、骨格、膝の位置
・・・ 性格に合った、シルエット
それを捉えるのが、私の仕事です。

私にとってファッションは
何だろうと、考える時があります。

無論、仕事は好きですが・・・
みんなが、自分らしい生き方を
見つけることが大切に思えます。

いまは、そんな気持ち

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次代へ伝えたい・ファッションと生地の知識  / Fashion Creator note magazine vol.5

次代へ伝えたい・ファッションと生地の知識 / Fashion Creator note magazine vol.5

いまの時代、無傷で生きることは
困難かもしれない・・・

そして、誰もが傷を背負い生きています。

そんな時代でも・・・
若者たちは、何度も立ち上がり
自分らしく生きようとしている。

そんな世の中を眺めていると
自分が、正いと想っている道に
・・・疑問を持つこともあります。

スピード感あるビジネスの変化に
・・・置き去りにされることもあります。

しかし 信念を持ち、自分を偽っていない
・・・

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ファッション衣料の原料と繊維/Fashion Creator note Magazine vol.4

ファッション衣料の原料と繊維/Fashion Creator note Magazine vol.4

<モデリスト コラム 2>
私の目指すモノ創りは、偏っていると思います。
一言で言えば、
お客さまの納得があり成立するモノ創りです。

昔のオーダーメイドの感覚と同じように
お客さまと繋がるモノ創りです。

それを次世代に伝えるには
いくつかの壁はありますが・・・
何より大切なのは、若者の創造力を高めることです。

ビジネスで、自然環境を残したいと言っても・・・
それで飯が食えるかと、返されます

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ファッションビジネスの構造 Ⅱ / Fashion Creator note Magazine vol.3

ファッションビジネスの構造 Ⅱ / Fashion Creator note Magazine vol.3

<モデリスト コラム1>
今回はファッションビジネス構造Ⅱとして前回に続き、川中から川下の区分と、アパレル商品を生産する業態ならびに生産形態について解説します。

現在ファッション産業は、EC事業を始め産業構造は大きく変化しております。私たちの業界でもSDGsは正いと理解しておりますが、組織の変わることの難しさを痛感しております。なぜ私が、ゼロから業界全体の流れを伝えたいのかと申しますと、私たちが

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ファッションビジネスの構造 / Fashion Creator note magazine vol.2

ファッションビジネスの構造 / Fashion Creator note magazine vol.2

はじめに
私が若者へ伝えたいことは、自分で考え行動する勇気です。ビジネス上で必要なことは独学で解決できます。要するに好きなことならば、とことん深く掘り下げ考えることができます。実践しながら育まれる創造力が、次世代は鍵になります。
そしてもう一つ大切なことは、常に行動する目的を明確にすることです。服創りで例えますと、作業効率を重視する大量生産の企画、素材特性を活かした製品企画、デザイナー思想を表現す

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ファッションモデリスト / Fashion Modéliste magazine 1

ファッションモデリスト / Fashion Modéliste magazine 1

はじめまして、水谷勝範と申します。
若い頃から、服作りを仕事にしております。

note マガジンは、モデリストを志す方へ
何か、お役に立てればとスタートします。

デザイナー、モデリストを志す方・・・
自宅をアトリエにモノ作りをする方へ
私の経験と新たに創造を配信しますが
ご遠慮なく質問していただけれ幸いです。

最初に配信する基礎知識は
きっと 眠くなると思います。
しかし、知っていただくこと

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