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世界に花を振りまいて

大谷翔平さんの素晴らしいニュースを目にして胸が幸せいっぱい。


熱烈なファンとはいかなくてもね。しょうがないあの子は。好きになるしかない。
以前球団職員にとんでもない額のボーナスをぜんぶプレゼントしちゃったニュースもすごかったが、今度は病気の男の子に粋過ぎるプレゼント。心臓病の男の子、逆に大丈夫だったの君の心臓?あの驚いた輝く笑顔❗️胸を打たれた。特等席で観戦できる上始球式で投げさせてあげちゃう、しかもキャッチャーが大谷翔平その人だなんて‼️


子どもの頃に読んだマンガそのまま。難病の子にホームランをプレゼントする的な。だがそれどころじゃない。奇跡とはこういうことだもの。


人を笑顔にすることについて先日書いた。好きなお笑い芸人の方々の偉大さについて。恐しくて不安になるだけのニュースなんかより、人一人笑顔にするほうがどれほど大事かと。大谷くんも職種は違えど同じことをしていると。


いつも不機嫌な人もいる。いつも不安で悩んでてブルー。なんとかハラをやりがちな人たちね。すーぐ怒るの。傷つけ【られた】とすぐに感じて悲しくて怒っちゃうのね。泣いてるの。
私の周りにもいたし私自身もそうした哀しい人物だった。会いたくもないような人の一人。


でも、数十年続けたそんな気分を満期にして折り返し。
もうこわいもんないからいつも笑ってる。
私は私と仲直りしたから。神さまとも仲直りできたように。


かつては基本不機嫌だったT兄。私があはは😆♪と笑ってるといつも
「おまえはのんきでいいな」とイヤミを言った。
どんなに黙りこくってムッとしてようがシカトしようが怒った態度を取ろうが、すぐ私は箸が転がった程度のことであははは🤣(←笑いの沸点低すぎ)と笑い出すのに彼もさすがに根負けが始まったらしい。
最近、よく笑う。
おかしなことも言うし、行動の端々にぬくもりが宿り始めた。
少しずつ、血が通い温まってくるように。


私が特に何をしたというより、彼の時期もあるだろう。
ただ見ず知らずの人や初めて会う近所の人にも店の人にも配達の人にもしてきたようにしてるだけ。


アスファルトの隙間に群れて咲いている可愛い花を一輪、摘んでたら通りがかったご婦人にそれは何?と話しかけられた。
「昼咲月見草ですよ😊」
「へえ。そんな名前なの?可愛いね、私ももらっていこうっと😊」
こんな感じ。
もと掃除屋だから周辺のゴミは習慣で拾っちゃう。募金箱があれば小銭を入れる。私らは食べていかれてるのだから別に問題ない。高額な寄付は無理でも。
何より、そうしたことを一番したいのは身近なひと、今の私には夫であるT兄なのだから優先的にそうする。それはおかしいことじゃない、とやっと気づかせてくれたひとなのだ。双方、いつ失われるか分からない命であるのも毎朝想う。病気でなくても命はいずれ必ず終わるんだから今日を最高にしとかないとね。


これが妙な自己犠牲精神や自分は我慢してみたいな「こっちはどうでもいいから他の人を」という偽善(今の私にとっては)をやってると必ず、のちのち大爆発してきた。そしてお決まりのセリフ。
「私がこんなにしてる【のに】あなたは!」
ね?世界最悪の【のに祭り】。全部人のせいだよ。自分が人に愛を物乞いしたいからって自分で勝手にやって思い通りにもらえなかったから勝手に腹立てるって、なんと愚かだったか。


だから笑う。家事もダンスもピアノも笑顔も優しい言葉をかけるのも生け花も笑わせるのも絵も、私にとっては「あなたを好きよ」を表現しやすい方法の枝葉、手段というだけ。
そしてそれに裏はつけない。その誓いにも無理がないよう自分で内面を設計した。自分をちゃんと愛するように。



だから、へへっと贅沢気分をまいにち、すこし。
安いお酒にたばこに、香水、年一度バースデーセールで買うPJのランジェリー。


他に自分で自分を笑わせる方法などゴマンとある。ずっとこのnoteに綴ってきたこと。基本公開個人日記だからイイネ👍も別にいらない。のんきにしてる。
うわあ〜超美味しいの出来たあ!とかめちゃ可愛い生き物いたあ!とかあれオモロかったあ!とか。
私の綴ってる内容は、前住んでたアパートの隣の幼児が宝物の、手のひらいっぱいのダンゴムシをこっそり見せてくれてニコッと笑ってきたそれとだいたい一緒です。


大谷くんは大谷くんのいるフィールドから世界に花を振りまいて、私は私のいる所で世界に花を振りまいて。


その花の種類や量がどうであれ、たぶん天だの神だのは両者を区別しない。
そのことがとても分かりよく、うつくしく書かれた物語がある。
とても大事にしていて、今もこれを読むと泣いてしまう。
児童図書館などにはあるかもしれない。初出版は1925年だという。

ファージョンの本だけはすべて持って宝物。多くはないけれど。11歳からずっと読み続けている。


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