南条 イオ

53歳爽快屋。 のんきに優雅にげんきよく。旧ハンドル・水宮 水音(みずみや みずね)は…

南条 イオ

53歳爽快屋。 のんきに優雅にげんきよく。旧ハンドル・水宮 水音(みずみや みずね)は俳号としてとどめます。

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  • 精神疾患伝説

    精神障害2級(双極性障害、ほか依存症。色々の玉手箱)の 戦ったこと、戦わないこと。苦しみはポイ🌈

  • ロマンス

    恋のお話。

  • 短編ファンタジー

    短いおはなし。実話と交じり合っています。

  • 快談水宮チャンネル

    実体験、実話怪談集。不思議なおはなし。 水宮 水音は旧ハンドル。

  • リストランテ水宮

    作ったお料理、いろいろ。水宮は旧ハンドルです。

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In and out (トカゲシリーズ 1)

赤いビーズの首飾りがふと、棚から落ちた。 キラリ。 そこから現れた男を知っていた。初めて現れたのは8歳の時だ。私は驚いて眉を吊り上げた。 「トカゲ❗️」 男は笑いながら、斜に被ったベースボールキャップを脱いだ。 「んだよごアイサツだなー」 彼は私のつくり出したものかもしれない。でも、そうならば、幼くして知る由もないことを私が知っていたことの説明をつけることは難しくなる。 彼は私の中のアニムスであり、同時に教育係でもあった。そんなとこだ。 「まあ、なんか飲ませろよ。タバコある

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      中秋の月花

      • ロプノール日記 スピリチュアルって何ですか?

        9/13 一昨日Amazonで買ったバレエシューズが届いた。千円弱。 スリッパとして。より動きやすくフィット性に優れより丈夫じゃないか?と考えて。しかも安価だったので。 これがバッチリ。想像以上。体の動きも倍良くなり柔らかくなる。つい動きすぎてしまうほど。しかも踊りやすい。そりゃそうだろう。 9/14 町の「肉祭り」なるものに行く。 中央公園の一角に何台かのキッチンカーと数軒の屋台があるのみのこじんまりしたもの。牛カルビと豚バラ串、フランクフルト、冷凍ハンバーグを買い、近く

        • おこりんぼ

          白雪姫に出てくる七人の小人。その中に「おこりんぼ」というのがいた。 真ん中の赤い帽子。 すぐに腹を立て、いつもプンスカ。身近にこんな人いるなあ、と感じた人もいることだろう。 私の亡父もそうだった。 夫・T兄もそういうタイプ。 かつてはそういう人たちにおびえて接していた。が、どんな相手もすべて自分の感情を投影してくれてるだけと気がつくと、まったく怖くなくなった。 自分だけは正しい、なんてことこそが、この世で一番あり得ない。 水に浮かぶコルクを沈ませてやろうと力まかせに叩けば

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        In and out (トカゲシリーズ 1)

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          リストランテ水宮 本日のランチ

          リストランテ水宮 本日のランチ

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          クリーニング・ハート2

          ↑第一弾。基本。 ドラゴンフォースかけながら掃除すると手の動きが目に見えないほどの速弾きになりタイム爆上がり。いつもまとわりついてねこム(見守る?)する小次郎🐈も大興奮。瞳孔開いて目がまっ黒。 今日はなんというか、ハートの位置がピタリと元に戻った感覚があった。 なんでかふとこれ↓を聴いて。懐かしいけど。 まこと作業は面白き。♪ハイホーハイホー仕事がすき❤️ 今日の午前中はいつものゴミ出し・片付け・洗濯・床拭きに加え、 ⭐︎小次郎が乗るので壊れかけてる私の衣料シェルフの

          クリーニング・ハート2

          ロプノール日記 風のにおいが変わった(追加あり🐜)

          ロプノール日記 風のにおいが変わった(追加あり🐜)

          快談水宮チャンネル17 スクナヒコナ

          ↑ずいぶん前に書いた怪談(そのうち「快談」と呼ぶように)。この中の7番目の体験談。蒸し暑い短夜に見たものである。 当時暮らしていたアパートでのこと。 夜半、お向かいの生垣の中でずっと強く輝き続けるちいさな、謎のものがあった。 それは美しく色を変えながら夜明け近くまで発光し続けた。 夜空は晴れ。お向かいさんが水を撒くのは朝だから水滴ではない。ごみでもない。 翌朝、消えていった。 眠れなくてずっと (何かしらあれは…)と窓辺のベッドに寝転んで眺めていたのだ。 年月を経て。 さ

          快談水宮チャンネル17 スクナヒコナ

          ロプノール日記 長月

          小次郎の猫行燈(あんどん)直らず。ションベンシャワーも。でもげんきだし良い。皆さまおげんきですか。 先週末はT兄の親友、というか家族なの?彼の彼氏なの?くらいの仲良しS兄さん一族と大遊び。平塚のS兄さんの行きつけのちょっと素敵なバー風スナックに、台風でみんな死ぬんだろ?みたいな夜に集まってパーティー。 S兄さんの従姉妹M子さん夫婦と、T兄と私夫婦のお馴染みの面々。 T兄は小田原からやってくるという(水没してんだろが?S兄大陸水没してるよね?)M子さんにLINEして 「テキ

          ロプノール日記 長月

          イオの讃歌

          おはようござんすCome stanno tutti?お元気みなさん? 1週間前の満月の夜、近所の竜宮城じゃなかった女だらけの居酒屋の帰りに顔面スライディングしたケガに合わせて買った安い眼帯↑。 でももう治ってきちゃって。来週には傷も消えるなー。 眼帯の意味はあった。付ければやはりラク。T兄にもウケた。 しかも今週末T兄と私、T兄の親友S兄さんとその従姉妹夫婦(例の爆笑一族)と飲むのだがその際トーゼン付けていくじゃん? 既にオフラインに落とした例のテーマ。店内に入場する際かけ

          ロプノール日記 夏は、夜?

          と清少納言的には言いたいでしょうね。 この満月の夜に越してきて初めて近所に一人飲みに行った。 普通の赤提灯。店は田んぼの前にポツンとある。以前昼に見かけてそのうち暖簾を潜ってみようと思っていた。なんとなく、満月の夜だしなあと自転車(エマ号)で訪うと、店の前で小学生の女の子たちがママさんたちに付き添われて花火をしていた。 黒い田、夜道に幼い女の子たちと若い母たちの姿と花火の光はなんとも夢幻的で、吸い込まれるように入店するとその娘たちもみんな入ってきた。それまでみんなで店内で

          ロプノール日記 夏は、夜?

          コンテスト出すと

          コンテスト出すと

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          秋の扉絵ほか

          秋の扉絵ほか

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          のんきに優雅にげんきよく

          自己紹介にある私のモットー。思いついたのは数年前。  ただ、日ごろ実践できているのか?と問われれば、数年経ってやっと最近そうなれた感じ。 ある知っていた人の在り方がまさにそれだった。二人いる。一人は安否不明、一人は亡くなられた。 ただその笑顔は心の中で永遠に散らない花として咲き続けた。 どんな時もあわてず、ふんわり笑って、おだやかな豹のように動いた。そしていかなる人でも自然に思いやった。えらぶったりへりくだったりもしない。いつも楽しげ。いつも優しい。 それを私なりに表現

          のんきに優雅にげんきよく

          ロプノール日記 ホテル猫山・リストランテ水宮の休日

          ボンジョルノオイーッス。 明日は珍しくお休みが取れるというのでこよいはT兄と夫婦水入らずのデート。ということで晩ごひんを作らなくてよくなり… じゃ、今日はブランチ(一通り家事を終わらせると大体午前8時〜10時。始動は日によるが大体朝4時くらいから。全然好きなので休まないが流石に食べないで続けてるとおなかすいちゃって←合間につい踊ったりするからだよ馬鹿)、好きにしよう。 今日は特に♪ 今夜はドキドキデート❤️ ああ着るものがない。 ハダカじゃダメですか。 ダメですね。 ユニ

          ロプノール日記 ホテル猫山・リストランテ水宮の休日

          まなつのまひるのまんなかの

          とりあえず暑中お見舞いドーン。 動く。 頭が何か考えそうになるとふるい落として動く。 途端に歓びに満たされる。力は途切れない。 今日の気分は勇猛果敢な感じから。 小次郎は朝ごひんのあと遊びたくて飛びかかってくるのだが加減が分からずすねや腕にガブっと噛み付く。 最近スルッとよけられるようになった。 よけては家事をしながらジャラシで遊んでやる。 考えてたらダメ。 座っていると滞り易い。つい冷房の下でずっと憩っていたくなるがほどほどで立つ。水を飲みお塩をぺろりとなめる。 す

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