水宮 水音(みずみや みずね)

53歳爽快屋。 のんきに優雅にげんきよく。

水宮 水音(みずみや みずね)

53歳爽快屋。 のんきに優雅にげんきよく。

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記事一覧

固定された記事

一日の人生

感謝すべきことがある。 私が子を持たずに済んだこと、親が死んでくれたこと、愛するひとに出逢えたこと、沢山の過ちを犯したこと、それでも赦してくれる人々がいてくれる…

世界に花を振りまいて

大谷翔平さんの素晴らしいニュースを目にして胸が幸せいっぱい。 熱烈なファンとはいかなくてもね。しょうがないあの子は。好きになるしかない。 以前球団職員にとんでも…

下ネタねぎをねぎだくで

ああ。 思いっきり下ネタを話したい。 8時間くらいブッ通しで喋りたい。 と、言ったら驚くか。驚かないね水宮なんだもの。 若い頃から下ネタ好きだ。 が女性の下ネタ話は…

夜明け前のサンドウィッチ(レシピつき詩)

今日がこのいのちの終わりなら なすべきことはおのずとわかる そんなふうにいつも 掃除して 料理する おおげさでなく ただの習慣   深夜に目覚めて おべんとうを作る い…

快談水宮チャンネル 14

お気づきでしょうがこのシリーズ、怖い怪談じゃなくて快談です。今日もカッ飛ばせ水宮。 ①思った通りになっとります 30年来の友人、N子さんは昔から「引きの強い」人だ…

ロプノール日記 レインメイカー

①今さらTVに恋してる 知っての通りビンボな私はyoutube premium以外一切の有料サブスクがなく、TVにはなんだかだでお世話になる。最近のお気には千鳥。特に大悟。 先日は…

ロプノール日記/痛風 THE BELL TOLLS

原題は『For Whom〜』(『誰が為に鐘は鳴る』)だが細かいことを気にしてたら大きくなれませんよ? ↓ヘミングウェイの小説はごめん読んでない。 夫T兄が出所後あれよあ…

ロプノール日記 皐月の鯉の吹き流し

若鳶を山藤煙る目で送り 竹の秋若き山端に黄金いろ 日の本の誉れもかくや駿河富士 蝶々のやたら現わる法事の日 小さき子の聖なるおしゃべり山笑ふ ってことで実はGW初日の…

アル中が気にせず酒を飲んでいる話

黄金週間の、酒のつまみになりますかねこの話。 アルコール依存症。 ギャンブル、タバコ、薬物、買い物、摂食障害、ダイエット、万引き、スポーツに仕事、甘い物… 並いる…

ロプノール日記/アートde Beauty

先日カットモデルしてくれた男の子が伝授してくれた超うまいデイリーヘアスタイリング。 ブラシ使わない。根本から髪をひと束ずつきゅっと握って温風を当てながらきゅう〜…

泡の花

泡みたい。満開の桜って。 ヒトでなくてもいい気はしてた。何年も前から、自分が。そして関わるヒトたちも。 花々と違わない。 神々と違わない。 笑う子どもと笑う年寄り…

さくらさくら

と浮かれ、春の季語の花といえば通常桜を指す。そんなJAPANの春。 しかし北海道が舞台のマンガ『動物のお医者さん』では、春が来ると桜もチューリップもライラック(リラ)…

タオのプーさん

30年ほど前のこと。 私は派遣事務の職に就いた。ささやかながら歓送迎会のようなものがあり、私の隣にはそこで一番若手の男性社員が座った。私より確か一つ年下、つまり…

カット・トーク・リヴァイヴ 後編+俳句

カットしてくれた美容院のかまだ君が仕上げの際、この後どちらか出かけられます? と訊いた。 ご満悦の私は、今日は家で事務仕事に集中したいらしいT兄の勧めに甘えるつも…

カット・トーク・リヴァイヴ

ボンジョルノ。今日もタイパ無視の水宮です。おげんきですか。 昨夜は茅ヶ崎にてカットモデルしてきました。こちら☟ 初の所だったがスタッフのかまだれいし君、とんでも…

雨の日のTVと動画、そして偉大なるおじさん達の物語

雨ときどきTVウォッチャー。 大きい話は小声で言え。 大好きな歯に衣着せぬスキャンダルゼロ系ベテランタレントさんたちの巧みなトーク回し。番組の巧みな編集。見ていて…

固定された記事

一日の人生

感謝すべきことがある。 私が子を持たずに済んだこと、親が死んでくれたこと、愛するひとに出逢えたこと、沢山の過ちを犯したこと、それでも赦してくれる人々がいてくれると知ったこと。 自然のふしぎさ。小さな虫でさえ助けてくれたこと。美しいものは絶えないこと。 人間が一番しょうもなくて、そしてちゃんと老いて死んでゆける安らぎ。 一日の始まりに笑う。 そして赤子のように大泣きする。 なにものかが、私をいつの間にか、眠らせる。薬はもうほとんど飲んでないのに。 目覚め、立ち上がり、今さっ

世界に花を振りまいて

大谷翔平さんの素晴らしいニュースを目にして胸が幸せいっぱい。 熱烈なファンとはいかなくてもね。しょうがないあの子は。好きになるしかない。 以前球団職員にとんでもない額のボーナスをぜんぶプレゼントしちゃったニュースもすごかったが、今度は病気の男の子に粋過ぎるプレゼント。心臓病の男の子、逆に大丈夫だったの君の心臓?あの驚いた輝く笑顔❗️胸を打たれた。特等席で観戦できる上始球式で投げさせてあげちゃう、しかもキャッチャーが大谷翔平その人だなんて‼️ 子どもの頃に読んだマンガそのま

下ネタねぎをねぎだくで

ああ。 思いっきり下ネタを話したい。 8時間くらいブッ通しで喋りたい。 と、言ったら驚くか。驚かないね水宮なんだもの。 若い頃から下ネタ好きだ。 が女性の下ネタ話はかなりえげつないというかあからさまなパターンが多かった気がする。 私も昔は叱られた。 オブラートにくるみつつ時々「あっポロッと出ちゃった」ぐらいがその手のものでは最も面白い。 『上質な下ネタをふんだんに』。 言ってること一見上品だが下品です。よろしいか。 例えばいかにも品のないタイプがあからさまなことを言えばつ

夜明け前のサンドウィッチ(レシピつき詩)

今日がこのいのちの終わりなら なすべきことはおのずとわかる そんなふうにいつも 掃除して 料理する おおげさでなく ただの習慣   深夜に目覚めて おべんとうを作る いつもはおむすび でも今日は サンドウィッチにしよう なんの? 悩まないし 考えない 私が今日食べたいやつを すきなひとにも作るだけ オムレツとベーコンとチーズ、 ツナの2種類 今日の気分はこれしかない ガムランをうすくかける 黎明に一番似合う 静かな舞踊のように 手足が動き始める ツナ缶は油分を切る

快談水宮チャンネル 14

お気づきでしょうがこのシリーズ、怖い怪談じゃなくて快談です。今日もカッ飛ばせ水宮。 ①思った通りになっとります 30年来の友人、N子さんは昔から「引きの強い」人だった。 坂田靖子さん描くマーガレット奥さんのように可憐で無邪気で活発な彼女。一緒に出かけると、百発百中で素晴らしいハプニングに遭遇する。 秋の花の話をしながら歩けばふと甘い香り。 「あら?いい香りね…何かしらこれ?」 「これ、銀木犀ですね」 「ええ?金じゃなくて銀もあるの?」 「ええ、えーとね花の形はそっくりなん

ロプノール日記 レインメイカー

①今さらTVに恋してる 知っての通りビンボな私はyoutube premium以外一切の有料サブスクがなく、TVにはなんだかだでお世話になる。最近のお気には千鳥。特に大悟。 先日はポストタモリ倶楽部との呼び声も聞かれる 「バカリヅカ」をじっくり視ていた。 だってえ。 東京03の飯塚さん大好きだもん(T兄を逮捕してくれた刑事チームにいて折に触れ私を見舞ってくれた刑事さんが雰囲気そっくりなもんでうちら夫婦の間ではいまだ「東京03刑事」と呼ばれてる)。 日本コント界きっての大御所

ロプノール日記/痛風 THE BELL TOLLS

原題は『For Whom〜』(『誰が為に鐘は鳴る』)だが細かいことを気にしてたら大きくなれませんよ? ↓ヘミングウェイの小説はごめん読んでない。 夫T兄が出所後あれよあれよという間に痛風になってしまい小首をかしげる水宮。 彼の10倍以上、幼少から飲み続けてる私がビクともしないのに何故たかだか数ヶ月でそんなことに?(詳しくは過去記事で) しかしその痛みは相当しんどかった模様。始め、仕事先でぶつけてもいないのにひどいねんざをしたのだと思い込み、靴も履けずびっこで整形外科に行っ

ロプノール日記 皐月の鯉の吹き流し

若鳶を山藤煙る目で送り 竹の秋若き山端に黄金いろ 日の本の誉れもかくや駿河富士 蝶々のやたら現わる法事の日 小さき子の聖なるおしゃべり山笑ふ ってことで実はGW初日の4月末、T兄のおとうさまの13回忌。二人して箱根山を越え静岡まで旅してきたのだった。その道々の風景を詠んだ。 すごいなあと思うのは、最高齢で米寿となるおかあ様始め一族の結束が強いこと。 T兄は以前から刑務所に出たり入ったりを繰り返してきたことを恥じて自ら距離を取っていたが、ご長姉の 「もういいから。法事来なさ

アル中が気にせず酒を飲んでいる話

黄金週間の、酒のつまみになりますかねこの話。 アルコール依存症。 ギャンブル、タバコ、薬物、買い物、摂食障害、ダイエット、万引き、スポーツに仕事、甘い物… 並いる依存症の中でもやはり酒は押しも押されもせぬアディクションの王者だと思う。 私はかつて摂食障害と異性関係依存とともに、重度のアルコール依存を持っていた。 それが精神疾患(躁うつとボーダーライン)と相まってそらもうえらい騒ぎだったさ。まともな人生歩めてきたワケありんせんね。 ことにお酒はもう毎日飲む水と同じ。量も無

ロプノール日記/アートde Beauty

先日カットモデルしてくれた男の子が伝授してくれた超うまいデイリーヘアスタイリング。 ブラシ使わない。根本から髪をひと束ずつきゅっと握って温風を当てながらきゅう〜と最後まで握って、髪のくせに合わせてくるんと形作るだけ。 カンタンに言えば 「アタチ粘土であそんでるの」 ぐらい。 文字通りゆびで髪を『好きに形造る』のだ。 これがびっくりするほど毎日キマる。寝ぐせすらなんかいい感じなのは〈茅ヶ崎inc〉の美容師・かまだれいし君のウデの賜物として。 彼と話していて、かなりアーティ

泡の花

泡みたい。満開の桜って。 ヒトでなくてもいい気はしてた。何年も前から、自分が。そして関わるヒトたちも。 花々と違わない。 神々と違わない。 笑う子どもと笑う年寄りは違わない。 笑う若人と笑う中年も違わない。 異国もこの国も違わないし他の生物ともなんならモノとも違わない。 「一番」なんて言葉はね、子どもたち。 呪いでしかない。 ぽうっとなって花に惹かれてゆく。 好きよ。 胸に湧き上がる想いに鳥だの虫だの送電線だのが呼応する。 好きよ。 どうして私、こんな姿。 おかしくない

さくらさくら

と浮かれ、春の季語の花といえば通常桜を指す。そんなJAPANの春。 しかし北海道が舞台のマンガ『動物のお医者さん』では、春が来ると桜もチューリップもライラック(リラ)もいっせいに咲き出すかの北国での花見はとくに桜でなくてもべつに良いとあった。 もちろんそれが100パー道民の意見と限らないとしても、春の、ひいては国の精神性の象徴として日本では桜。バリ島ならフランジパニ(プルメリアのこと)などかもしれない。北欧ではエーデルワイスかもしれない。 先日。次の日は雨の予報、晴れた1日

タオのプーさん

30年ほど前のこと。 私は派遣事務の職に就いた。ささやかながら歓送迎会のようなものがあり、私の隣にはそこで一番若手の男性社員が座った。私より確か一つ年下、つまりほとんど新卒の青年で、今で言えばイケメンのインテリ。その彼が私に向かって笑って言った。 「水宮さんはプラトンとか、読んだことないですよねえ」 高卒の私を明らかに蔑んだ物言いだった。はあ、無学でしてと笑いながら内心 「あとで吠え面かくなよ小僧」 とは、思った。 散会後すぐ近くの大型書店にすっ飛んで行き、哲学書のコーナ

カット・トーク・リヴァイヴ 後編+俳句

カットしてくれた美容院のかまだ君が仕上げの際、この後どちらか出かけられます? と訊いた。 ご満悦の私は、今日は家で事務仕事に集中したいらしいT兄の勧めに甘えるつもりもあってちょっと一杯ひっかけて帰る気満々だった。 「ハイボールでも飲んで帰ろうかなって。だから軽く崩し気味にキメてくれたら」 なんて答えた。リクエストはパーフェクトに通った。 ふらふら。しかしなんだ、サザン通りってのは。しかも気安い顔した一杯飲み屋はどこも禁煙。あーもう。 しかし喉の渇きにも堪えきれなくなってつい

カット・トーク・リヴァイヴ

ボンジョルノ。今日もタイパ無視の水宮です。おげんきですか。 昨夜は茅ヶ崎にてカットモデルしてきました。こちら☟ 初の所だったがスタッフのかまだれいし君、とんでもない技術です。 まだアシスタントで、と恐縮されてたが自分史上では、佐々木朗希の完全試合観た時並みの衝撃。あんな若い子が!的な。いや別に野球そんなではないんだけど例え易いから。 その昔カリスマ美容師がキラ星の如く現れた表参道の美容院にかかったこともあったがそれを軽く上回る(もちろんお値段表はそれをはるかに下回る)。

雨の日のTVと動画、そして偉大なるおじさん達の物語

雨ときどきTVウォッチャー。 大きい話は小声で言え。 大好きな歯に衣着せぬスキャンダルゼロ系ベテランタレントさんたちの巧みなトーク回し。番組の巧みな編集。見ていて思う流れはそこ。 大きい話は小声で言え。 たとえば宇宙人・UFO・霊のオカルト系はコロナ中(コロ中と書くと少し可愛い中学校のよう)の巣篭もり期にかなりブームになり根付いた感はある。人によっては「そんなの当たり前にいますよ」というくらいの認識。 ただそれを街頭で訊かれてまんま答えれば妙な効果音と共に「あ、アレな人」