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詩のようなもの イラスト 雑記

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  • 【Water note】詩関連〜

    主に詩のようなものをまとめています。

  • 【Palace note】イラスト関連〜

    主にイラスト関連をまとめていきます。

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    主に日記、雑記等をまとめています。

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【詩のようなもの6編】ビル群と車窓

【ビル群と車窓】等間隔の灯火 夜の電車の車窓を通り過ぎる ひたむきさを反るような くたびれたスーツ姿 靴から足を脱いで換気 ビル群が遠くに行くほどに 何処か安らぐ精神 車窓と同等のスピードで変わる心 遠く遠く素早く素早く 若返りするにはどうしたらいい 革命起こすにはどうしたらいい 甘い言葉と説得力ある言葉に 身を持ってかれそうな立ち位置 車窓が見える間の思考放棄 ビル群が過ぎる間の安心安全 タイムリーな話より昔話をしたい でもそれをしてる横の人を見て やっぱ

    • 【詩のようなもの】 根底の部分 【過去詩】

      【根底の部分】だらだら映画を見ていた その時間に意味はないけど ないと何かが弾けそうだった お風呂に入らなきゃ 仕事の本を読まなきゃ なんとなく楽観視しながら 甘いもの食べてネットショッピング 着てる服は重く感じて裸になってみる ログインしてたアプリは消去してみる 根底の部分には気づいているけど ベットに潜り込んで過眠 誰にも言えない  言いたくないこの時間 気づけば丸一日何もしないで過ぎる休日 最後まで読んでくれてありがとうございました。 過去の詩のようなものから

      • 欲しい本がありすぎ問題。 数日おきに買いたいリストに新しい本を追加しても、全然買えてない。 物価高〜(~_~;)

        • 【詩のようなもの6編】 それはそれとして

          【それはそれとして】握手交わして悪手を重ねて かく汗は冷や汗の連続 だけどそれはそれとして 今はそっとしておいて どうしようもない捻くれ者の 最初で最後の足掻き だけどそれはそれとして ノートの端にそっと留める小さな落書き 直射日光はキツすぎるから 窓越しの光を浴びて 特別じゃないと言い聞かせて 天邪鬼な一挙手一投足は続く 【シュールレアリズム】積み重ねられたコイン 鏡と鏡の狭間 破られた世界 黄色い星に向かう空中散歩 人のような煙に囲まれて 心に付けるシュールレアリ

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        【詩のようなもの6編】ビル群と車窓

        • 【詩のようなもの】 根底の部分 【過去詩】

        • 欲しい本がありすぎ問題。 数日おきに買いたいリストに新しい本を追加しても、全然買えてない。 物価高〜(~_~;)

        • 【詩のようなもの6編】 それはそれとして

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        • 【Water note】詩関連〜
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        • 【Palace note】イラスト関連〜
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        • 【Blue note】日記関連〜
          7本

        記事

          【詩のようなもの6編】 楔歌

          【楔歌】楔歌 時に瞬く 恋の行方 理非を問わず 許しを請わず 楔歌 累日軋む 風の行方 情けを果たせず 灯を点せず 【傲慢と五万】半端な親切心が生む傲慢 空虚な心付けの末に残金五万 何心地なのか迷走中 寝言を拾い集めては研究中 今日の生活 点数つけるなら五点 連日連夜スッキリ出来ず 時代を渡る通行料は値上がる一方 紙風船のような男心は浮遊 傲慢で半端な親切心は 茂みを掻き分けて 残金五万で心機一転 開き直ってまた明日 【解凍と忘却】過ぎた自己批判の末に 子供の頃

          【詩のようなもの6編】 楔歌

          【詩のようなもの】 向き合い剥き合い 【過去詩】

          【向き合い剥き合い】何かが終わった そして始まった 燃え尽き症候群のようなもの 成長期終えて怖いものが増えた 向き合わなければ後悔するもの 心の中に空いた円弧が化けて出た 忘れたものを取り返すために 効かない外用薬で応急処置しながら 果実の皮を剥くように相対する虚ろ 彷徨うように向き合い 理解するように剥き合い 何かが終わった そして始まった 燃え尽き症候群のようなもの 最後まで読んでくれてありがとうございました。 過去の詩のようなものから再掲した作品です。 気が向

          【詩のようなもの】 向き合い剥き合い 【過去詩】

          【詩のようなもの】 ゾンビの宴  【過去詩】

          【ゾンビの宴】枯れた桜の木の下 遠い未来のゾンビたち 機会を伺い準備中 誰の為だったか 生きていた頃の記憶はもう遠く 残留する怨念をエネルギーにして 生きる屍たちの味方になる 必要とされたいけど 奴隷にされたいわけじゃないから 寒い夜を 寂しい夜を 互いの呻き声で作るゾンビたちの宴 四季折々 還らない夜 対岸の火事を囲い踊る 詩の中のゾンビたち 最後まで読んでくれてありがとうございました。 過去の詩のようなものから再掲した作品です。 気が向いたら他の記事も読んでみてく

          【詩のようなもの】 ゾンビの宴  【過去詩】

          【詩のようなもの6編】 合縁孤円

          【合縁孤円】改めて思う 人それぞれ  窓越しの景色 知らない夜もあっていい 泣いた朝 湿気強めの部屋の中 ビビットに響く空の音 分からないままでいる今 いつもの私たち それぞれの場所 何も変わらない道 たまに孤独を重ね合うのもいい みんな様々な顔を持ってるけど それが全てじゃないから いてくれてありがとう 改めてそう思う 【その希望的観測】疑っちゃおうよ  その悲観的観測 必要以上に空気読んでたら こっちが息し辛くなるだけよ 楽に行こう 静かに揺れる水面 そこに

          【詩のようなもの6編】 合縁孤円

          【詩のようなもの6編】 6月の夕立

          【6月の夕立】にわか雨続く6月 群青色の紫陽花 街歩くたび目移り 無常な空にぼんやり 独りでいることに慣れすぎた故に 友人の祝い事にも複雑な思いが溢れ それをやり過ごす為6月の夕立に打たれる 忘れた頃にまた鬱 気の抜けた返事しか出来ない頭痛 弄ばれる時勢にうつつ 皆病んでるように見える 僕の勘違いであるならそれがいいけど にわか雨続く6月 群青色の紫陽花 街歩くたび目移り 無常な空にぼんやり 【オルタナティブキャンディ】1円玉サイズの溜め息 未知の価値を抱えてると

          【詩のようなもの6編】 6月の夕立

          【詩のようなもの6編】 キンキラキン

          【キンキラキン】手のひらの上に見えないキンキラキン 理由が付かない時間 愛を拾い夢を語り 街に消える吐息 退屈凌ぎと言い切れないキンキラキン 吹聴する累 陰に転び陽に狂い 街に沈む陽炎 どこへ行くかわからないカメレオン 迷彩色から極彩色へ 忘却曲線を描き 時の彼方 鮮明なモチベーション 透明な雫 徳と業が螺旋状の未来に 猛り狂う波のようにリピート 知らない誰かが見つけるキンキラキン 【昼下がりの孤独】君のバイバイが心宛て 僕は寄る辺なし 続けてきた胸算用 踊らない胸

          【詩のようなもの6編】 キンキラキン

          【詩のようなもの6編】 雲のような言葉を

          【雲のような言葉を】僕の心 また淀む ここは違うと気づくたび テーブルの上が散らかって 行き違った亡霊と鉢合わせ 過ぎた春 寂しいと口に出して 本当はその逆なのをそっと思い 空へ向かって 合わせ鏡 近しい人が卑しく 優しい人が苦しく 惑い馴染むしたり顔 僕の心 また淀む 空洞化した滝の奥 誰にも気づかれないように 雲のような言葉を缶詰めにして逃げる 【万里一空】晴れ晴れとした空へ 満たされない欲望は広がって トライアンドエラー 「時間がない」しおらしく呟いて 空の

          【詩のようなもの6編】 雲のような言葉を

          【詩のようなもの6編】 失恋

          【失恋】明日終わる人生を探して 今日始まる恋の匂いが依ってくる 消えてゆく それが当たり前 それを分かっていても発する光 ただ眩しく それが美しい 後の雁が先になる それが当たり前 それを分かっていれば消えない光 ただ儚く それが美しい 繰り返す営み 何気ない記憶 恥ずかしさと誇らしさが混濁 明日始まる人生を探して 昨日過ぎた恋の匂いは路傍の光へ 【リバーブ】跳ね返る心の音 粒立って 色を纏って 感情を会得しながら 君の心へ ずっと先でシナプスを介して 弾けるよ

          【詩のようなもの6編】 失恋

          【詩のようなもの6編】 恋の仕方

          【恋の仕方】恋の仕方教えて下さい 選択肢は増えても選ぶ権利がないから 僕はとりあえず謙る 洒落込むことは出来なかった 先回りする気遣いも持ち得なかった 下品な絡みも高尚な誘いも怖かった 改札の流れに沿うような経験はなく 人のいない路地裏を下向いて歩く 悔しくはないのに劣等感だけ植えられて 一杯の酒で距離感は測れず 万能感を持つ人たちに差す嫌気 恋の仕方教えて下さい 一人で構わないけどそれに意味があるなら 僕はとりあえず顧みる 【根底の部分】だらだら映画を見ていた

          【詩のようなもの6編】 恋の仕方

          【詩のようなもの6編】 へへやか

          【へへやか】へへやかへへやか 歳月人を待たず 今日僕は変わる 親しみなかったもの 食わず嫌いだったもの いつの間にやら日常の一部 木の上 塀の上 君の上 もふもふ渡り歩く猫のように 木陰と日向 春愁秋思 へへやかへへやか 歳月人を待たず 明日は明日の風が吹くらしい 【静かな朝】なんの色も模様もない 解けた糸になったよ 今日は無垢に近い静かな朝 しがらみを引き受けて得た幸福 今の自分には合わないから 冷たい水よりぬるいお湯で顔洗い 冷めた朝食より温かいご飯を食べる

          【詩のようなもの6編】 へへやか

          【詩のようなもの】 甘美の雨 【過去詩】

          【甘美の雨】春の雨 緑の匂いを強くする 立てた目標は既に諦めムードだから 歯痒さはあるのにその心を隠す雨に 感謝すらしていたりする 初めてのことともうしたくないこと 同じぐらい増えてきたことで 抱える悩みもジレンマに陥って 晴れの日が嫌 毎日が同じでいい ちょっとだけそんなことを思い 昨日とは違う本を読んで 素敵な表現を見つけて 甘美な雨模様を刻む今日の日 春の雨 雲の隙間の光を求めている 最後まで読んでくれてありがとうございました。 過去の詩のようなものから再掲し

          【詩のようなもの】 甘美の雨 【過去詩】

          【詩のようなもの6編】 5月の独り言

          【5月の独り言】信じないことでしかできない 青春の罠に一歩 気付けば5月 青い海を避けて赤い夕陽に溶けて 言葉に出来ない独り言 拗れていく想像力 夜明け前の海と風に乗る蒲公英 どこでもいい遠くへ 優しくありたい 楽しくありたい 言葉にならない光に溶けて また一歩 信じる道へ 始まったばかりの5月に呟く独り言 【汐風の導き】海の向こう痛みを呼ぶ 街のはずれ人の波 涙の匂い時の戯れ 詩が死に近づく 諧謔  世迷言は太鼓の音 雷雲は厚く轟く 死んでしまえば全ておしま

          【詩のようなもの6編】 5月の独り言