【詩のようなもの6編】 それはそれとして
【それはそれとして】握手交わして悪手を重ねて
かく汗は冷や汗の連続
だけどそれはそれとして
今はそっとしておいて
どうしようもない捻くれ者の
最初で最後の足掻き
だけどそれはそれとして
ノートの端にそっと留める小さな落書き
直射日光はキツすぎるから
窓越しの光を浴びて
特別じゃないと言い聞かせて
天邪鬼な一挙手一投足は続く
【シュールレアリズム】積み重ねられたコイン
鏡と鏡の狭間 破られた世界
黄色い星に向かう空中散歩
人のような煙に囲まれて
心に付けるシュールレアリ