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【詩のようなもの】 向き合い剥き合い 【過去詩】

【向き合い剥き合い】

何かが終わった そして始まった
燃え尽き症候群のようなもの

成長期終えて怖いものが増えた
向き合わなければ後悔するもの

心の中に空いた円弧が化けて出た
忘れたものを取り返すために
効かない外用薬で応急処置しながら
果実の皮を剥くように相対する虚ろ

彷徨うように向き合い
理解するように剥き合い

何かが終わった そして始まった
燃え尽き症候群のようなもの


最後まで読んでくれてありがとうございました。
過去の詩のようなものから再掲した作品です。
気が向いたら他の記事も読んでみてください。

水宮 青