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【Water note】詩関連〜

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主に詩のようなものをまとめています。
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記事一覧

【詩のようなもの6編】 僕が続く

【僕が続く】誰かが続けと願った 続くだろうか 嵐が荒ぶこの星は 形になるかは分からない …

青空宮庫
7日前
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【詩のようなもの6編】夏の一端~7月上旬

【夏の一端~7月上旬】新しいアニメやドラマを観る 窓を開けたまま寝る日が続く 遠くの花火の…

青空宮庫
2週間前
7

【詩のようなもの6編】 それはそれとして

【それはそれとして】握手交わして悪手を重ねて かく汗は冷や汗の連続 だけどそれはそれとし…

青空宮庫
3週間前
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【詩のようなもの6編】 楔歌

【楔歌】楔歌 時に瞬く 恋の行方 理非を問わず 許しを請わず 楔歌 累日軋む 風の行方 情けを…

青空宮庫
1か月前
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【詩のようなもの6編】 合縁孤円

【合縁孤円】改めて思う 人それぞれ  窓越しの景色 知らない夜もあっていい 泣いた朝 湿気…

青空宮庫
1か月前
8

【詩のようなもの6編】 6月の夕立

【6月の夕立】にわか雨続く6月 群青色の紫陽花 街歩くたび目移り 無常な空にぼんやり 独りで…

青空宮庫
1か月前
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【詩のようなもの6編】 キンキラキン

【キンキラキン】手のひらの上に見えないキンキラキン 理由が付かない時間 愛を拾い夢を語り 街に消える吐息 退屈凌ぎと言い切れないキンキラキン 吹聴する累 陰に転び陽に狂い 街に沈む陽炎 どこへ行くかわからないカメレオン 迷彩色から極彩色へ 忘却曲線を描き 時の彼方 鮮明なモチベーション 透明な雫 徳と業が螺旋状の未来に 猛り狂う波のようにリピート 知らない誰かが見つけるキンキラキン 【昼下がりの孤独】君のバイバイが心宛て 僕は寄る辺なし 続けてきた胸算用 踊らない胸

【詩のようなもの6編】 雲のような言葉を

【雲のような言葉を】僕の心 また淀む ここは違うと気づくたび テーブルの上が散らかって 行…

青空宮庫
1か月前
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【詩のようなもの6編】 失恋

【失恋】明日終わる人生を探して 今日始まる恋の匂いが依ってくる 消えてゆく それが当たり…

青空宮庫
2か月前
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【詩のようなもの6編】 恋の仕方

【恋の仕方】恋の仕方教えて下さい 選択肢は増えても選ぶ権利がないから 僕はとりあえず謙る …

青空宮庫
2か月前
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【詩のようなもの6編】 へへやか

【へへやか】へへやかへへやか 歳月人を待たず 今日僕は変わる 親しみなかったもの 食わず嫌…

青空宮庫
2か月前
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【詩のようなもの6編】 5月の独り言

【5月の独り言】信じないことでしかできない 青春の罠に一歩 気付けば5月 青い海を避けて赤…

青空宮庫
2か月前
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【詩のようなもの】 恋明かし

【恋明かし】僻覚えが招いた恋の闇 昔の約束も今じゃ冗談の延長 虫に食われた花言葉 縁遠く …

青空宮庫
2か月前
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【詩のようなもの】 酔生夢死

エゴを満たす為に齧るリンゴ 一廉への憧れだけで 酸いも甘いも知り抜ける分けなく 部屋の隅が定位置 それが日常 希死=夢死は成り立たない 茫漠を肯定する酔生夢死 いつまでも続く分けなく 傷あるリンゴだけが魅力に見える ずっと今の自分がキライ 等身大の自分なのに輪郭が滲んでいて 愛想笑いだけ上手くなっていく 浅慮に酔い漫然と生きるそんな日常