【詩のようなもの6編】 キンキラキン
【キンキラキン】手のひらの上に見えないキンキラキン
理由が付かない時間
愛を拾い夢を語り
街に消える吐息
退屈凌ぎと言い切れないキンキラキン
吹聴する累
陰に転び陽に狂い
街に沈む陽炎
どこへ行くかわからないカメレオン
迷彩色から極彩色へ
忘却曲線を描き
時の彼方
鮮明なモチベーション 透明な雫
徳と業が螺旋状の未来に
猛り狂う波のようにリピート
知らない誰かが見つけるキンキラキン
【昼下がりの孤独】君のバイバイが心宛て
僕は寄る辺なし
続けてきた胸算用
踊らない胸