ししがみ

保身の為に自身に引き込んだエネルギーは神に返さなくてはいけない

神とは人間に還元する事が出来る。人間とは色に還元する事が出来る。そしてその色とは、イメージに還元する事が出来る。そしてそのイメージは色々な言語に還元する事が出来る。

この言語は更に、高いレベルの言語から、低い言語まである。

最も低俗な言語の状態から、最も高度な言語レベルまで、その言語の意味を引き上げる。言語にまとわりついている偽りをはがし、その言語の本質を蘇らせる。その最も高度に引き上げられたその言語を、今度は逆に神に向かって還元していく。

つまり、最も高度化し、洗練された言語によってイメージを形作り、そしてその最も純粋化したその諸々のイメージによって、色を形成する。そしてその洗練され、純化された色によって、人間が形作られる。そしてその純化された人間によって、神に力を戻す。

私たちは神の持つその力をわが物として、それを未だに神に還元しようとしないで、自分の元に引き込んだまま。だから、今神は自身に持っているべきエネルギーの全てを皆、人間に奪い取られてしまっているそんな状態にある。

人間が、本来神の持つべき分のエネルギーを所持して、それを離さないものだから、今神は私たち人間によってその命を奪われようとしている。

私たちは自分の為に神から奪ったそのエネルギーを今、それぞれが自分の責任において返さなければいけない。自分の為、自分の為といって、その自分に引き込んだ余分なエネルギーを元ある場所へと返さなければいけない。

自分を守るために、私たちは神が持つエネルギーを過剰に奪い取った。その為に今神がその力を行使する事が出来なくなっている。

神頼みをする前に、私たちはその神から過剰に奪い取ったそのエネルギーを手放し、神に返さなくてはいけない。自分の身を守るために、自分の保身の為に、私たちは侵してはいけない罪を日々侵している。

本来奪ってはならない所から、私たちはエネルギーを奪い取っている。それで、何とか自分というものを維持させようとしている。自分の為に、自身の中に引き入れているその過剰分のエネルギー、それは神に返すべきだ。

神、これがしっかりと、機能しなければ、私たち人間の根源であるその神が、何の力も維持する事が出来ずに自らを失えば、私たち人間は、何の基盤も持つ事が出来なくなる。何の基盤も持たなければ、私たちのこの世界は確実にめちゃくちゃになる。

私たち人間というのは、神というしっかりとした基盤の上に、しっかりとした秩序を持って、その秩序の元に1つにならなくてはいけない。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?