見出し画像

キャリア的視点294 -オンライン忘年会-

毎日ブログ 294日目(2020/12/18)


オンライン飲み会とは

皆さんは今年、2020年の忘年会はどうされますか? コロナの第三波が謳われ、日に日に感染者が増え始め、東京・愛知のGOTO travelなども一時停止になる中で、忘年会をリアルで行うこと自体に不安を感じている方も少なくないと思います。

居酒屋をはじめとして飲食店の皆様には、大打撃なことも容易に想像できるのですが、やはり我が身と家族の健康を考えると、どうしても外出での、不特定多数の方々が集まる場所に行くと言うのは考えてしまうのです。

で、おりしもテレワークなどにも使われていた、ZOOMを主流としたweb会議システムを利用した「オンライン飲み会」が、今年は注目を集めていると言うわけなのですね(^^)

お酒やおつまみを自分で用意してパソコンの前に座り、会話をしながら飲む、食べる、と言う訳ですね。
私自信はオンラインでワークショップを開催したり、受講したりと結構web会議システムは利用しているのですが、飲み会に使ったことはありませんでした。忘年会での利用が最初になりそうです(^^)

オンライン忘年会のメリットはやはり、料金的な安さによる部分が大きいのではないでしょうか。基本的には無料です^^;
お酒も料理も自分次第です。特に私の様に普段からお酒を飲まない人にとっては、このメリットは心理的に大きいのですよ。少食だったら尚更かも知れませんね^^; 要は自分の分を自分で払う訳ですから、その辺で不満は出ません。

それともう一つ。これも私みたいに普段からお酒を飲まない者にありがたいのが、ジュースを飲んでいてもバレにくい点ですね〜 なんでしょうね、あの「飲み会はお酒を飲まなきゃダメ」的な雰囲気は。

デメリットも考えてみる

しかしやはり、どんなものにでもメリットがあるのならデメリットもあるものです。個人個人の価値観などによってその捉え方は異なりますが、多分、極一般的なデメリットとしては、こんなものが挙げられます。

職場でパワハラを起こす人は、テレワークでもハラスメントを起こすものです。しかもその厄介さは「本人にその自覚がない事が多い」事です。普段の関係性が良好だと信じ込んでいて、「これくらいなら許されるだろう」と枷が外れていくのです。

その他にも、終わりなくダラダラと続いてしまう事などを聞きます。これはお店だったら閉店時間に合わせて終了できるものの、オンライン飲み会では閉店時間がそもそも無いことに起因します。まるで大学時代の部屋での飲み会の様に、散々午後に寝落ちして朝を迎える、と言うことも起こりうるのです。

オンライ飲み会の目的とは

ここまでオンライン飲み会のメリットとデメリットを簡単に挙げてみましたが、皆さんの感じるところは別にあるかも知れません。デメリットに関しては、全体を管理するマネージャーが、(飲み会で自分も飲みたいでしょうが)目を光らせるのが大切です。
マネージャーが率先して呑んで、ハラスメントを見逃したり、自らがハラスメントを起こす様では、それまで築き上げてきた信用もガタ落ちです。無礼講なんて口だけです。
実はマネージャーにとっては飲み会も仕事を忘れてはいけない席なんですね〜^^;

とかく「最近の若者」と呼ばれる人々は、飲み会への参加も断ると言います。これは人生観・職業観の違いから来ていると感じています。参加するもしないも個人の自由なのです。その場でないとチームとしての結束があげられない様なチームは、そもそも普段からの結束は期待できませんからね^^;

飲みニケーションというモノは確かにそれなりの効用もあるのでしょうが、ぜひともそんなものに頼らないチームビルディングを行ってください。飲みニケーションは基本的な信頼関係の上に構築するものなのです。

これから年末の忘年会に限らず、在宅勤務の浸透に従ってオンライン飲み会の機会は増えていくと思います。仕事の関係とは限りません。様々な分野でのコミュニティで起こり得ます。

先のハラスメントに対しても充分に気を付けながら、新しい様式の飲み会を楽しんで行きましょう(^^)

#キャリア的視点 #キャリアコンサルタント #キャリコンバレー #毎日ブログ #オンライン #忘年会 #コミュニケーション #チームビルディング #ハラスメント #マネージャー #メリット #デメリット #テレワーク #飲みニケーション #人生観 #職業観 #note3150

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?