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ヨガインストラクターです。 オンラインレッスンも開催しています!

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最近の記事

冬の肌荒れについて~東洋医学に学ぶ~

早いもので今年も残りわずかとなりました。 空気が乾燥するこの時期、気が付いたら肌荒れがひどい、ということはありませんか? 中医学では肌は肺の状態と関係していると考えます。肺は呼吸を行うことはもちろん、皮膚の調整、体温調節にも関わっています。肺が弱っていると体は乾燥に弱くなります。咳が出やすい、便秘になる、風邪をひきやすい、そして肌がカサカサする・荒れるなどの症状があらわれることがあります。 肌は白色とは関わっています。白い食べ物(豆腐、白菜、じゃがいも、ゆり根、リンゴ、

    • 冬の過ごし方~東洋医学に学ぶ~

      12月がスタートしました。今年も残すところあと一ヶ月。師走の名のとおり忙しく過ごされる方も多いのではないでしょうか。 中医学では冬は「閉蔵」といって「蔵を閉じて護る」季節とされています。しっかり厚着をして、室温を暖かく保ち、「陽気」を護ることが大切です。 また、気持ちの面でも「護り」が大切です。新しいことにチャレンジしたり、あれこれ欲を出したり、気持ちを発散させるようなアクティブな行動はできるだけ控えて。 冬はゆったりのんびり過ごすのがおすすめ。古典に学ぶなら、何かを始

      • 晩秋の過ごし方~東洋医学に学ぶ~

        秋も深まってきました。 日差しのある時間帯はまだまだ暖かいですが、朝晩の冷え込みが気になりますね。 今回は晩秋を過ごすのに心がけたいことやおススメの食べ物について、東洋医学の観点からお伝えします。 晩秋のこの時期は寒い冬に耐えうる体づくりの期間です。 ポイントはとにかく体を冷やさないこと。 ・体温より冷たい飲食はできるだけ避ける。 ・部屋でも靴下を履く ・下半身、足元を冷やさない(特にくるぶしや足首は冷やさない!) ・生姜、ネギ、にんにく、シナモン、コショウ、

        • 実は○○でした。朝ヨガオンライン無料体験を6か月やり切って感じたこと。

          こんにちは、ヨガインストラクター歴7年のMIZUHO(みずほ)です。 今日のブログはちょっといつもとは違う、これまで無料でオンラインヨガを半年間させていただいた私自身の「思ったこと」「感じたこと」を自分自身の備忘録としても書き綴ってみたいと思います。 読んでいただいたみなさまに有益な情報…とはならないかも知れませんが、読んでいただけて少しでも共感していただけたら、それはそれはとてもうれしく思います。 私は2021年3月10日から9月1日までの約6か月間、朝ヨガオンライン

        冬の肌荒れについて~東洋医学に学ぶ~

          アーユルヴェーダ的「夏の過ごし方」

          夏の日差しを感じる日がやってきました。 今日はインドに古くから伝わる生命科学、アーユルヴェーダの視点から夏の過ごし方についてお伝えします。 夏の強い日差しは、あらゆる生物を乾燥させ、エネルギーを奪い、ヴァータ(風の性質)が強くなります。そして、太陽の熱などがピッタ(火の性質)として身体に蓄積されていきます。ピッタが蓄積され過ぎると、汗をかいて体力を消耗し、疲れやすくなります。 強烈な日光を浴びること、アルコールの摂り過ぎ、過度な運動、塩味・酸味・辛味の強い食物の味の摂り

          アーユルヴェーダ的「夏の過ごし方」

          アーユルヴェーダ的「梅雨の過ごし方」

          梅雨入りを迎えた地域もあり、関東も梅雨のはしりのようなお天気が続いていますね。 アーユルヴェーダで梅雨の季節(雨期)は、体力、消化力が損なわれ、風、火、水すべてのドーシャ(生命エネルギー)のバランスが崩れやすい時期とされています。 梅雨の雨、湿気、風が自然界の水(カパ)のエネルギーと、風(ヴァータ)のエネルギーを増やします。 水のエネルギーが強いと、火(ピッタ)を消してしまうため、消化力が低下します。 特に梅雨の時期は、ヴァータが乱れやすいので、疲れやすくなったり、頭痛

          アーユルヴェーダ的「梅雨の過ごし方」

          本日のアーサナ(ポーズ)⑧

          ゴールデンウィークも終わり、夏の日射しも感じられるような今日この頃ですね☀️ 本日ご紹介するポーズは 「ヴルクシャーサナ」(立ち木のポーズ) サンスクリット語で ヴルクシャ=木 アーサナ=座法、ポーズ ⭐ポーズの取り方⭐ ①ターダーサナ(気を付けの状態)から左足裏に重心を乗せて右足を引き上げる。 ②手を使って右かかとを左ももの付け根に引き上げる。 ③足の裏を左足の内太ももにあて、足裏と内太ももを押し合うようにする。 ④視点は一点に定め、胸元で合掌する。バラン

          本日のアーサナ(ポーズ)⑧

          ヨガの目的

          ゴールデンウィークも半ばを過ぎました。 今年も例年どおりのGWとは行かず、イライラ、モヤモヤが溜まっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そんな時こそヨガ、です。 ヨガの最終的な目的は「心の安定」です。 禅の考え方にもありますが、ヨガを行うことで「調身」「調息」「調心」、つまり身体をととのえ、息(=呼吸)をととのえ、そしておのずと心がととのってくる、とヨガの世界では考えています。 アーサナ(ポーズ)がキレイに取れるかどうかは重要ではないのです。ヨガのアーサナ

          ヨガの目的

          本日のアーサナ(ポーズ)⑦

          新緑の季節になりました🌿 暖かく気持ちの良い陽気が続いていますね☀️ 本日ご紹介するポーズは 「シャンティヴィーラバッドラーサナ」(戦いをやめた戦士のポーズ) サンスクリット語で シャンティ=平和 ヴィーラバッドラ=シヴァ神から生まれた戦士の名前 アーサナ=座法 ⭐ポーズの取り方⭐ ①本日のアーサナ(ポーズ)④「ヴィーラバッドラーサナⅡ」のアーサナをとる。 ②大きく体を反らせ、体側をしっかりと伸ばす。 ⭐ポイント⭐ 後屈にならないように、体側をしっかりと伸ば

          本日のアーサナ(ポーズ)⑦

          本日のアーサナ(ポーズ)⑥

          春らしく変わりやすいお天気が続いていますね。 3月10日からスタートしました朝ヨガも、おかげさまで約1ヶ月が経ちました✨ 本日ご紹介するポーズは 「トリコーナーサナ」(三角のポーズ) サンスクリット語で トリ=3 コーナ=角 アーサナ=座法 ⭐ポーズの取り方⭐ ①足幅を肩幅の2.5倍に開く。右足のつま先は正面、左足のつま先はそれと垂直か少し内側に向ける。右足のかかとの延長線上に左足の土踏まずがくるようにポジションを整える。 ②両手を腰に置き、尾骨を床に向けて骨盤

          本日のアーサナ(ポーズ)⑥

          睡眠とアーユルヴェーダ(春編)

          新年度が始まって一週間。新しい環境で緊張が続いている方も多いのではないでしょうか。 緊張が続くと、疲れているのに寝つきが悪い、たくさん寝ても目覚めが良くないなど、睡眠の質に影響してきます。 今回はインドの伝統医療アーユルヴェーダの視点から、睡眠の質を向上させるためのポイントについてまとめてみました。 アーユルヴェーダの視点からみる睡眠の不調とは? 風のエネルギーを持つヴァータドーシャは、出張など不規則な生活が続いたり、環境の変化などでストレスの多い日が続くと増加します

          睡眠とアーユルヴェーダ(春編)

          本日のアーサナ(ポーズ)⑤

          春も本番、なんとなく体がだるかったり重かったり。そんな春の不調には軽く汗ばむ程度の運動が効果的。ヨガはとてもおすすめです🧘 本日ご紹介するポーズは 「パールシュヴァコーナーサナ」 サンスクリット語で パールシュヴァ=側面 コーナ=角 アーサナ=座法 体の側面を伸ばすポーズです。 ⭐ポーズの取り方⭐ ①足幅を肩幅の2.5倍に開く。右足のつま先は正面、左足のつま先はそれと垂直か少し内側に向ける。右足のかかとの延長線上に左足の土踏まずがくるようにポジションを整える。

          本日のアーサナ(ポーズ)⑤

          アーユルヴェーダ的「春の過ごし方」

          インドの伝統医療であるアーユルヴェーダには、「季節の過ごし方(リトゥチャリア)」という教えがあります。 季節にあわせた生活をすることで、人が本来持っている免疫力をアップし、健やかに過ごす事ができるのです。 今回はアーユルヴェーダ的「春の過ごし方」についてご紹介します。 春は、冬の間に身体の内側にこもっていた冷たく、重たい「カパ」のエネルギーが溶け出す季節です。 冬の間に蓄積したカパのエネルギーは、鼻水や目やになどとなって排泄されます。 カパが増えるとむくみやすくなった

          アーユルヴェーダ的「春の過ごし方」

          股関節のお話

          いよいよ桜も満開ですね。陽気もいいし今日はのびのびと体を動かそう、とスタジオでヨガをしていると、股関節が柔らかい人が目に入って「羨ましいな~」という経験がある方も多いのではないでしょうか。 いろんなアーサナ(ポーズ)が心地よくできそうでいいなあ。。 最初に断っておきますが、定期的にヨガを行っている方なら股関節が硬すぎるということはあまりないでしょう。むしろ一般的には柔らかい部類に入るかも知れません。 180度開脚がブームになったこともありましたが、股関節の可動域としては

          股関節のお話

          本日のアーサナ(ポーズ)④

          春らしい変わりやすいお天気が続いていますね。 私たちの心も体も天候によって揺らぎます。 そんな時こそヨガ。お体を動かし呼吸を整えて心身ともに調整していきましょう☘️ 今日ご紹介するアーサナ(ポーズ)は 「ヴィーラバッドラーサナ Ⅱ」(戦士のポーズ2) です。  サンスクリット語で ヴィーラバッドラ=シヴァ神から生まれた戦士の名前 アーサナ=ポーズ を意味します。 ⭐ポーズの取り方 1 両手を肩の高さ横に伸ばし、その手首の下に足首がくるように足幅を開く。右足(

          本日のアーサナ(ポーズ)④

          白湯のお話

          春ですね🌸 インドの伝統医学、アーユルヴェーダでは朝いちばんに白湯を飲むことをお薦めしています。 白湯…されど白湯です😆 腸の調子を整え、体も内側から暖めてくれます。 さらに、白湯に生姜スライスとレモンひと絞り、そして少量の岩塩をいれると効果的です。 私の体感ですが、まず体がポカポカと暖まり、寝ている間にカチコチになった身体がほぐれてきます。ほんのりの酸味で食欲も沸いてきます。 朝は起き抜けにコーヒーをがぶ飲みして無理やり目を覚ますような生活を続けてきた私ですが(

          白湯のお話