短期的には悲観的に。長期的には楽観的に。そして、エンタメの力を最大限に
2020年。
年始はもちろん、一ヶ月前に想像していた4月の始まりとも、
全く異なる状況となっています。
こういう時は、短期的には悲観的、長期的には楽観的、というのが、
ちょうどいい心の持ちようだと思います。
私たちが想定しているより恐ろしい事態が水面下で進行している可能性がある。
でも、事態が収束した後の世界は、今よりもずっと好ましく、楽しいものになっている。
少なくとも僕は本気でそう考えています。
■今できることは極めて少ないけれど
短期的なところでは、私の得意分野ができることは極めて少ない。
残念ながらそれが現実です。
(蛇足かもしれませんが、今、出版社がエンタメ分野においてやるべきことは、無料コンテンツで溢れるウェブ上に、さらに無料コンテンツを増やすことではないはずです。
この先に起こりうる状況を悲観的でも楽観的でもなく想定しつつ、
クリエイターに少しでも多くお金が回る仕組みを構築していくことだと思います)
でも、長期的なところでは、大いに力を発揮できるはずだと信じています。
私の得意分野は、「事態がある程度、落ち着いた後」に最も力を発揮できるはずです。
■エンタメ、文化の力が最大限に発揮される時に向けて
暗い気分が湧いてきがちですが、そんな時だからこそ、
この先の文化、エンタメ、物語はどのように変わっていくのだろう
そして、メディアはどんなふうに進化していくのだろう
そんなことを考える絶好のタイミングととらえています。
現状をできる限り正確にとらえようと注視しながらも、
闇雲に悲観的になるのではなく、先々の明るい光を見通すよう最大限に想像力を発揮していく。
今年取り組もうとしていた企画の大半が吹っ飛ぶ可能性も出てきたので、新たな企画を各方面と検討し始めています。(オンラインで)
さっそく見込みありそうな企画がいくつも見えてきました。
エンタメや文化の力を最大限に活かせるタイミングに向けて、
今はじっくりと情報・知識を集め、思考を深め、案を練り続けていきたいと考えています。
この先の世界を、必ずや面白いものにしてやろうじゃないですか!
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