#39|「つい、よその子と比べてしまう…」たった1つのシンプル解決法。
関わっている地元の女性支援事業に寄せられた、あるママの相談より。
常に周りと比べちゃいます。
自分自身、人と比べ劣等感感じながら生きてきたので、子どものことも比較してしまってます。
うちの子はうちの子!って、母が強くいられるようになりたいのに。
不安ばかりで押しつぶされそうです。
ーK.Mさん(娘さん1歳半)
「自分の子を、他の子と比べてしまう」、ありますね。
わかってるんです、みんな。
「比べたって、いいことなんてない」ということは。
でもつい、比べてしまう…。
そして”うちの子”の発達や成長具合が遅れているのではないか、劣っているのではないかと不安になる。
わかってるのに。そんなことをしても有意義ではないということに。わかってるのに『比べる』、そして恒例の自己嫌悪。
本当に毎日、お疲れ様です。
私たちは本当に頑張ってます。
”うちの子”を周りと比べてしまう原因
我が子を周りと比べてしまう原因は3つに分類できると考えています。
いずれも「我が子を愛するがゆえ」起きます。
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(1) 情報を仕入れたい
特に第一子ママに多いのが「何もわからないから、とにかく標準を知りたい」ケース。
情報を集めている段階はいいのですが、いつの間にか「周りと同じかそれ以上のペースで成長していないといけない」と思い込み、悩みに発展する。よく聞きます。あなただけじゃありません。
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(2) 親自身が比較されて生きてきたから
子育ては、自分が親から受けてきた育て方の影響が色濃く出るものです。自分自身が比較されて生きてきたママは、「周りと比べる」ことが刷り込まれている場合があります。
自分で意識し、思考を変える努力をすることで、自分が受けてきた育てられ方から脱却は可能です。
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(3) 大人の世界は比較がつきものの相対社会だから
大人が生きている世界は、比較が当たりまえ。
試験を受ければ、周りとの相対で合否が決まり、
仕事の評価も周りとの相対、
うわさ話に安堵したりソワソワしたり、
義母から義姉や義妹と比べられるという方もあるでしょう。
とにかく、大人の世界は「比べられ、評価される」ことのオンパレード。大人の世界の価値観にどっぷりだった人ほど、無意識に子供のことも比較して見てしまいやすいようです。
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大事なことなので、もう一度言います。
うちの子に何か気になる点はないか。
発達は順調なのか。このままで大丈夫か。
心配になり周りと比較してしまうのは、我が子の健全な成長と順調な発達を願うからこそです。
ただ、比べることで不安を創り出してしまっているのも事実。
思考のクセを断ち切れたらいいですよね。
“うちの子”を周りと比べなくなるシンプル解決法
自分の子どもだけを見ていればいいんです。
比較は「周りと見比べるから」起こります。
それが悩みなら、周りを見なければいい。
「あの子はもう○○ができているのに」と気づく時間があるのなら。その時間を「我が子の顔をじっくり見る」ことに充ててみてください。
✔ あなたの子は、今一生懸命考え、目を動かしていませんか?
✔ あなたの子は、何かを求めて、身体を動かそうとしていませんか?
✔ あなたの子は、常に「今このとき」に全力投球ではないですか?
子どもは、いつだって自分が生きている「いま」に全力投球です。大人が驚く程の集中力です。
その顔を、じっくり見てみてください。
ちっちゃな身体からほとばしる「生のエネルギー」に圧倒され、多少のことは気にならなくなります。
そしていつもの比較思考に安易に流されず、「うちの子は、うちの子!」と心に強く強く思ってみましょう。
子どもだけをじっくり見る。それだけで、こころがスッと軽くなる瞬間があるはずです。
本当に発達の心配がある場合は、周りと比べてやきもきする間に専門家に相談しましょう。
今日はそんなところです。
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