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【ネタバレ注意】A Fairy Tale —青い薔薇の精—/シャルム! 感想

先日、大劇場にて、
『A Fairy Tale —青い薔薇の精—』『シャルム!』を観劇してきましたので、感想を書いていこうと思います。

下記、作品の概要は宝塚HPより引用
『A Fairy Tale —青い薔薇の精—』

“青い薔薇”この世には存在しない禁断の花…。
自然界の掟に背いた罪で、闇と孤独の中に閉じ込められた“青い薔薇の精”。過ぎ行く時の中で、彼の心に残ったものは…。
19世紀半ば、産業革命による経済の発展で空前の繁栄を誇る大英帝国。世界初の万国博覧会が大成功を収めたロンドンでは、科学の進歩がもたらした品々が人々の消費熱を煽り、異国からの珍しい植物が大ブームとなっていた。
ある深い霧の夜、植物研究家のハーヴィーは、枯れ果てたウィングフィールドの屋敷の庭で”青い薔薇の精”と名乗る男と出会い、かつてこの屋敷に住んでいたシャーロットという少女にまつわる話を知ることになる。それは、現実に起こった事なのか、それとも…?
人々が現実だと信じている世界と目に見えない異次元の世界とを交錯させながら描く、大人の為のほろ苦く温かなオリジナル・ミュージカル。人間離れした美しさを漂わせる“青い薔薇の精”に挑む明日海りおが、耽美的で幻想的な世界に誘います。

『シャルム!』

フランス語で、魅力、色香、魔法、呪文などを表す言葉“シャルム”。花と光の都パリに眠る、妖しくも人の心を惹きつける地下都市を舞台に繰り広げられるレヴュー。作品毎に様々な姿に変容し圧倒的な魅力を放ち続ける明日海りおを中心とした個性豊かな花組が、気品溢れる華やかさ、官能的な美しさ、暗闇から光を目指す希望などを舞台に織り成します。

まず、『A Fairy Tale —青い薔薇の精—』ですが、
みりおさん演じる青い薔薇の精エリュが、
怪しげな美しさを放っていて、引き込まれました。
最初、退団公演なんだから、人間の役が良かったと思っていたのですが、妖精も素敵でした。

最後のシーンでは、退団を彷彿とさせるような、
真っ白な花に囲まれたみりおさんを見て、泣いてしまいそうでした。

お話としては、色々印象的なセリフがあり、考えさせられる内容でした。
これについては、また改めてまとめたいと思います。

一方、ショー『シャルム!』で最も印象的だったのは、こちらもやはり退団の色が強い、
組子みんなにみりおさんが囲まれるシーンでした。
組のトップとして輝いている姿を見てまたもや涙でした。

そして、極め付きは黒燕尾。ザ・花組の美しい郡舞。
燕尾が見られるのも最後かと思うと、寂しくもあり感無量でもあり、今までのことを色々と思い出してしまいました。

今まで元気をくれてありがとうございます。
こんな景色を見せてくれて、とても幸せです。

と、みりおさんに伝えたくなりました。

みりおさんの感想ばかりになってしまいましたが、その他の感想も、後ほどまとめられればと思います。

是非機会があれば、足を運んでみてください!

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