わたしは真悟(小学館/ビッグコミックスピリッツ)【#マンガ感想文】
「わたしは真悟」(小学館/ビッグコミックスピリッツ) #マンガ感想文
小学生の時に最初に読んだ「神の左手 悪魔の右手」から始まった楳図かずお歴。良くも悪くも、想像以上に楳図かずおに多大なる影響を受けているような気がする。
時々読み返したくなるマンガの中に、楳図作品が数点入る。中でも、生物とは・人間とは・意識とは・神とは何か、を描いた『わたしは真悟』はかなり好き。引っ越しなどでコミック版と文庫版を何度か買い直しているくらいには好き(笑)
始まりの1ページ目から終わらせ方までとにかく好き。ちなみにWikipediaにはさらっとラストシーンの大オチまであらすじをシッカリと書いているので閲覧要注意!
いま読むと、産業用ロボットやコンピュータなど当時の姿を描いている部分が古臭く感じられるのは仕方がないが、ネットワークで世界や意識がつながったり、悪意の伝染・伝達など、現代社会に通ずるモノがあって、逆に面白い部分も。
楳図かずおを「まことちゃん」などのギャグ漫画家、「おろち」などのホラー漫画家と認識している人、そもそも楳図かずおを知らない人・読んだことない人は手に取ってみて欲しい。
あ、東京時代に楳図かずおハウスも観に行ったのであとで写真を探して追加しとこう。
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