みやみや

*宮城県在住*家族は、夫・娘・息子 *震災を機に、金融業→小売業へ転職しました。 *趣…

みやみや

*宮城県在住*家族は、夫・娘・息子 *震災を機に、金融業→小売業へ転職しました。 *趣味は、推し事・パン作り

最近の記事

チケットをご用意することができませんでした

コンサートやライブ、様々なイベントに申し込んだことがある方 一度は見たことがあるであろう文言 【チケットをご用意することができませんでした】 悲しい言葉だ。 人生で一番見たくもないのに一番見ている気がする言葉。 抽選結果は大抵平日15:00だ。(ローチケ) 私は仕事中なので14時くらいからソワソワしだす。心臓がぞわぞわしてきて、手が若干震えてくる。スマホを持つ手が震える。 マイページにアクセスして、抽選結果のボタンを押すまでに動悸が激しくて仕方ない。 「落選」の文字を見て、テ

    • そんなんじゃねえよ

      高校が大好きだった。 設立してまだ9年だった高校は、きれいな校舎に未完成な校庭。 野球部は照明がなくて暗くなったら練習は終了、私が所属していた弓道部は青空弓道場で雨が降ったら中練だった。スタートしたばかりの高校という未完成な感じで、ガチガチの伝統もなくて比較的自由な雰囲気が大好きだった。(今は立派なライトや屋根があるそうです) 高校2年、3年の担任は「みのるん」と生徒から呼ばれている、いつも頭をちょっと傾けてスリッパで歩くゆる~~~~い先生だった。 いつもだるそうで、ちょっ

      • 5歳の娘と毎日ケンカ

        最近、相性が良くない。 5歳半となる娘と会話をすると、お互い優しくなれない。 文句ばっかり口にして、ぶつぶつ言う娘にイラっとしてしまい、私も小言を言いたくなってイライラが漏れ出してしまっている。 理由は、些細な事だ。 ゲームやっていい?を許可しなかったとき、ご飯が希望のものではなかったとき、私と夫の会話に割り込んで入ってきたとき、意味をたいして知らないのに会話に混ざってきたとき、そして、主張を絶対に曲げないとき。 なぜ、こんなにも強情でいじわるな気持ちになってしまったんだ

        • 【おかえりモネ】と私の思い

          私は宮城で生まれ育ち、一度も宮城から離れたことがない。 宮城で就職し、転職してもなお県内で地域に密着した仕事をしている。 朝ドラの舞台は、宮城県登米市・気仙沼市。 残念ながら、どちらも一度しか行ったことがない。 でも、馴染みのある方言を毎朝耳にするたびに、あぁ、宮城だなと感じる。 開始当初から、【東日本大震災】が描かれるのだということが分かった。 どのように描かれるのか、興味はありつつも見るのが怖かった。 私は、家の被害や仕事に支障をきたしたものの、被災者ではなかった。 あ

        チケットをご用意することができませんでした

          クレープが食べたい夫のために

          世間では、フルーツサンドやらマリトッツォやらが流行っているが、 突然夫は「クレープが食べたい」と言い出した。 優しい妻である私は、作ってあげるよと言ったのに、 「ちがうんだよ、お店のが食べたいんだよ。きれいに丸く作れるの?」 と、意味わからんことを言い始めた。 安心安全の手作りなのに~と言うと、 「添加物こそが美味しい味になるんじゃないか」 と、自然派の私に喧嘩を売ってきたのである。 添加物まみれの夫め、今にみてろ。 次の日、仕事から帰ってきた一声目が、 「クレープ売って

          クレープが食べたい夫のために

          5/19から続く幸せ

          幸せな時間が続いている。 先週日本中を駆け巡った、結婚のニュース。 思わず、「え!!」と声に出してしまったけど、じわじわと幸せホルモンが身体中をぐるぐる回りはじめた。 推しと推しが結婚した・・・大好きと大好きが一緒にいるんだ。そう思うと、涙が溢れそうになった。仕事中だったから、心の中で。 誰かと共有したくて、後ろの席の年齢が近い30歳独身男性に声をかけた。 彼は、う~んとうなっていた。 お、ガッキーが好きだったのかな、と思ったら違うようだ。 昔といっても記憶は曖昧らしいが、

          5/19から続く幸せ

          「古着deワクチン」を利用して、心とクローゼットがスッキリした話。

          家を購入して3年が過ぎました。 アパートからの荷物と実家に置いていた荷物を詰め込むと、あっという間に収納がいっぱいになった。家族4人の衣類に季節ごとの寝具、季節ごとの飾り物に日用品のストック、災害用の備蓄、大量のおもちゃ。 ミニマリスト、断捨離というワードは好きで、ちょこちょこ片付けをしていたけれど、まぁいっか~と思って3年が過ぎてしまった。 4部屋あっても、おもちゃ部屋・寝室・夫のゲーム部屋・マンガ部屋兼物置、あらゆるところに物が散らばっている気がして、あぁ、私が今死ん

          「古着deワクチン」を利用して、心とクローゼットがスッキリした話。

          志麻さんのサブレエコセ

          バター120g グラニュー糖50g 小麦粉180g 3つで、簡単に美味しいサブレエコセが出来た。 衝撃だった。 いつも生協で買っていたショートブレッドが大好きだったけど、次からはこちらを作ることにしよう。 バターをたっぷり感じることができて、カロリーの味!!って思って多少の罪悪感が生まれるのだけど、自分で作るものはすべてが愛おしいから、罪悪感は薄れていく。 簡単で、美味しい。 素材の味、余計なものが入っていない。 そういうものが毎年恋しくなって、自分の手を動かすようにな

          志麻さんのサブレエコセ

          誕生日ごはんのリクエストがうどんだったから、手打ちしてみた

          今日、5歳の娘の誕生日だ。 おうちでの誕生日パーティーは、昨日だった。 プレゼントは、やっと重い腰をあげて買った自転車。 あとは、大好きなラブパトリーナのシュシュやヘアピンに、ディズニープリンセスのキッズマニキュア。 おもちゃは、山のようにあるので買わなかった。本人は不服のようだったが、あと数か月もすれば新しいガールズ戦士が始まるだろうし、クリスマスに買ってあげようという計画だ。 「誕生日パーティーで、なに食べたい?」と娘に聞くと、 「うどん!!」と一言。 そう、偏食気味

          誕生日ごはんのリクエストがうどんだったから、手打ちしてみた

          豚肉をバターでソテーしてみたら飛んだ

          毎日の食事の用意が憂鬱な私です。 料理は嫌いではないけど、毎日ともなるとやっぱり憂鬱。偏食気味の娘、まだ好みがつかめない息子、白米が進むおかず必須な夫。そして、ダイエット中な私。 そんな憂鬱な心を救ってくれたのは、あの、志麻さんだ。フランスの家庭料理をちゃっちゃっと作る姿に釘付けとなった。シンプルな味付け、素材を活かす調理、ますます好きになった。 昨日の夜、豚ロース肉に軽く塩胡椒をふって、薄力粉を軽くつけ、バターで焼いてみた。 夫がうなった。 私はお弁当に入れて、今

          豚肉をバターでソテーしてみたら飛んだ

          やっぱりトイレは一人になれない

          こんにちは。 3月もあと数日で終わり、桜も開花したし、気温も上昇。花粉も絶好調に入ってきて、マスクの中はぐしゃぐしゃです。 土日にうれしいことが起こりました。 息子(2歳6ヶ月)が一人でトイレでうんちができたのです。 「なんか、おなか、むじゅむじゅする~」と言って、一人でテクテクトイレに。アンパンマンの補助便座をお姉ちゃんに設置してもらうところで、声をかけた。「ママ、いた方がいい?いない方がいい?」と言い終わる前に、「いない方がいい」の方でコクリと頷いた。 数分後、「で

          やっぱりトイレは一人になれない

          仲良しではない母の63回目の誕生日

          もうすぐ母の誕生日だ。 昭和33年生まれで、おそらく63歳になるはずだ。 孫は4人。 兄のところに、10歳と7歳。 私のところに、4歳と2歳。 偶然にも、どちらも上が女の子で下が男の子だ。 母は、小学校から女手ひとつで私と兄を育ててくれた。 とても厳しい人で、今でも「怖い」という感情は消えない。性格的にも全然合わないし、クラスにいたら絶対に友達にならないタイプだ。 覚えているのは、小学校4年生のとき、テストで80点をとった。 でも、食後に待ち構えていたのは、反省の時間だった

          仲良しではない母の63回目の誕生日

          APEXに夫を奪われた

          ゲームが楽しい気持ちは、とってもよくわかる。 ドラクエ1~8、マリオ、ドンキーコング、ぷよぷよを女子なのによく知っているレベルだったし、今はどうぶつの森をゆるっと進めている。すでに、本体で北半球→南半球、Liteで北半球をやり直している。ベル貯まらない。 夫は、ゲーム買っていい?と私に聞く。 自分の財布から出すのだから別に聞かなくていいよ、といつも素っ気なく答える。朝おきて、支度して、みんなで出発して、19時前に帰宅して、子どもをお風呂に入れてくれる。お風呂も洗うし、洗濯物

          APEXに夫を奪われた

          ゆかりおにぎりとチョコドーナツ

          今日は寝坊した。 7時になってしまった。 子ども達がまだスヤァという可愛らしい顔をしていた。 急いで叩き起こして、着替えに朝ごはんに。 朝ごはんは昨夜夫が作ってくれたゆかりおにぎりと、ラスト1個を「パパ食べていいよ」と軽々しく言ったことを目撃した娘が突然泣き出し、明日の朝食べたいと言ったチョコドーナツ。 ドーナツは1個を半分こにして、娘と息子に。 娘は「ゆかりおにぎりから食べよぉ~」と小さなおにぎりをペロッと食べて、いちごをつまんで、チョコドーナツを堪能して、ヨーグルトで

          ゆかりおにぎりとチョコドーナツ

          子ども達にはじめてのつくえを買ってみた

          来月で5歳になる娘は身長が高い。 5歳0ヶ月の平均身長は106.2㎝らしいのだが、4歳12か月の娘はすでに114㎝だ。足のサイズも20㎝になってしまった。 間違いなく私の遺伝だ。(小6で160㎝あった) そんな彼女は最近、お手紙を書くことにハマっている。 ひらがなが読めるようになり、少しずつ書けるようになった。 うれしくて仕方ないようで、毎日5通も6通も「ままへ」という手紙をくれる。おえかき帳をびりびり破り、右から左に名前を書いたり、にこにこのままを書いてくれる。 リビン

          子ども達にはじめてのつくえを買ってみた

          小さな神たちの祭り~ペペロンチーノ

          あの日から10年。 思い出しては蓋をして、こみ上げる感情を押し殺した。 私は内陸に住んでいて、被災者にはならなかった。 それでも、あの地震は大きなトラウマとなり、旅行でいったことのある女川や南三陸にはまだ行けていない。 あの日々を思い出したくないし、多くの人の話を読んだり聞いたりするにも、私はまだ自分の心の余裕がなかった。 そんな中、唯一見ることができたのが、 【小さな神たちの祭り】 http://www.tbc-sendai.co.jp/03tv/60thdrama20

          小さな神たちの祭り~ペペロンチーノ