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誕生日ごはんのリクエストがうどんだったから、手打ちしてみた

今日、5歳の娘の誕生日だ。

おうちでの誕生日パーティーは、昨日だった。
プレゼントは、やっと重い腰をあげて買った自転車。
あとは、大好きなラブパトリーナのシュシュやヘアピンに、ディズニープリンセスのキッズマニキュア。
おもちゃは、山のようにあるので買わなかった。本人は不服のようだったが、あと数か月もすれば新しいガールズ戦士が始まるだろうし、クリスマスに買ってあげようという計画だ。

「誕生日パーティーで、なに食べたい?」と娘に聞くと、
「うどん!!」と一言。
そう、偏食気味の娘が大好きなのは赤ちゃんの頃から、うどん。
うどん、唐揚げ、ブロッコリー、トマト。
これが鉄板で定番。

会社の上司に、うどんをリクエストされた話をしたら、「打つの?」と言われて、あっ、なるほど。そういう選択肢もあるんだ。
DIYやらお菓子作りやらが、なんやかんや言いながら好んで取り組んでいる私にとって、うどんを作るということのハードルは低かった。

さらに、おむつを買いに寄ったドラッグストアに「手打ちうどんの小麦粉」を発見してしまった。やるしかない。小麦粉と塩と水があれば作れるんだ。
意気揚々と日曜日を迎え、子ども達と一緒にやろうと思ったが、自転車練習で計画は狂ってしまい、慌てて私一人で取り組んだ。

食塩水を作って、小麦粉に入れる。手で混ぜて、丸くなるまでよくこねる。

たった1行なのに、これが難しい。
え、水分足らないんじゃないかって思うくらい、カッスカスだった。でも、袋には水は足さないとわざわざ注意書きが書いてある。砂漠状態の記事をどうにかこねていくと、まぁ、丸くはなった。
30分以上生地を寝かせて、またこねる。
私はここで、足を使った。そう、踏み踏みした。
でも、ジップロックが破けるんじゃないかと怖くてたまらなくて、じっくりできなかった。ジップロックを二重にすれば良いのだが、安価ではない(私の中では)から1枚しか使わなかった。

ある程度踏み踏みして、生地を取り出すと、なんだかしっとり。
また少し生地を休めて、のばしていく。
これがとてつもなく難しかった。のばしても戻ってくる。形状記憶。グルテンの力なのか。全然のびない。これは、ものすごい力が必要だと思って、全体重を綿棒にのせてみる。

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なんとか、のびて、今度は折りたたむ。
打ち粉をしっかりしないと、くっついてしまう。あぁ、見通しが甘かった。
思った以上に粉が必要だったみたいだ。細く切るのも難しい。リズミカルにやってみたが、幅がバラバラだ。きしめんなのか、すいとんなのか。かなり不格好なうどんになってしまった。

茹でる時間は、10分。でも、すいとん部分はもう少しなんだろうな。でも、細い部分がでろでろになっちゃう。10分であげてみると、うーん。
ちゃんと作ればちゃんと美味しくなるんだろうな。
あぁ、かーさんは悔しい。ひとまず、出来たのはこちら。

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食べてみると、塩が多すぎたみたいだ。しょっぱい。
夫は、コシがあって好きだよと言ってくれたけど、ビビりの私は市販品もしっかり茹でておいた。娘は、交互に食べてくれた。ありがたい。多くを語らなかったけど、手作りする母の姿は良い方向に映っているといいなぁ。

ちなみに、ケーキは節約で。キャラクター部分を100均のチョコペンで手作り。こちらは、ものすごく喜んでくれて、ほっと一安心。

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とりあえず、市販のうどんが98円で買えることに、めちゃくちゃ感謝したい。ありがとう、98円。細うどんも太うどんも98円。冷凍うどんもコスパ最強。今までは何気なく買ってたけど、見る目変わった。
良い経験でした。
あと2回作れるから、また頑張ってみようかな。

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