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SIGMA fpと1年が経ったのでレビュー

どうしよう。SIGMA fp 購入1周年記念日です。

あぁ 、買ってよかった…


コトの経緯

カメラにはまった2年前。まずは僕、フィルムカメラにハマりました。

たま~に兄のOM-D E-M10 mk2..(だったかな)を借りつつ、メルカリで3000円ほどで買ったNikomatをメインに使う日々。懐かしくも恥ずかしいnoteも残っています。

外観は今見ても極めてシンプル、それでいて重たく金属質で、所有欲が満たされました。

めっちゃミニマル。左サイドも巻き戻しクランクのみという。

でもまぁ、撮るほどにたくさん写真を撮りたい…! という気持ちも湧いて…
デジカメ自分のやつ欲しい!!!!と。

まぁなりますよね。
調べて行くうちに、フィルムカメラみたい!かっこよ!となったのがX100V。
そして驚きのPVで一気に引き込まれたSIGMA fp。

フィルム感ましましなフジと未来感のすごいSIGMA。


最初に選ばれたのはフジでした。

当時ハマっていたYoutuber堀口さん。
ガジェット付きなら一度は見たことあるかもしれない。
彼が使っていたのがX-T4。
かなりお気に入りのようで今でも手元に残しているみたいですね。

そしてStudio73 木村さん。
彼もX-T3を使っていて、T4…と。

ふたりクリップも見ちゃったりと…
とりあえず見る人みんなフジなんですよね。なんだかんだ他にも人数も多いし。
んでまぁなんだかんだ素敵だと。

で、オールドレンズも使ってみたかった…!
ルックス的にもまぁフジは似合うことが確定していますよね。
あとみんなしてフィルムシミュレーションを推すから気になっちゃうわけです。


んで買ったX-T3

有言実行というわけ。

マイファーストラブ(??????)

X-T4と同じセンサー、プロセッサ!
それでいて当時新品9万円台!
今でもソコソコいい方の動画性能!

というわけで、とっても気に入ってました。いや今もいいなぁと思います。

そしてフジの沼にずぶずぶと…
レンタルしたり、軽率に買ったり、まぁ色々しました。
XF23mm f1.4 Rをもっと使い込みたかったんですが…あまり使わないままに売ってしまったのが心残りです。

いやぁ~フジのカメラもカッコいいもので。

ペイント感良い。
Pro2が写真を撮る、という行為で言えば一番楽しかったかも。
シャッター切るのが楽しい的な感じ。とりあえず気持ちいい。
X-E2を迎えたこの時期、
X100Fが7万だったんですよ。
今なら即買いする人いそうですね。
インタビュー…同じの2台欲しい!て思って借りたT3、シルバーかわいい。
そして借りたX100F
んでやっぱり気になる、X-Pro3

いっぱい撮りました。

いっぱい撮った記録もいっぱいあるんで、暇な方、フジラブな方は是非。

しかし、徐々に、そして確かに怪しい欲望に支配されていくわけです。


同時に高まるfpへの興味

僕は京都に住んでいるので、毎年の「KYOTOGRAPHIE」の存在に、写真へ興味を持ち始めてから気がついたわけです。
そして見に行くと。

SIGMA、KYOTOGRAPHIEのスポンサーなんですよね。
それもあってKG+の場所にfpとか、iシリーズとか置いてあると。

そりゃこんなビジュのいいカメラがあったら手が伸びてしまいますよね。

そしてさわって、気がついてしまうわけです。

質感、やべぇ…
小さいサイズにこの重み…
とりあえずデザインかっこよ…

みたいな。
それが2021年の9月。fp Lも発売し、パウダーブルーめっちゃ綺麗!!
というのもあって揺れ動く心。

揺れまくってて草
だいぶ欲しそう。

noteやyoutubeのコンテンツも、少ないですが、上がっているのは良質なものばかり(なイメージ)

Go Andoさんのイケてるnoteに

毎回クオリティのエグいfps24さんなどなど…

そして当時よく行われていた花金トークライブもめっちゃよかった…

そして忘れてはいけない。
我ら(?)が聖書FOTONEさんのブログでもfpが。
ええ、やっぱデザインいいっすよね。そして写真が好きすぎる。
最近確定申告関係で「f」を検索バーに打つとfreeeになるんですが、以前は「f」でFOTONEブログに直行できました。便利だ。

カメラで写真が変わるかと言われると、スナップにおいてはあんまり影響はないでしょう。しかしまぁ気分が上がるとか、楽しいとか、精神的にですね。はい。
使って楽しいも大事ですよ。持って嬉しいもきっと大事。多分。

引き込まれるSIGMAの世界観

いけてるデザイン。いけてるフォント。
作例の写真の質の良さ。というかもう、まず写真として好きなのが多い。
そしてwebサイトの雰囲気(カメラ関係のメーカーで一番カコイイ)。紙媒体もいいし。

45mmの記事は写真も文章もだいぶ気に入ってます。
iシリーズの記事の「私が大切にしていること」というテーマがこれまた素敵。


もう出てないけど、Seinの紙媒体のもめちゃめちゃかっこいいマガジンだと思います。

ものづくりの姿勢。Made in Japan、Made in Aizu。

高性能、高品位なのに手に入りやすい価格帯。

小さいながらもユニークで暖かいユーザーのコミュニティ…。

社長はじめ、開発の方々など、ここまでSNSに露出する人が多いメーカーも珍しいのではないでしょうか。

何はともあれそういうわけで、日々良質なコンテンツやさまざまな情報を掻き集める中で、エェ…欲しすぎる…の気持ちが高まっていき、そうちょうど一年前に、お迎えしてしまったわけですね。

買う以外なかった

というわけで購入。

いやーーードキドキしました。

んでもって嬉しかった。
前から気になってた子!というわけなので。
それはもう。

それ以来fpを毎日、毎日持ち出す日々。
X-T3もコンパクトではありましたが、その比じゃないくらい持ち出しています。なんでだろう。不思議ですよね。

そしてある日の思いつきで、持ち出した日に撮ってはTwitterに投稿するようにしてみました。今では結構数も溜まってきて、だいぶ狂気を感じるツリーができています。

木村氏の思い出深い動画


僕の推しYoutuber(?)な木村氏。
独特の雰囲気ともはや趣味感でしかない感じ。
やたらとこだわりを感じるインテリアとかで、投稿頻度はのんびりですがすごく好きで、たまーに見返しちゃうくらいな人なんですが。

この動画がめっちゃ印象的で。

まぁ内容としては、X-E3を買ったら小さいし見た目いいし、ミニマルだし。
→E3良すぎてそればっか使っちゃう!
→T3、フィルムカメラ色々持ってるのを触らなくなっちゃった!
→いろいろ使いたいから売っちゃった!というもの。

んでその中で、「毎日使っちゃう、写真を撮る機会を創出するんですよ!んで他のカメラを使わなくなっちゃうんです」的な感じのことを言っていて。

カメラ。持ち出さないと写真も動画も撮れません。
どんな雄大な景色があっても、どんな決定的瞬間を前にしても、その手の中にカメラがないことには、写真は撮れないわけです。
それがスマホでもいいし、カメラでもいいのですが、とにかく道具がないことには記録できないのが写真、映像ですよね。

じゃあ、カメラを持って出かけよう、と。

使いやすいモノがいい人もいれば、見た目に何よりこだわる人もいる。小さく軽いことが重要な人もいれば、大きく存在感があることがモチベーションになる人もいる。

僕の場合はそこで小さく軽く、見た目が良く、フィルムカメラに引けを取らない高い質感を求めたわけです。

だからこそフジに行ったし、今fpを使っている…と。

とにかく、僕は買って以来fpをすご~く気に入っちゃって、その状態になりました。

軽量スナップ機、色綺麗。で立ち位置の被ったX-T3。購入直後ということもあり、もうfpばっかり使っちゃう。

バイト的な感じで、長尺での動画撮影を求められる機会もちょうど増えてきて、一度GH5を使って感動したLUMIXの操作性、同じLマウント。広角スタート、価格も魅力的なレンズキット。流石に強い動画性能…というわけでT3はS5と選手交代。

本格的にfpだけを使いまくる日々がスタートです。

何はともあれビジュがいい。

あーかっこいいね

小さいフルサイズならどう考えてもα7cの方が安パイでしょう。
でも質感がッ
ビジュがッ(見た目はα7c割と好き)
というわけで。

AF?
MOVの画質?
電池持ち?
手ぶれ補正?
起動時間?

同世代のカメラに、使いやすさの面で突き放されている部分ばかりなのはよくわかります。
(それこそα7cとか)
でも!!!

かわいいから!!さ!!!!
逆にデザインで全ての国産カメラを突き放してるから!さ!!

fp、以上終了のこの潔さ

というわけではい。全部許せる。許せない人間の方が愚かなのだ。

てな感じでオールオッケー。
ダメ男に沼っていくアレと雰囲気は似ていますが、好きなもんいくらでも沼っていけばいいでしょう。


綺麗なモニターと高い画面専有率

fpの好きなところ。
コンデジもびっくりな高い画面占有率。
GoAndoさんの良質なnoteでも言及されていますが、
fp、他のカメラと比べて極めて画面の割合が大きいんです。

ああかわいい。

それこそ、グリップ、スティック、ファインダー、沢山のボタン。
普通のカメラにある便利なモノの多くは削ぎ落とされています。

最低限のボタン。だからこその透明感を感じる画面。
QSメニューのシンプルイズベスト感も好き。

Leica TLシリーズのワイドで更に大きな画面もすごくいいですよね。タッチ主体なあたりナウでヤングな感じで興味が湧きます。ボタンほぼないし。

そして色がいい

魅力的なプリセットや、Dehancerといった素敵なプラグイン。
後処理でどうとでもなるものですが、しかしモニターに表示される色も、毎日持ち出して使うならば重要な部分。

パウダーブルー、マジで綺麗だし。

Powder Blue
28-70mm f2.8 DG DN | Contemporary
頑張って頑張ったら濵○さんみたいな質感出せそうな感じ…嘘ですすいません。

ティールアンドオレンジ、かっこいいし。

Teal&Orange
28-70mm f2.8 DG DN | Contemporary

ウォームゴールドも素敵。(なんかフジを感じさせて嬉しい。)

Warm Gold
28-70mm f2.8 DG DN | Contemporary

シネマを弱目にかけるのも気に入ってます

Cinema
28-70mm f2.8 DG DN | Contemporary

FOV.Classic系もめちゃ良い

FOV Classic Yellow
28-70mm f2.8 DG DN | Contemporary
FOV Classic Blue
20mm f2 DG DN | Contemporary

あと普通にスタンダードも良い。

フォレストグリーンも気に入って…
と全部結構好きです。
サンセットレッド…はちょっと研究します。
後たまにはデュオトーンも…



忘れてはいけない拡張性

fpの特徴の一つの「拡張性」

fpが気になるみなさんなら、きっとこの動画は見ているはず。

いやぁ~かっこいい。
「世界最小最軽量」がゴリゴリのシネマカメラ風になっちゃう。
いや、風どころか撮れる画質は普通のミラーレス一眼ではなし得ないCinema DNG。(マジックランタンなら…?)

SSD挿すだけでCinemaDNG収録ができちゃう。モニターレコーダーさえあれば、B-RAWもProResもどんとこいなfp。
可愛いツラして恐ろしい子です。

やすっちいモニター買った自分を叱りたい。馬鹿者め…

僕もフォルテくらいにはできるようになってきました。

人のリグ見るのも面白いですが、
やっぱり自分でいろいろ試行錯誤しながら組み上げるのが楽しい…
モニターに貼り付ける作戦をBird林さんの投稿で見てときめき。
もうちょい頑張りたい感じがある

まぁパーツ代が一つ一つ積み重なると痛い出費なんですが…

人それぞれの使い方。

まぁそんな感じで、フォルテッシモ方向にいろいろデカくしていくのもよし。
一つ一つのパーツにも、いろいろな種類があるので、本当に人それぞれになるでしょう。

ピアニッシモ方向に小さく軽く使うのもよし。
オールドレンズが不思議とよく似合うカメラです。
最近は中華マニュアルレンズも50mm f2、35mm f1.4と手頃でコンパクトなレンズをたくさん出していて、ありがたい限り。そのうちトライしたい。

CG制作に特化したカメラにしちゃう人もいるし、プロンプター使って最高なWebカメラにしちゃう人も…

世の中には3Dプリンターでいろいろ作っちゃう超人もいれば、もはや固定画面をチルト化してしまう猛者までいる始末…

fpの3Dプリンターパーツの神様、Takumaさんが自作系のパーツをまとめたnoteを公開されていますが、この数もとんでもない…

かっこかわいい8mm風の林さんアイデアもとっても良い。

いやー沼の深みが見えません。どころかユーザーみんなが沼を深くしていっている…

純正ボディ、純正レンズ。

みんなボディがサードパーティなんですよ。

とかいうツイート見た時には思わずニヤけました。
そう。レンズメーカーシグマ。
ソニーとか使っている人からすれば「サードパーティ」レンズです。
ですがfpなら?

そう、「純正レンズ」な訳です。

しかも同じデザイナー様、同じフォント、マッチする質感。
悪いわけがありません。
あ~かっこいい。

yes純正。
yes純正。あれもこれも純正。そう、fpなら…
いや本当にフォントと質感の一体感が素晴らしい。
全部全部、純正。

Artレンズ、最高。

SIGMAといえばArtレンズ。ArtレンズといえばSIGMA。
初めてのArtは50mm f1.4 DG HSMだったので「おっも」
のイメージしかありませんでしたが、最近のは比較的、小型軽量超高性能。
防塵防滴で土砂降りもOK!、素敵さは増すばかりです。


35mm f1.4 DG DN | Art
85mm f1.4 DG DN | Art
85本当にいいです。

Contemporary、最高。

といっても、まだ28-70mmしか使っていませんが。

いつもお世話になっています。基本S5につけっぱレンズ。
fpにつけて旅行にもgood。
EVFつけると結構バランスもいい感じ。

何より軽い!そして値段も優しかった…
たま~に広角が欲しいタイミングがあるので、16-28にするか、はたまた20mm f2か…どちらにせよ欲しいところです。

iシリーズ、最高。

45mmとキットで発売されるくらいです。
最高の質感のボディに最高の質感のレンズ。そりゃもう最高ですよ。

嗚呼、ベストマッチ。

花金のiシリーズ回は必見です。こだわりが詰まっている。
あとグッドデザイン賞ですし。実際グッドですし。

嗚呼、グッドデザイン。

45mmはユニークな写りに毎日持ち出せる小型軽量。
65、20も借りましたが、こっちは端正な感じの写りですごく良かったです。


65mm
ちょっと大柄だけど、EVFとかに似合いそう。
20mm
広角系iシリーズは花形なのに金属製という技術にまず驚かされます。
65mm f2 DG DN | Contemporary
オックスフォード
20mm f2 DG DN Contemporary

90mmも気になるし、24、35、、全部気になります。揃えたい!

もちろん写真にもとてもグッド

何よりも日常に

世界最小最軽量、ですからね。(フルフレームで)
X100V、GR、RX1、Leica Q等々尖ったコンデジは多いですが、レンズ交換派、何よりオールドレンズがラブで、とにかく小さく軽くな方にはドンピシャなはず。

35mmの気軽な画角もいいし。

Planar G 35mm f2

コンパクトな90mmで視点が変わる家の中とか。

Sonnar G 90mm f2.8
興味アリなレンズです。もっと使いたい。

ひと癖ある写りのオールドレンズも楽しいし。

Summilux 50mm f1.4 1st
古すぎてガタつきが怖い。

キャラクターのあるコシナのレンズもいいし

APO-LANTHER 50mm f2 Aspherical
HELIAR classic 50mm f1.5 VM

もちろんiシリーズもとてもよい。

45mm f2.8 DG DN | Contemporary


旅に嬉しい小型軽量(…?)

四国、中国、九州に関東。
イギリス、フランス、シンガポール。
何かとfpがやってきてから、いろいろな場所へ足を運ぶ機会が増えました。
いつでも一緒いや~いいですね。

香川の何処か
LUMIX S 20-60mm f3.5-5.6
多分倉敷行った後だからそっち側から見た図。
F.Zuiko Auto-S 50mm f1.8
東京の草(???)
HELIAR classic 50mm f1.5 VM
阿蘇の木
Planar G 35mm f2
ロンドン
28-70mm f2.8 DG DN Contemporary
パリ
45mm f2.8 DG DN | Contemporary
シンガポール
28-70mm f2.8 DG DN Contemporary

シンガポールに関しては、小型?軽量…?という見た目でしたが、バスで乗り合わせたパパさんはBMDのポケシネ6Kに大きなレンズだったので、まだ僕の方が小さいです。耐えです。

これはこれでごつカワ。

旅先でまいにちfpの投稿をするのもなんとも楽しい。
誰かにぬい撮りみたいと言われたような。


お手軽もガチも、楽しい動画

fpがやってきて、それはそれは、写真はもちろん動画もめっちゃ身近になりました。

120fps作戦が結構おすすめ

これ結構簡単に日常がドラマチック?に見えるというか。
まぁ普段目にする日常風景で、スローってないじゃないですか。
というところで120fps。


5倍スローにすれば、手ブレも 5分の1。
fpでも揺れを気にすることなく、手軽に日常をパンパン撮っていけます。
尺も1秒取れば 5秒になるので、写真気分でちょいとRECボタンを押すだけ。
めちゃめちゃ簡単なんです。
ちなみに音も取れるので、長めにRECして動画に音を入れるのもアリ。

色も、カラーモードが本当に綺麗なのでそのままでもいいし。

とにかく簡単。もちろん他のカメラでも。

一回は試して欲しいCinema DNG

fpのMOVフォーマットの弱点?は、なぜか他機種と比べてキレがない感じの絵の割にシャープネスが強いような印象であること、そしてハイライトが結構飛びやすく、飛び方も癖アリという。お手軽に見せかけてなかなか難しいところです。
とりあえずフォルスカラーやゼブラ等活用して白飛びなしにMOVは撮りたいところ…

同じ8bitでもS5はもちろん、GH5、Z 6ii、Z 7ii、X-T3、X-E2…とこれまで僕が使ってきたどのカメラよりもちょっとイマイチ…と感じる瞬間があります。

それが一気に覆り最強になるのがCinema DNG。マジでびっくりしました。
消し飛んでいたはずのハイライトが…!隠れていたシャドウが…!ある…..!!!!!
てなります。マジで。

こちらdavinciのスクショ。
まぁ上手に調整できる人なら8bitだろうが、この程度なら綺麗に出すんでしょうが、僕みたいな素人も破綻なしに、自由に調整できるという点が良いのです。

いつかのBirdチャンネルで林さんが、「実はRAW動画の方が初心者向けかも」といっていた意味を肌で感じました。

DavinciでDNG現像する癖をつけていればもっと綺麗な色が出せるかもしれない…Youtube上にも、特に海外の方が超綺麗な作品をいろいろ公開されています。

ちなみにfps24さんの動画ではMOVを良き感じにグレーディングされていて、すごいなぁ…となります。

fpで広がったつながり

何よりも面白いなぁと思ったのは、主にTwitterなんですが、fp購入後、憧れのあんな人やこんな人にフォロー返していただいたり、SIGMAユーザーのいろんな人と繋がったり、SIGMAの中の人々から時折絡んでいただいたり、と本当に広がりました。ありがたや~…

我らが山木社長に購入ツイートを引用してもらったりとか、大ファンなBird林さんにリプで祝ってもらったりと。嬉しいおもひで…

ところで、これほど前線に立って多くの人に認知されているメーカーの社長ってなかなか稀有な存在ではないでしょうか。
毎度の新製品発表ライブに限らず、イベントや展示、CP+にもほとんどの日程いらしてましたし。本当にすごい人だなぁと思います。

んで、CP+でも繋がってるいろんな人に声かけていただきまして。
狂気的なまいにちfpをいじっていただいたりとか、普通に気さくに話しかけてもらったりでとっても、とっても嬉しかったです。ありがたや~…

とにかく身近な存在

見ての通り溺愛で、まいにちfpの通り、日々使いまくってます。
まいにちfpをツイートしていない日も、全然持ち出してますからね。
とにかく常に手元にある存在で、まだ一年とは言えど、濃い一年だったこともあり愛着がすごいです。

絶妙な丸みもまたよいとされている。

カメラがより身近な存在になったことで、写真、映像が本当に身近な存在になりました。

言わずもがな僕はカメラ好きですが、まぁやっぱりこうして持ち出して、いい瞬間があればそれで撮るほか無いわけです。

友達といる時にも大体その手元にあるから、みんなの写真を撮れるし。
一人で出掛けている時にも、コートのポケットに収まるサイズだからどこでも持ち出して、なんでも撮れるし。
学校に行くカバンに放り込んでいて、たまたま教室の隅の綺麗な光を捕まえられたり。
雪が降った日には動画に挑戦してみたり。
車に乗って飛んでいく風景をスローにしてみたり。

S5メインで真面目な撮影がある時も、カバンの隙間に収まるこのサイズ感。
いや、冬場はポケットに収まっちゃう。
行き帰りのスナップはfpの出番です。

とにかくそんな具合で常に、本当に常に使っています。

おかげで傷も随分増えました…
自転車で走っている時にすっ転んだり。
駅のホームでネジが緩んで落としたり。
ケージがめちゃくちゃ滑って机から飛んで行ったり。

だいぶ傷だらけですが、もはやそれすらも愛着の一部になりつつあります。
(USB端子壊れたのでそれは早く修理出さねば…)


ちょうど左肩の部分と右上とが削れております。
他にも多数。

このミニマルなビジュアルなので、傷ひとつない感じが良いのでは…というのが第一印象だったので、初めに傷ついた時はぴえ…ってなりました。

でも使えば使うほど愛着は増すばかり。もうこれは使い込みを極める他ない。

それと新宿の北村寫眞機店のfpがめっちゃハゲハゲで、でもそれがすごくかっこよくて。東京に住んでる方は是非一回覗きに行って欲しいくらいハゲハゲなんですが、かっこいいハゲなんですよね。ハゲ。

というわけで、最近は傷への恐れも薄れてきて、さらに身近になっちょります。
まぁ変に気遣うよりはたくさん使う方が優先ですし、この程度の耐久テスト?はしてるでしょう(知らんけど。)

何はともあれ大好きです

というわけでつらつらと、なっがながと恋文、いや駄文をしたためさせていただきましたが、ええ本当にお気に入りのカメラです。

何より、外観もソフトも体験も、高度にデザインされていて。それでいて使い手によって自由自在にその姿を変える、唯一無二の存在感に痺れます。

どこにおいても主張しないデザイン、常に持ち出したくなる小型軽量。
それでいて持つと確かな存在感に、広くて綺麗な画面。

かわいいねペロペロ

iシリーズの意味不明なほどいい質感も、操作感も、音も本当に素晴らしいですし、グッドデザイン賞も頷ける素敵デザイン。写りも素敵だし。
それでいて自分でも手を伸ばしやすい価格帯。
安くはないものの、Goopassでランク2で全てのiシリーズと多くのArtレンズが試せる、という事実もめちゃくちゃありがたいです。さすがSIGMA。

ふとした時にフードに手が当たったりするじゃないですか。
その時の澄んだ音とか…
ただの金属製じゃ絶対鳴らないような音なんです。

とにかくカメラ、レンズといった製品もマジでいいなぁと思いまくりですし、ウェブサイトやフォントといった細かいところまで行き届いた美意識にも、すごいなぁと感じさせられます。

とにかく文字通り魅了されているというか。なんというか。

お気に入りの道具を見つけることってめっちゃ素敵なことだと思います。
まぁ僕がモノ好きなだけなのかもしれませんが。

新しい靴や服を買えば出かけるのが楽しくなるでしょうし、調理器具を買えば料理が楽しくなるかも。

気がついたら色々増えてしまいました。
困ったものです。

カメラだったら、こうした気に入っちゃうヤツと出会ったおかげで、僕は日々撮影機会が創出されています。
フィルムカメラなら選択肢はもっとたくさんあって、こう、探して運命の一台を見つけるのも楽しいと思います。

まぁそんな感じで、SIGMA fp、超好き。
という記事でした。

最後まで辿り着いた人、読みにくい文章を長々とお疲れ様です。ありがとうございました。

また一年使い込みましょう。
fp L生えてたらどうしよう…
いやレンズが先か…

物撮りコーナー

最後のオマケ、物撮りコーナーです。
先日、料理写真を撮らないといけなかったんですが、隙間時間でfpもちょこちょこ撮っていました。へへへ…。
というのもあって、部屋の明かりがついているタイミングとかもあったりで、ホワイトはバラバラなんですがご容赦くださいませ。

ちなみに物撮りカメラはS5、レンズは28-70、iso100固定です。

いやーこのビジュの良さである。
45mmは前玉が小さくて可愛いですね。
反して後玉がデカくて平らで、ミラーレス…!となります。
マジでこの、フードの外側のローレット的な加工しようと思った人やばい。
光学的に一歳意味のないところにこのこだわりよう。変態としか…
付け外しのかっちりしたフィーリングとか、レーザー刻印の文字とかもまたかっこいい。
コシナとかの彫り込みの文字もクラシックでいいですが、
こっちもまたフラットかつシャープで素敵。
いっそもっとボタン減らしてもええんやで。
無刻印、無印字エディションとか出たら本当黒い箱ですね。
HG-11もいいですが、たまにグリップなしでレンズを持て!スタイルも楽しいです。
ゴツい方のグリップをCP+で触ったんですが、あれの深い感じも良かった…
これが中古3万円台はバグでしょう。
んでまたこいつがキットレンズというのが素晴らしいですよね。
一回借りるでも買うでもいいからしてほしい。
印字が黒なのもまた…
これ以降のiシリーズはマグネットキャップなのも…
マグネット試したすぎるので何か生やそうかな

というわけで。
それでは、また…

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