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マッサージ体験で”人生の充実”を知った日

先日、知り合いの紹介で
「初めてのマッサージ体験」を
経験しました。

マッサージに行くことになった経緯は、
知り合いの一言です。

「お前もいい年になったんだから、
 身体のケアを考えたほうが
 いいんじゃない?」

と言われて…

「じゃ、お願いします」と言って、
お店を紹介されて
初のマッサージ体験に足を運びます。

しかし、まさか
マッサージ体験後に
人生の充実感を知ることができるとは、
ここでは想像できていませんでした。


今日は、マッサージ体験で
出会った店員さんの人生の充実感について

体験談をお話しします。

ぜひ、一読いただけると嬉しいです。



✔出会い

紹介されたお店は、
とある温泉旅館の一角に
ひっそりと構えていました。

時間は
「16時から」と伝えられていたので、
10分前の15時50分ごろに
旅館につきます。

旅館に入り、
お目当てのお店を発見。

「へぇ~、ここか…」

苦労して見つけた
お店のドアを開けると…

ドアの向こうは、
六畳一間の小さな小部屋。

部屋の中央には、
足の高いベットがひとつ。

ドア先には、
ひとりの女性が立っています。


「いらっしゃいませ。
 ○○さんのご紹介の方ですか?」

耳にとおる声で
歓迎ムードを漂わせる女性は、
マスク越しながらも
いい年の女性だと感じます。

でも、あきらかに
同じ年代の方よりも若々しく見えます。


「今回、初体験ということで、
 足のみのマッサージと聞いていますが…」

と説明を受けて、わたしは
「はい、よろしくお願いします」と
答えて、ベットの上に案内されます。

素足となった足を
ポンッと店員さんの前に差し出して、
いよいよ初めての
「マッサージ体験」は始まります。




✔マッサージ体験

はい!

マッサージ体験は一言でいえば、
「痛かった」です( ;∀;)/

「お客さん、コってますね~」と
言われながら、足の裏をゴリゴリ。

まるで剣山で
足の裏を突き刺しているような痛みです。
(怖い表現で、すいません😅)

わたしは
「女性の前では声は出せない」
謎の紳士ぶりを発揮して我慢しました。

なんなら、痛みを紛らわしたいから
「店員さんとお喋りしよう」と試みます。


ここで話の本題に入ります。

まさか、こちらの女性店員さんから
「充実した人生ってイイよね」
気づかされるとは
夢にも思っていませんでした。





✔二度、
 驚かされたお話し

冒頭の話の入りは…

「こちらのお店は長いんですか?」と
わたしの一言から始まります。

女性店員
「そうですね~
 ここではじめるようになってからは
 6年目になりますね」

わたし
「そうなんですか、
 マッサージ店をはじめてからは
 長いんですか」

女性店員
「はい、かれこそ30年は
 続けさせていただいてます」

手際のいい
足裏のマッサージをする店員さんと
痛みと戦うわたしで、会話は進みます。

わたし
「長いこと、
 マッサージされてるんですね」

女性店員
「そうですね。昔は1日、
 フル稼働で働いていたのですが、
 一度倒れてからは
 午後の決まった時間だけ
 働くようにしています」

わたし
「へぇ~、そうなんですね。
 午前中は別のことをされてるんですね」

女性店員
「そうです。
 じつは、わたし。
 ライブ配信やったりしてますよ」


えっ!?

いきなり”ライブ配信”という強ワードに、
足の痛みも和らいだのも、つかの間。

女性店員
「ツィンバロムという
 楽器のライブ配信をやっています」

えっ!?えっ!?

ツィンバロム!?



おもわず、
「なんの楽器ですか?」と聞き返します。

どうやら、”ツィンバロム”とは
ハンガリー生まれの楽器で
台形に形作られた
「大型の打弦楽器」だとのこと。



わたしが二度も驚いたのは、
ツィンバロムという楽器を
はじめて言葉として知ったのもひとつ。

女性店員の”ライブ配信”をおこなう
意欲にたいしても驚かされました。

女性店員は、パッと見て
お世辞にもいいお年をして
いらっしゃいます。

にも、かかわらず
まさかのライブ配信実践者だとは…


さらに、
女性店員は続けます。

「ライブ配信で知り合った方と、
 実際に会いましたよ~」

「どこかのプロの方も
 何人かはいらっしゃいましたね」

物腰柔らかそうな女性に見えて、
「すごいアグレッシブだ」と
心でツッコミを入れずにはいられません。

すでに”オフ会”たるものも
経験されているとは…スゴイ!

※オフ会
 ネットで知り合った方と
 現実世界で実際に会う機会のこと。

なんか足の痛みどころじゃ、
なくなりました(笑)

話が盛り上がったところで続けて、
わたしは”こう”聞きます。

わたし
「充実した生活を
 過ごされているんですね」


女性店員
「そうですね~やはり、
 一度倒れてから考え直しましたね」

「このままでは、もったいない。
 ”もっと人生を謳歌しなきゃ”と」

「だから、仕事は午後からだけにして、
 午前中は”好きなこと”をやってますよ~」


ほへぇ…

心に響く格言を頂きました(感謝)

たしかに…
実際に女性を目の前にして見ると、
若々しく元気でいらっしゃいます。

言動は、柔らかくも芯は通っていて
ハキハキと喋る姿は好印象を持ちます。

目尻は垂れて、マスク越しながら
優しい顔立ちを容易に想像できます。

パッと女性を見ただけで、
「こんなにも充実した素晴らしい人生を
 送られているんだな」
と実感しました。



✔人生の充実感

女性店員さんは、楽器以外も
ボーリングや水泳にも力を入れています。

ボーリングの腕前は、
全盛期でアベレージ197。

「水泳は背泳ぎを得意とする」
とのことです。

もちろん、
マッサージの腕前も一級品です。

もう、いろいろハイスペックすぎて
わけが分からないですね(笑)


今回、とくに
印象に残ったのは…

好きなことに、
全力で取り組む彼女の姿です。


人生の充実感とは、
最後の瞬間に後悔しないこと。

「やってたら良かった」と
後悔するんじゃなくて、
「やって良かった」と思うこと。

そのために、
必要な時間を確保して行動に移すこと。


女性店員の言動やお姿すがたから、
たくさんの気づきを得られました。



* * * * *



人生の目的は、人それぞれです。

仕事で成果を出したい。

健康で趣味に没頭したい。

家族の笑顔を守りたい。

人の数だけ、
人生に求める充実感は千差万別です。

だからこそ、自分の求める
「真の人生の目的」を見定めることは
大切です。

いたずらに時間を浪費するよりも、
さっさと自分にとって
「心から楽しいと思えること」に
時間を割くこと。

”充実した人生って、
自分をどれだけ楽しませたか”
にあるのかな~と
女性店員を見て感じました。



その日の夜、「足の裏の痛み」に
寝つけなかったのは、恥ずかしいので
ここだけの話にしてくださいね(笑)

では、また。
失礼します。

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