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”ダメなプライド”って知ってますか?

プライド
=誇り。自尊心。

人は、何かを成し遂げたり
優れた行動をとったとき、
高ぶる感情とともに”プライド”を作ります。

「自分には、こんなことができる」
「ほかの人にはマネできない」
「わたしのアイデンティティだ」

そうした…
自分を自分で認める行為は、
自尊心を高めて「あなたのプライド」
として確立されます。


たとえば…
困難な逆境に立たされたとき
「いまの自分には
 到底、乗り越えられない」と
恐怖や不安を覚えて行動をためらいます。

では、行動を起こせる人は
何が起きているのか。

”自分自身のプライド”
気持ちを奮い立たせてくれます。

「あなたは、
 ここで立ち止まる人でない」

「やればできる」と
経験から作り出されたプライドは
あなたを支えて勇気づけてくれます。

そして、行動を起こせたときには
さらに自分のことを好きになるでしょう。


こうした意味でも、
「プライド」を形成することは
大切な考え方と捉えるべきです。

また、
自己愛にあふれた人生を過ごすことは
幸福度を高める素晴らしい
ライフスタイルを確立します。


さて…

「プライド」のメリットについて
お話しさせていただきました。

もちろん、
メリットばかりではありません。

プライドの持ち方も、人によっては
デメリットに働きやすい傾向があります。

「他人任せで 自分から行動しない」
「周囲の意見に耳を貸さない」
「相手を批判して自己評価に固執する」
「難しい言葉を並べたがる」
「成功イメージが見えるまで動かない」
「すべての行動を正当化しようと考える」

こういった状況に
おちいったことはありませんか。

ご自分にかぎらず、
身の回りにいる人にたいしても
感じたことがあるのではないでしょうか。

上記の例は、「プライド」が
間違った方向に働きかけた一例です。


必要なプライドもあれば、
”ダメなプライド”もあります。

今回は、そういった…
「それ必要ですか?」
と感じるプライドについて
皆さんと共有したいと思います。

ぜひ、読み進めてもらい
教養を深めていただけたら幸いです。

では、いきましょう(^^♪




✔そのプライド、
 意味ある?

さっそく、ダメなプライドについて
考察しましょう。

以下は「ダメなプライド」の代表例です。

・自己陶酔におちいる
・他人の意見や考えに共感しない
・自分自身を正当化する
・完璧主義
・他人と比べて自己評価にこだわる

別の側面から見れば、
「そこまで問題ある?」と
思うかもしれません。

上記の「ダメなプライド」には、
一貫して”ひとつの主軸”が存在します。

それは…

「現状に満足して成長しない」です。

また、かぎりなく成長できない状態に
満足している
ともいえます。



プライドは、
自分の存在意義を確かめるために
必要な精神の支柱です。

ただ、同時に
「もうこれ以上、なにを望むの?」と
悪魔のささやきを放つのも
プライドの悪い癖です。

存在の確率を感じるからこそ、
必要以上の成長を望まないでいいと
思えてしまうのです。


正しいプライド
 =成長の手助けとなるプライド

間違ったプライド
 =成長の妨げとなるプライド



✔腐りきった
 プライド

「あぁ…、無駄なプライドを
 持ってしまった」と気づく人は
素晴らしい思考力です。

ただ、人によっては
成長につながらないプライドと気づかずに、
いつまでもダメなプライドに
しがみつく人もいます。

言葉は悪いですが…

腐敗臭のする、いまにももろ
崩れてしまうプライドです。

でも、その人にとっては
いままでつちかってきた時間、能力を
捧げているからこそ捨てきれません。

もうすでに
成長の限界に達しているはずなのに…

または、成長どころか悪い方向へ
下降していることすら気づかずに、
大事に抱えてしまっているプライド。

そういったダメなプライドほど、
愛おしく感じて大事に持っていても
ロクなことはありませんよね(;^_^A


ここまで読み進めたあなたなら、
「そんなプライド、さっさと捨てちまえよ」
と思うかもしれません。

でも、そのプライドで当事者は
素晴らしい体験をしたのでしょう。

自分だけしか体験できない
貴重な経験を積んだのでしょう。

時代錯誤と分かっていても、
「自分にとって価値のあるプライドだ」と
誤解し続けているうちは、
そのプライドを捨てきれません。

いかに
「このプライドは
 いまの自分を成長させている」
と気づくかどうかによって
ダメなプライドを捨てる基準になるはずです。



* * * * *





「プライド」を持つ意義は、
素晴らしい考え方です。

自分の行動や発言に責任を持つ姿は、
周囲の人を惹きつけます。

自信ある立ち振る舞いは、多くの人から
信頼や憧れを抱かれることでしょう。

そして、唯一無二の存在と認識したとき
あなた自身は「新たなステージに立った」
と振り返るはずです。

まさに、社会的な地位(ステータス)は、
あなたの大切な存在基盤になりえるのです。


ただ…

今回、お話ししたとおり
”不必要なプライドを持つ”キッカケを
生み出す可能性がある
ことも
頭に置いておかなければいけません。

もしも、
素晴らしい成功体験を経験したとき
「プライド」について
考えてほしいと思います。

一度立ち止まり、考えたときに
「このプライドは必要なの?」と
自問自答してください。

そして、
必要のないプライドだと思えば
さっさと捨てるべきです。

意味のないプライドほど、あなたの人生に
害悪を与えるものはないでしょう。



あなたは幸福に包まれ、多くの人に愛され
ステキな人生を送る価値があります。

だからこそ、
不必要なプライドを身に付けるよりも
「誰かのために行動できるあなた」で
あってほしいと願っております。

そして、
より素晴らしい自分へ成長するために
正しいプライドを持ち合わせてください。

今回の記事によって、いま一度
プライドを見直すキッカケになれば幸いです。

では、また。
失礼します。

サポートしていただければ、あなたの習慣活動を全力で応援します!!