「習慣」と「サボり」の関係性
「習慣」とは繰り返し行うことで、
無意識に身体に身に付く行動を指します。
「サボり」とは、
本来は取り組むべき行動を避けたり
手を抜いたりする状態を指します。
一見すると、習慣とサボりは
対立する概念のように感じます。
しかし、実は「適度にサボること」は
習慣を身につける上で
重要な役割を果たすことをご存知でしょうか。
今回のテーマは、
「習慣」と「サボり」の関係性です。
良い習慣を手にするうえで
定期的に訪れる倦怠感。
「もういいや…」
「続けられない…」
「いつのまにか諦めている…」
そうした習慣の挫折の背景には
もしかしたら不必要に自分を
追い込み過ぎているのかも😅
習慣化に向けて楽しく継続するために
ひとつのエッセンスとして
「サボりを上手に活用すること」を
おススメします。
あなたの習慣化の手助けになれば
幸いです。
では、いってみましょう(^^♪
✔サボりのメリット
サボりのメリットは、
大きく分けて2つです。
1つは、
”リフレッシュ効果につながる”ことです。
仕事や勉強など、
集中して取り組む必要がある場合、
どうしても疲労や
ストレスが溜まります。
また、集中力も
その都度、低下します。
そういった負荷のかかった状態で
無理に取り組もうとすると、
かえって効率が落ちます。
適度にサボることで、
心身をリフレッシュさせ、
再び集中力を回復させることに
つながるメリットを持ちます。
もう1つのメリットは、
”創造性を高められること”です。
新しいアイデアや発想は、
普段の生活の中でふとしたときに
ひらめくことが多いもの。
しかし、常に何かに追われている状態では、
新しいことに目を向ける余裕は
生まれません。
適度にサボることで、
普段の生活を振り返ったり、
新たな視点を得たりする機会が増えて
創造性豊かな発想を高められます。
✔サボりのルール
「サボりって効果的なんですね」
「分かりました!
サボりまくります!!」
と思ったそこのあなた!!
はい!
本末転倒です😂
もちろん、サボりすぎると
かえって逆効果です。
サボりすぎによって本来の目的達成に、
取り組むのが難しくなるのは
容易に想像できます。
「やろう、やろう」と思って
後回しにしていたら、時間がなくなった
というのは誰でも経験あることでしょう。
そのため、サボりにも
ルールを設けてください。
1.時間を決める
まず、サボる場合は
かならず時間を決めてください。
毎回10分程度、
あるいは30分おきにサボるなど…
あらかじめ決めておけば、
サボり過ぎを防げます。
時間を決める際は、
かならずタイマーの設置を心掛けると
とても効果的です。
2、内容をしぼる
サボるときには内容にも
こだわってください。
さきの気になる「サボり方」を選ぶと
そちらに集中力を持っていかれて
本来の目的に集中して取り組めません。
リフレッシュや創造性を高められる。
意味のあるサボりに着手しましょう。
読書や音楽、ストレッチなどが
オススメです。
✔悪い習慣
サボり癖を直すには
適度なサボりは
「習慣化の促進」につながります。
ただ、サボりすぎるという
”サボり癖”は早々に直すべき行動です。
サボり癖を直すためには、
最初に取り組むべきは
サボりの原因を知ることです。
どうしてもサボってしまう…
その理由が仕事や勉強の難しさ、
プレッシャーなどであれば、
その原因の解決に取り組みましょう。
また、サボり癖は習慣化の一種です。
だからこそ、サボり癖を直すため
新しい習慣を身につけて
上書きするのも有効的です。
例えば、毎日10分間、勉強や仕事の前に
ストレッチをする習慣を身につければ、
集中力を高め、サボり癖を抑制にも
つながることでしょう。
* * * * *
「サボり」という言葉にたいして
「自分にたいして甘えだ」
という意見もあります。
意思決定の弱い人ほど
サボりに走るのは間違っていません。
ただ、
その反面、わたしの見解では
そもそも最初からサボらない人は
”存在しない”と感じます。
だれだって”サボりたい”はずです。
心のどこかで
「あ~、疲れた…逃げ出したい」と
思うのは、自然なこと。
大事なのは、サボるにせよ
目的達成できるように”サボる”ことです。
上手に習慣化できる人は、
サボる有効性を理解しつつ
適度にサボります。
いま一度、サボりの効果を
再確認できる機会になれば幸いです。
以下の記事も参考にどうぞ♬
では、また。
失礼します。
サポートしていただければ、あなたの習慣活動を全力で応援します!!