発見される工夫と努力を
警察庁によると、昨年の山での遭難者は3111人、死者、行方不明者は354人で、いずれも過去最多に達したそうだ。山岳事故や遭難の捜索と救助は、金銭的にも高くつく。多くの場合、遭難者やその家族は1日につき百数十万円の費用負担を求められる。
その負担額を登山家同士の相互扶助で軽減するのが日本山岳救助機構合同会社(jRO)だ。入会金2,000円で会員を募り、1人2000円の年会費と事後分担金を国内の山岳にまつわる活動(登山、ロッククライミング、スキー、スノーボード、マウンテンバイ