まとまらない自分探し(エッセイ)

あらゆるもの・ことを吸収しようとしても、人間の脳には限界があるので、人間の脳は身につけたものでさえも自然に忘れるようにできている。

たとえ、どれだけ自分を自分だと認識できていたとしても、本当の自分がどこにいるのか、わからなくなる。

だから、自分探しの旅に出る人が、そこそこいるわけだけど、いろんなところへ旅に行こうが、自分は自分だし、ここにいるってことを認識できれば、それでいいんじゃないかなあ……。

まとまる感じがしないけど、今だけを感じる時間があれば、心に余裕を持つことができる気がする。

きっと、なんとか、なる、と思い、たい、けど。

会社をやめて、もう2、3年が経過している。

自分にできることはしたいけど、もう働くの、向いていないかなあ、と思い始めている。

結局、決めるのは、自分だけど、自分がやりたいようにやれたら、それが一番いい。

今は、できるだけ、好きなことだけをしていたいなあ……。

働かない生き方を模索できるか、今が一番、勝負時かもしれない。

いつか終わる人生に、どれくらい頑張らなきゃいけないのかねえ……。

ひたすら寝る生活をしてもいいかもしれない。

そうしたら、脳がリセットされて、脳にたまったゴミが出ていくので。

……親の言うことばかり聞いていても、親は自分より先に死ぬし、そして自分も死ぬ。

人間は、そういう運命が決定された状態で生まれてくる。

どのように生きようが、結局は自分が決めるのだ。

なにかのせいにして生きるのは、もう、これっきりにしたいけど、なにかのせいにしないと生きられない人もいるので、どっちがいいかはわからないけど、どっちを選んでも結局は自分が決める・決めたことだし、どっちにしろ自分が決めるしかないんだよなあ。

だから、もう、なにかのせいにはできないし、したくないね。

小説を書いて、本を出す目標を作ったのは自分だから、その目標に集中したい。

その前に自分に適した仕事も見つけないと……。

いそがしや、いそがしや。

生きるって大変だね。

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