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*my story*

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これは、 「誰か」ではない、ワタシの話。
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#小説

二度目の初恋

二度目の初恋

つい、気づくと、

君が話していた曲を口ずさんでいて

そのとき君は、楽しそうで、身振り手振りで

一生懸命話していたことを思い出して

思わず笑ってしまう。

今日なんて、同期の腐れ縁に怖いくらい笑顔だって気持ち悪がられた。

一体何で笑ってんだって聞かれても、

答えられるはずもなくて

昨日見たお笑い芸人を、なんて、

我ながら上手いこと言ったと思ったけど

なんかおかしいと、怪しまれた。

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梅雨明け

梅雨明け

ずっと、過去を振り返って

あの時の誤解や

自分や誰かを受け入れられない自分を

赦してきた

そうしないと、

自分の基準で生きられなくなっていたから。

一周して、

だから今こうしてたのかってこともわかって

随分、良いか悪いかでものごとを見なくなって

楽になった。

そしたら、新しいチャレンジが目の前にやってきた

そしたら、今までの過去問が

ものすごい勢いで、

ちゃんと腹落ちして

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深呼吸

深呼吸

久しぶりに3人集まった。

というよりも、よくよく考えたら

出会ったときと、今回だけかもしれない。

年齢も全然ちがうし、背景も違う。

たまたまそれぞれ別のところで出逢っていて

たまたま、一回3人が居合わせた時に
ペコリと挨拶したことがきっかけだった。

3人の中で、2人ずつは会っているのに

もう、3.4年の付き合いなのに。

不思議だね、って言いながら

とてつもなく心地いい気がめぐるカ

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さしのべられた手

さしのべられた手

すごく天気が悪いよって、昨日からテレビの中で大騒ぎしていたけど

ほんの少し、気圧の変化で頭がぼんやりしただけで

あっという間に暑いくらいの1日になった。

先日会った仲良くしている年上の女性にふと会いたくなった。

ただふと、なんとなく。

でも、先日誘ったばかりだし…という思いの方が先にでた。

それにしても、暖かくて、

どこに出かけるでもないけど、

あたたかいというだけで、春色のカット

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大丈夫

大丈夫

いつも、

ううん、

時々?

うーん

時々よりはいつもに近いくらいの間隔で

わたしは何になりたいんだろうと考える。

どんな風にも生きられるかもしれないと思う今、

なんの制限もなく、何になりたいかな

とか、

どう生きたいのかなと、想像してみるんだけど

一瞬、ぱっと絵のように見える映像はあるんだけど

あんまりその自分が、
朝何時に起きて
何を考えて、
どんなスケジュールで生活してる

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