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生じた感情は合わせ鏡 復職48~52日目 | 復職日記 #12
こんにちは、みつまめです。
今週も調子が悪く、金曜日にはついに復職後初のお休みをしました。
原因は、先週末から続いている、業務上の不毛なやりとり。
復職してからずっと歩みを止めずに来れたのに、という悔しい気持ちもありましたが、少し休憩できるとどこかほっとした気持ちもありました。
ついに休んだ、今週を振り返ります。
・不毛なやりとりが尾を引く 48日目
朝から吐き気と頭痛。
不毛な他部署とのMTGが尾を引き、久々に「仕事に行きたくない」と思ってしまいました。
でも今日中に進めなければならない業務があるし…と出社。
午前中は訳もなく、無性に悲しかったです。
この日は突発的な業務対応に終われ、くたくたで業務完了。
ただ、業務の合間に余計なことを考える隙がなかったのは良かったかもしれません。
・MTGでやや元気になる 49日目
今朝も頭痛とだるさ。
でも、チームMTGの日だからか「行きたくない」とは思いませんでした。
復職してから、チームビルディングについての方法論、チームの在り方、MTGの在り方を学んだり、見直したりしてきました。
その成果が出て来て、最近はチームが良い方向に動き出した手応えを感じています。
だからこそ、MTGを欠席したくない気持ちが強いのかもしれません。
この日は久々にチームメンバーが全員揃いました。
チームがスタートしてからは初の対面MTG。
ただ、オンラインMTGに慣れすぎてしまい、進め方に戸惑いました。笑
MTG進行に戸惑い、トークがポンコツでしたが、上司にかなり助けて貰いました。
プロジェクトも少し前進。
良いMTGが出来ました。
・集中が保てた 50日目
前日は疲れていたのか頭痛が悪化し、倒れ込むように22時就寝。
上手く眠れたようで、ここ最近では一番すっきりと目覚めることが出来ました。
この日は在宅勤務。
前日のMTGを受けての作業を中心にしました。
珍しく集中状態を保つことができました。
睡眠がきちんと取れた効果かな?
ただ、相変わらずチャットのとげとげしい言葉にひっかかってしまい、勝手にざわざわ。
裏読みしてネガティブに受け取り過ぎる癖が原因だろうと分かってはいるのですが、この日はどうしても言葉が刺さるような感じがありました。
・不毛なやりとり、再び 51日目
復職47日目に、他部署とのMTGで不毛なやりとりをしていました。
私たちが欲しいのは、情報ではなく、判断。
当社の方向性。
それが全く伝わらず、ただお互いが疲弊した不毛なMTGでした。
引用:復職43~47日目 「自分の機嫌は自分で取る」という言葉が苦手 | 復職日記 #10
私の部署は、他部署の戦略や方針をアウトプットするのが主な業務です。
その為、戦略も方針も曖昧なままで業務を請けてしまうと、私たちなりの解釈が入ってしまい、アウトプットの質に影響がでてしまいます。
今回は戦略も方針も、当社の立ち位置やこの案件の社内での優先度も、全てがふわっとした状態でスケジュール確保についての打診がありました。
その為、今の状態では業務を請けることも、スケジュールの見通しを立てることも難しい。
と、突っ返した形になっていました。
そして再度検討してもらった結果が返ってきました。
あまり詳細には書けないのですが、ざっくり書くと
「ブラッシュアップや提案は不要。言う通りにアウトプットをして欲しい」といった内容に変更されていました。
ショックの後、怒りが湧いてきました。
提案が不要という事は、私たちに依頼する必要性はないかと思います。外注を検討されては如何ですか?
と喉元まで出かかりましたが、あまりに大人げないのでさすがに飲み込みました。
ここで深呼吸。
出来るだけ冷静に考えました。
私の部署の上司は、依頼元部署の上司でもあります。
事前に上司に概要を聞いていましたが、その話と、担当の彼女から聞いた話にズレがあります。
そしてこの依頼元部署のトップは、私の同僚マネージャー。
こんな強硬な指示を出すタイプとも思えません。
どの部署の議事録もオープンになっているので、この辺りを検討した日の議事録も改めて確認しましたが、そうした内容は読み取れませんでした。
今回の内容は、依頼元部署の総意?それとも担当窓口である彼女の見解?
この日は上司も同僚マネージャーも不在。確認が難しい状況です。
依頼元部署のリーダークラス、メンバークラスはチャットは見ていますが、反応はありません。
私は迷った末、「これが部署の総意なんですね?」と念押しのパフォーマンスの上、引き受けました。
やりとりの後、怒りの気持ちを一旦脇に避けるようにして、別の仕事に集中するようにしてこの日は終了。
帰宅後、明らかに顔に覇気がない様子に夫が気付き、愚痴に付き合ってくれました。
が、あまり気は紛れず。
この日は2時過ぎまで眠気が来ませんでした。
・遂に休んだ 52日目
朝から頭痛とめまい。
めまいは、私にとってはかなり疲弊しているサインです。
そして、強烈な「仕事に行きたくない」感じ。
元々在宅勤務の日だったので、ひとまずPCを立ち上げてみようかとも思いましたが、まったく身体が動かない。
朝食を取る気にもならない。
これは無理だと悟り、休むことにしました。
午前中はひたすら眠りました。
午後には頭痛もめまいも治まったので、仕事には全く関係ない読書。
そして、子どもたちのお迎えの時間。
すっかり日は沈み、澄んだ藍色の空。空の底はほんのりオレンジ。
爪の先みたいな儚い月が空の底へと沈みそう。
音楽はうるさくて聴く気になれなかった。
ヨガをしようにも身体を動かす気にもなれなかった。
でも、本は読めた。
休職前とは違い、罪悪感なく休むことができた。
夕暮れが美しいと思えた。
しばらくぼんやりと空を眺め、何となく「私は大丈夫」と思えました。
・生じた感情は合わせ鏡のよう
今回何故ここまで落ち込んでしまったか、心の動きを振り返ってみました。
「ブラッシュアップや提案は不要。言う通りにアウトプットをして欲しい」という依頼(指示…?)
↓
「余計な口出しはするな」「言うことを聞け」という強硬な主張を感じ取る。
↓
チームの存在意義を否定されたように感じ、怒りの感情。
↓
復職してからも自分なりに工夫して頑張ってきたのに、その頑張りが認められない哀しみ。
協力関係を築いて会社を盛り立てたい、という事を理解しようとすらされない虚しさ。
作り上げてきた、私のチームの前に進もうとする勢いを削ぐのではないかという不安。
そして、担当である彼女の不安な気持ちへの共感。
自分の感情を辿ってみて気付きました。
仕事がうまく進まない、焦り。
頑張りを認められない、哀しみ。
自分の立ち位置は、進む方向はこれで良いのか、という不安。
彼女も同じような感情を抱えているからこそ、強硬な主張をしていると感じたのです。
彼女の気持ちまで勝手に読み取り、自分の感情と合わさり増幅され、それが大きなうねりとなって沈み込んでしまったようでした。
とはいえ、彼女の感情が分かったとしても、それはそれ。
部署の方針に個人の感情を入れると、部署内でのブレが生じます。
そしてそのブレを訂正するのは、同僚マネージャーや上司の役割。
今回の件は、私から同僚マネージャーと上司に確認を入れ、方向性が正しいか確認した上で業務を進行します。
そして私は、合わせ鏡の彼女の姿を目に焼き付け、「私自身は業務に余計な感情を挟んでいないか?」注意して自分を観察するようにしたいです。
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