Seventeen's Summer 17歳の最終楽章Ⅱ 第18話

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「だから優里はユウキのものさ」

「それは違うと思うけどな」

面倒になったのでそれ以上言うのはやめた。

「明日何しようか」

ユウキは布団にもぐって小説を手に取った。

「優里たちは明日帰るって言ってたから見送りに行こうか」

ケンシも布団をかぶって漫画を読む態勢になっている。

「いいねえ、その後また海に行こう」

「だな、海を堪能しよう」

予定が決まると急に睡魔が襲ってきた。ユウキは静かに目を閉じた。ケーキと星と花火が同時に浮かんできて、とても幸せな気分になったところで体から力が抜けた。

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