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なぜあなたは転職をするのか?

久しぶりに頭を使わないゆるっとした文章を書きたくなったので、大したオチはありません。

みなさん、転職ってどのくらいの人がしているのか気になったことありませんか。3連休の暇に飽かして調べてみました。

総務省の労働者調査によると転職者数は1990年代で250万人程度。
そこから2006-2007年頃に346万人に達してリーマンショックにより減少。
直近2019年で351万人で過去最多になったということです。

2006-2007年と2019年では転職に対する意識も様変わりしたと思いますが
意外にも大きな差はないようです。

ただ2006-2007年頃といえば就職氷河期が終わり、第2新卒などといって
若手の転職市場が沸いた時期でもあるので、まー多いのかもしれません。

それに2006-2007年あたりは私なんぞ社会の事なんて何もわかっていない年齢でしたので私よりも年上の方の場合、また感じ方は違う気がします。

転職ってかなり一般的になったよねー、と思っていましたが
ここ30年のトレンドでみると、まあ増えたよね。くらいの感じみたいです。

(小休止)


やっぱり1つの会社に勤めあげる人もまだまだ多いです。転職するとなると、大半の人はそれなりに決意がいりますよね。中にはさくっと決められちゃう方もいらっしゃるかもですが。

私は20代半ば、30前後、35過ぎてからと3回ほど転職活動をしました。実際職場変えたのは1回だけなので、内定は貰いながらも初めから数えて2回は迷って結局やめてます。

なぜ転職を決断しなかったかというと、転職しなければならない明確が理由がなかったからだと思ってます。

・転職先の環境に馴染めるだろうか
・転職者ということで差別的な扱いを受けないか
・提示された給料は妥当か?今後昇給の見込みはあるだろうか?
・退職金は期待できなくだろうけど、生涯年収でいえばトータルプラスか?
・キャリア形成上正しい選択なんだろうか 
                         etc…

転職するときの悩みって、考えるときりないんですよね。
最初からの2回は選択が正しいのかどうかの判断ができませんでした。

じゃあなんで3回目に決断できたのか?
振り返ると①「前職に留まるよりも転職した方が勝ち筋がある」②「年齢的にここで転職しないともう転職しないだろうと思った」③「コロナやばい※」と3つの大きな思いでごちゃごちゃになって、最後はえいやで決めていたような気がします。全然ロジカルじゃない。

※(注記)ちょうど日本で初めての緊急事態宣言が出される2か月位前の時期からの転職活動でした。

幸運にも結果オーライだったんですが、転職を繰り返しながらもキャリアアップ出来てる人って、きちんと①の判断が出来ているのだろうなーって思います。

転職先で何の仕事するかとか、それがキャリア形成上有意なものかとか、転職先の企業文化にギャップはないかとか、人事制度はどうかとか、待遇は妥当か etc…

本当重要です。ギャップ埋める作業をちゃんとしておけば、ギャンブルにならずにすみます。世の中に絶対はないですが、新しい会社にいって「想定と違った」なんて叫ぶリスクは格段に減ります。でも目の前のことを頑張ろうとしている人ほど、そっちの方向に思考が回らないのですよね。

私は基本、ゆるーく生きてます。考えるの、エネルギーいるので。

悪く言えば思考停止人間です。基本思考が停止していて、人生のレール踏み外す?って一歩手前のあたりでようやくちょっとだけエンジンがかかります。

でもこれだと判断に充分な時間が取れなかったりします。だから最後はえいや、になります。大事な日の前日は「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ…」が頭の中で流れるまま、夜の帳をチャリで疾走したり。

いくつになってもダメな人のままです。え、この人大丈夫…?ドン引きされるかもしれませんが、人の性根など簡単に変わるはずありません。

何が言いたいのかというと、得意だろうが苦手だろうが、答えのない問題にこそ全力で思考した方がいいってことです。そうして判断したものであれば結果がどうであれ、後悔の度合いも少ないはずです。

「何を当たり前の事を」と思った人もいるかと思いますが、耳の痛い奴もいるだろう。

あと私自身あと1回くらいは転職ムーブかます気がするので、自戒の意味も込めて文章にして、いつか振り返られるように文章にしておこうと思った次第です。

おしまい

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