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種から育てている八朔
虫さんに食べられる
暫く口がモチャモチャしているのを見ていたけど
筋は残すみたい
食べるなら綺麗にお食べ
お残しは許しまへんで

美味しいとはなんだろう。ほんの少し、いや結構、店員さんの語気がご機嫌で、焼肉に集中できなかった。耳栓でもしたらいいのかしら、お肉のじゅうじゅう音が聞こえないけど。あの小さいお店で、朗らかな店長さんと常連さんのお話を聞きながら、炊き立てのご飯を食べたい。外食の美味しいって難しい。

わたしの目は左右合わせて2つしかないし、ひとたび構えるカメラは1つだけ。せめて己の捉えられる範囲だけでも、健やかな人生を送って欲しいと願い今日もシャッターをきる。

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開いていれば見える世界もあるし
閉じていれば見える世界もある

いつも全開じゃなくても大丈夫
たまに開けるくらいがちょうどいい

気付いたら7月も終わりですねー。いろんなことを試して楽しだ月だったなー。ちょこと災害関係の投稿を続けてましたけど、今日で終わりにします。そう決めてたんで。少し日が経って、落ち着いたからか、いろんな溝が深まってきている気がしてます。もう一歩はいらぬよ。むしろ退こう。

あちこちで、ずぶ濡れになった家財が家の前に並ぶ。重い。想いまで捨ててしまわないか心配になる。勢いでやってしまいがちだし、その方が楽だけど。失ったものは果たして帰ってくるのか。1人でぐるぐる考えるけど、少しでも安堵の顔が見れて嬉しい。前を向こう。

秋田着。早速電車が運休。明日から頑張ろう。いろんなものに飲み込まれないように。

明日から秋田に帰る。本当は法事だけだったのだけど、早めに行って災害ボランティアに参加する。ボランティア募集の情報まとめをしていたら、知り合いも参加してくれることになって心が温かくなる。また雨が降るみたいだけど、どうか被害が拡大しませんように。

猛暑日。散歩するなら早朝だなと思って、5時半くらいに起きる。とりあえずカーテンを開けると、アボカドの葉っぱが影になって面白い形だった。ささっと写真を撮る。なんだか満足したので、これで朝の散歩おーわり。

秋田で豪雨。実家のある八郎潟町も一部で避難指示が出ている。大きな堤防があるけど、海抜0m以下の土地だ。正直、溢れてしまったらどうしようもないと思う。ただ、大丈夫か?と聞いても、人は大丈夫と答えるしかない。だから大丈夫だよっと声をかけ続けることが、わたしたちに今できること。

テクスチャー。ペンキって夏を感じる。学校祭の看板塗りとか、若さみたいな。今週もお疲れ様でした。

わたしのための桃。たべることが難解な果物はちょっと苦手。皮を剥いたり、タネをとったりするのが面倒だから。桃もその一つ。皮が薄くて剥きにくい。熟れすぎると、形が崩れてしまうし。夕方、いただいた桃を剥いてみる。つるんと綺麗に皮が剥けて。あーわたしのためにある桃だ!とうきうき頬張る。

この時期の湿度は苦手だ。汗が行き場を失っている気がするから。でも楽しみもある。夕方くらいの光だ。水彩画のように、じんわりぼやけて、いつもの風景がほんの少しドラマチックになる。まちの人はいつもより少し気怠げに見えるけど。