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人生の指針に迷ったら、●●目線で考えよう

こんにちは。かきもとみさです。私はM&Aアドバイザーの仕事をしています。

本日はマインド系の話をしたいと思います。

人生のあらゆるテーマで、「道に迷う」ことはたくさんあると思います。私の本業のM&Aについては、売主社長であれば「会社を譲るべきか否か」と、ものすごく悩み苦しむでしょう。

キャリアデザインにおいても、「転職すべきか」「独立すべきか」「起業しようか」「別の業界に行こうか」なども、あらゆる選択肢がある中で道を決めるのは難しいもの。

プライベートだって、悩みだらけ。「結婚すべきかどうか」「どこに住もうか」「家を買おうか」「子供を持とうか」…。

人間はあらゆる場面で選択に迫られています。

そんな中、私が道を決めるときに大事にしたいことを書きたいと思います。

迷ったら、長期目線で考えよう

いま目の前にある道を決めるときには、「長期目線」が大事だと思います。

「最終的に、どうなりたいのか?」

漠然としていても良いから、まずはこの問いに対する答えを用意するべきだと思っています。

そうすると、おのずと選択肢が狭まれてきます。

おうちのリフォームで考える

例えば、日常的な例で、おうちのリフォームで考えてみます。

「ボロ屋をリフォームしようかな」と考えて見積をとってみたけど、屋根の雨漏り補修で100万円、風呂で100万円、キッチンの刷新で100万円・・・。

一体何を優先して手をつけたらよいのか迷うと思います。

そんなときは、そもそも10年・20年後にこの家にどうあってほしいのか?を先に考えるべきです。例えばこんな感じ。

①人に貸せる家にしたい
②壊して、土地だけでも有償で売りたい
③家族に継いでなるべく長く住んでもらいたい

①人に貸すのであれば、最低限他人でも住めるように雨漏り補修はしないといけないし、「人が住みたくなる家を目指す」なら、風呂やキッチンもリフォームしても良いかもしれませんね。

②解体して不動産を売るのであれば、そもそもリフォームの見積すら要らないはすです。

③家族に住んでほしい、くらいだったら、住めるように屋根は補修して、他の箇所は、誰が住むのか決まってから着手するのか考える方が得策です。

こんな風に、最終的に目指すべきゴールがあるからこそいま進むべき道が決まります。

社長のM&Aで考える

M&Aでもこの長期目線は大事です。今回は会社を買う側の経営者の立場で考えてみます。

長期目線での会社経営の目指す方向性が先にくるはずです。

①この業界でのNO.1を目指したい
②周辺事業にも領域を伸ばして顧客を囲い込める事業体になりたい
③海外での知名度を上げたい

①であれば、同業界で尖った存在になるためにより専門特化した提携ができるM&A先を探すべきです。

②であれば、得意領域を活かしながら新しい事業のノウハウを学べるような相乗効果のあるM&A先を探すべきです。

③であれば、海外とのコネクションに強く、販売ルートや取引先が豊富で海外での知名度も高いM&A先を探すと良いですね。

そもそも、買手側については「M&Aをすべきなのかどうか」ということについても長期目線で考えるべきです。

実際に、「長期目線でどういう社長になっていたいのか?」というコーチングのような会話を買手社長としたこともあります。

「10年後、20年後、あなたはどんな事業体のトップでありたいですか?売上はどれくらいで、組織は何名くらいで、どこに販売先をもっていて、どんな事業をグループ内に保有したいでしょうか?」

M&Aであれば、ここのイメージを鮮明にするところから始めるべきだと思います。

人生プランも「長期目線」を前提に

プライベートももちろんそうですよね。私のケースを書いてみたいと思います。

私はアメリカに近々移住したいと思っているのですが、それも自分の人生を長期目線で考えたことでの決断でした。

長期目線での目標はいろいろありますが、一部を書きます。

・日本だけでなく海外でも活躍できるビジネスパーソンになりたい
・将来的には海外で子供を育てたい(アメリカのマインドと英語力を身に着けてもらいたい)
・場所に関係なく世界中の人とつながりながら人生を楽しみたい

漠然としていますが、この長期目線の目標を掲げたときに、いまアメリカに移住することが自分にとっては大事かもしれないと腑に落ちたので旦那さんと相談して決意しました。

もちろん、移住というのは大変な作業で、旦那の配偶者永住権を取得するための膨大なプロセスを乗り越えるだけでなく、アメリカにいったら日本にいるほど収入が見込めるのかどうかもわかりません。日本での生活も仕事もとても順調なので、手放す必要も動機もまったく無いのです。

そのあたりに興味がある方はこちらのマガジンをどうぞ。

だから現時点では、アメリカに移住することなんてデメリットしかないようにも思えます。

でも、長期目線で人生のプランを考えたときに、いまやらないといけないことがあるとおもったから労力をかけているわけで。

こうやって、長期目線で考えないと、時間だけがどんどん過ぎてしまって、あとになって「あのときこうしていれば良かった」となりかねないのです。

だから、常にどんなテーマであっても「長期目線で」意思決定することは大事だと思います。

あらゆる場面で迷うことはあります。でも、少し視点は変わりますが、選択肢があるというのはすごく幸せなことです。

世の中に、選びたいけど選べない人がたくさんいますから。

M&Aだって、選ぶのは難しいけど選ぶ権利があるのは売主社長だけです。

家のリフォームだって、選ぶ権利があるのはオーナーだけ。

そして自分の人生をどう進めるのかも、選ぶことができるのは自分だけ


時間を大切に、常に長期目線で最良と思える選択を繰り返すことができれば、人生はどんどん好転していけると思います。

本日はここまでです。


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