YAi

レズビアンであり、エンジニアであり、副業でカクテル作ったり絵を描いたり色々する人。

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最近の記事

【前編】若かりし頃の恥ずかしい思い出は笑いのネタにするに限る

はじめに私はよく、携帯のテキストメモに文章を書く、と言った気がする それはずっと前からの様で、遡ったら2016年からメモがあった。 私は何を思ったか、最初のメモを読みはじめたのだ。 しかし、大体はバーテンダー時代の売上報告であり 大したものではなかった。 "ある文章"を除いて。 今日の文章はその"ある文章"である、昔の私が書き殴った、荒く、そして馬鹿げた経験のレポである。 黒歴史、と言えば良いだろうか。 生きているだけで黒歴史の私の、より一層ヤバい黒歴史だ。 でも

    • 無が有であるように、有は無である

      はじめに最近は仕事で熱い話を繰り広げていた気がする。 本業のチーム内で飲みに行って仕事への熱意を語ったり BARの店長や副店長と接客についての在り方について語ったりしていた。 私はそんな時間が死ぬほど好きだ。 どんな仕事であれ、熱い話を繰り広げたいのだ。 真剣に生きることは満たされる。 仲間と戦場に向かうのは情が生まれる。 これは、自分が全てにおいて"有"であることを望み、認知しているから生まれるものである。 "有"を認知していなければ「楽しめない」と「生きている」

      • 本物の痛みを感じるべきときに、おれは肝心の感覚を押し殺してしまった

        最近忙しくて文章を書く時間が無い。悔しい。 一日私だけ30時間くらいあればいいのに。 本を読みたい、お金を稼ぎたい、成長につながる何かを渇望しているものの 私は今停滞しているようにも思う。 今月は色々なことをしていた。 コンプレックスを無くすべく、大金を叩いてそれを無くしてみたり。(それに関してはやってよかった、とても生きやすくなった) 生きづらい思考の癖を直そうとしてとしてカウンセリングに受けてみたりした。 生きづらいなら、改善するために行動する方が効率がよい。一人

        • 綺麗な言葉なんてのは無地の紙と一緒だ。

          結局詰まるところによると、綺麗な言葉なんてのは本質を語らない。 綺麗な言葉は複数の言い訳がつけられるただの価値のない無地の紙なんだ。 その紙の裏側にはびっしり、言い訳がくっついている。 だから綺麗事を言う人間は、八方美人は、信用出来ない。 こういう綺麗事は、この時には適用しません。とか。 絶対あるもん。 書いてはいるの。 もしくは、自分の嫌な状況になったときこれは例外、って新たに書き記されていくの。 遠くから、正面から見たら綺麗だよ。 真っ白だからね。裏側がどんなも

        【前編】若かりし頃の恥ずかしい思い出は笑いのネタにするに限る

        • 無が有であるように、有は無である

        • 本物の痛みを感じるべきときに、おれは肝心の感覚を押し殺してしまった

        • 綺麗な言葉なんてのは無地の紙と一緒だ。

          2024年4月完読本まとめ

          はじめにさて、4月ももう終わりを迎えるわけですが、みなさんいかがお過ごしですか。 世の中はGWで喜び勇んでいるんですかね。 私はどこに行くでもなく、本を20冊も買ってしまったので時間が許す限り読書に勤しむことにしました。 そんなわけで今月も完読本の感想でも書いていきますか。 え?全然読んでない?作品に寄っては自分の感情と向き合うから休憩が必要だったり時間がかかるんだよ! 「スプートニクの恋人」私は初めて村上春樹を読んだ。 30年近くも生きていると、何処かで耳にする著者

          2024年4月完読本まとめ

          自分の「苦手」を把握することは少しの痛みと、ほんのり明るい未来が待っている

          はじめに一緒に書店に行った。 「この本、面白かったよ。」 という言葉をもらう度に本の題名をメモする。 私は一緒に書店に行く前からその人の好きな漫画、小説の話題が出るとすぐに購入し、気持ち悪いことだけど、全てに目を通した。 その人が好きだから、ということもあるが、本の趣味が合う事を最初から知っていたからだ。 初めて会った時に好きな漫画の話で盛り上がった。 私が一番好きな漫画家は岩明均氏である。 寄生獣、そしてヒストリエという漫画の著者だ。 この人の描く心理描写、哲学的

          自分の「苦手」を把握することは少しの痛みと、ほんのり明るい未来が待っている

          書きたい文章があった。だけれども寝たら忘れてしまった。

          距離が幾許かも離れている友人と通話をした。 実際に会うとなると年に1回くらいだろうか。 友人が東京に遊びに来るその時、何かの予定のついでに会う関係性だ。 私のために東京に来る事はない。 そんな友人だが、とても仲良いし、私へ向ける言葉は鋭い。 私のnoteを全て読んでくれてるし、感想まで送ってくれる。 「前半気持ち悪いけど、後半巻き返ししてくるよ。」とか 「こじらせにこじらせてこじらせてるよね。暇なの?」とか あれ?悪口? ちょっと前に書いたテーマで、お前に彼女いらんや

          書きたい文章があった。だけれども寝たら忘れてしまった。

          自分と同じ色を持つ人は残酷なまでに優しい

          人は自分と似た人と居た方が居心地がいい。 知っている色だから目にも精神にも優しい。 自分が自分で居ても阻害されないからだ。 それは優しいようで残酷だと、私は最近思うようになった。 今のままで良い、というのはそれ以上の向上が無いという事だからだ。優しさと勘違いした甘やかしは虐待であり、人のチャンスを奪う、成長を妨げる。 私は優しさと甘やかしを、上手く理解出来ていなかった。 それは自分の自信の無さから来るものでもあった。 私は優しいふりをして、虐待していたのだ。 しか

          自分と同じ色を持つ人は残酷なまでに優しい

          セックスばっかのお前らなんかより愛情求めて生きてきてんのに今日も愛されない

          はじめに裏切ったはずのあいつが笑ってて 裏切られた自分がこんなに不幸だなんて無様で皮肉だなぁ と、あいみょんの夢追いベンガルを歌いながら牛すじ煮込んでました。 歌詞が私を表していてとても良いですね。 最近やっと自炊出来る時間が出来たので、普通に焼うどんを作ろうと牛肉解凍したんですけど 解凍したやつ、牛すじでした。 いやまぁ、牛肉であることは間違いないけどさ これ焼うどんに入れるまで何時間かかる?半日??? 諦めて鶏もも肉解凍しようとして解凍したらせせりだしさ 私の家の

          セックスばっかのお前らなんかより愛情求めて生きてきてんのに今日も愛されない

          「あのときのおっぱいについて」

          はじめにおっぱいというのは偉大である。 想像しても、手に触れても、体に当たっても なんであんなに幸福を与えてくれるのだろうか。 私は33歳、童貞の気持ちを忘れていないレズなのだが 久しぶりに女性とハグをした。 そしてテンパったことだけは覚えている。 なぜそんなことが起こったかというと、本業の仕事で昇格したのだ。 ある友人からお祝いしなきゃね!という言葉をもらった。 だから私はすかさず言ったのだ。 「お祝いはハグでお願いします。」と その時の刃具だ。ちょっと動揺して変換ミ

          「あのときのおっぱいについて」

          人生が上手くいかないと思い込んでいる原因なんてのは、臆病であり、怠惰に生きてしまう自分の弱さにある

          私は常に自分に自信がない。ずっと言っていることだ。 しかし、傍からみたら私は上手くいってるように見える人種らしい。 何事も自信があり、優しく、面白い人。という評価を頂くことが多い。 いやいや、見て見ろ私のこの日々の思考を。闇属性だぞ。あっ、でもポップな闇属性かな。ポケモンで言うところのゴースよりはカラカラみたいな。 と思いつつも、私は生きていて上手く偽装出来ているんだな~という安心は覚えた。 先日、2週に一回は会っている友人(なんだったら週1)とカラオケに行ってポテト頼

          人生が上手くいかないと思い込んでいる原因なんてのは、臆病であり、怠惰に生きてしまう自分の弱さにある

          2024年3月の完読本まとめ

          はじめに自分と向き合うことは難しいと昨日記載したが、本の感想くらいは書きたいなあと思い、ここに記していく。 といっても私は感想を書くことが苦手だ。 以前別の記事でも書いたが、夏目漱石の「こころ」を完読した結果 私から出た感想なんて、「まじか」しかなかったからである。 その感じで行くと、今日の記事は500文字にも満たないかもしれない。 今日はきちんと頭を働かせて感想をかけるのだろうか。楽しみだ。 1冊目「つきのふね」あらすじの通り学生が主人公であり、青春ストーリーだ。

          2024年3月の完読本まとめ

          文章が書けない、今私は何を考えているんですか。

          一人旅に行ってからというもの、少し生活のバランスを崩してしまい不安定な日々を送っていた。 楽しいこともストレスとはよく言ったもので。 自分の行動、言葉、思考、全てに不安が付きまとっていて、息が出来なかった。 いったい私は何をすれば救われるのか。 この状況になっている意味も分からない、理由も明確ではない、どうやったらこの苦しみから解放されるんだ。 きっとこれは花粉症だ。そう思う事にした。 どうせ大したことではない。鼻も辛くなければ目もかゆくない。 でも心に不調を来す花粉症

          文章が書けない、今私は何を考えているんですか。

          東北旅行3日目 〜青森駅と時々土偶〜

          はじめに朝5時に目を覚ます。普通だったら寝てる時間だ。ルームメイトを起こさないように存在を消して部屋を出る。寒い。めちゃくちゃ寒い。 盛岡は最低気温マイナス8℃とか出るらしいよ。 今はマイナス2℃だって。そりゃマイナス8℃よりはマシだけど、体験してない以上、今が1番寒いんだから事前情報は何の安らぎにもならない。 そんな事を考えながら東北旅行最後の地、青森に向かった。 1時間弱新幹線に乗る必要があるので、岩手といったら『宮沢賢治』を読まなければ始まらないよな。という事で銀河

          東北旅行3日目 〜青森駅と時々土偶〜

          東北旅行2日目 〜平泉と盛岡〜

          はじめにしとしとと雪が降り続く、そんな朝。 私は岩手に向けて歩き出した。 やはり東北は肌を突き刺す痛みのようなキリキリとした寒さだなぁと思うけども、東京のビル風が無い分寒さを感じないので嫌なものではなかった。 岩手は世界遺産を見に行くことにしていたので、平泉に向かう事にした。 世界遺産の地、平泉の毛越寺へ平泉というと、平安時代には平安京(現在でいうところの京都市)に次ぐ大都市だったらしい。 そして、そのような場所なので仏教の浄土思考に重きをおいた建築物が多いとされて

          東北旅行2日目 〜平泉と盛岡〜

          東北旅行1日目 〜白石蔵王と仙台〜

          はじめに3月9日から私は東北にいる。 それはなぜか、私は東北の宮城、岩手、青森を廻ったら47都道府県を制覇した事になるからだ。 今年の目標で、3県旅行すると書いていたので その目標を有言実行すべく仕事の休みを取り、スケジュールを立てた。 今年の目標に書いた海外旅行はハードル高いなぁと思い始めているので、それは来年に持ち越すかもしれないけど。 今回の旅は、きちんと意味のある時間にしたかった。その土地にしかないものを堪能したかった。 1日目は宮城にしよう。 私は仕事そっちの

          東北旅行1日目 〜白石蔵王と仙台〜