みらいこども財団

一般財団法人みらいこども財団 虐待で傷つき、児童養護施設で暮らす子供達を 300名以上…

みらいこども財団

一般財団法人みらいこども財団 虐待で傷つき、児童養護施設で暮らす子供達を 300名以上のボランティアクルーと共に、20以上の児童養護施設に毎月30回以上の施設訪問を行い、 1500人以上の子どもたちを笑顔にしています。

マガジン

  • クルーインタビュー

  • みんなが自分の5%を困った人のためにシェアする社会をめざして

    一人の5%の時間を社会とシェアすることで世界を優しく変える。虐待で苦しむ子どもたちの支援をする300名のボランティア仲間との活動の記録。

  • ✨🧁施設訪問日記🧁✨

    毎月ゆかいな仲間たちが施設訪問を行なっておりますので、その中身を皆様に知っていただけたらとおもっております😊✨

最近の記事

【連載】クルーインタビュー2: K君”児童養護施設を退所する時”

財団SNS担当まっきーです。K君のインタビュー今回は「児童養護施設を卒園するときはどんな気持ちだったのか?」とインタビューしてきました。 ―喜び、不安、希望、葛藤 K園を退園する日、「あ、ホンマにもう退園なんや。。」と、どこか現実味がなかった記憶があります。  退園の前に色んな所(お世話になった場所)に行き、「今までありがとうございました」と、順番に挨拶をしたのですが、挨拶する場所が少なくなるにつれ「本間に退園するや」と、どこか変な感じでした。  ただ、退園する日は「絶対泣

    • 【連載】クルーロングインタビュー2: K君”児童養護施設での生活の回想、今だから思う事”

      財団SNS担当まっきーです。前回に引き続きK君のロングインタビューです。今回は「児童養護施設での生活で、楽しかった事や、困った事を教えて下さい」とインタビューしてきました。 ー児童養護施設の生活の楽しかった事、困った事 施設での生活で楽しかった事は本当に沢山あります!  S学園で過ごした記憶はあまりないので少しだけなのですが、当時とても仲の良かった二人がいて、毎日私を含めた三人でいたずらばかりしていました(笑)  先生の言うことを聞かず、夜遅くにフロアを出て施設内の園庭で遊

      • クルーロングインタビュー2:K君”児童養護施設で育った僕が今つらい思いをしている人達へ伝えたいメッセージ”【後編】

        ―吃音のこと、悩み  時には迷うことも大事ですが、直ぐ決断するのも難しくて勇気の必要な事なんです。  3、の「吃音」は、恐らくほとんどの人が「なにそれ?」って感じだと思います。 分かりやすくいうと、どもりです。この言葉はあまり好きではないですが。  私は医師の診断を受けた訳ではないので(お金がなく受けれなかったので)、公に「吃音」と書く訳にはいかないのですが、恐らく吃音の症状だと思いますし、それによって精神的に本当に病んでいます。それは、今現在も。なので「吃音」と書かせていた

        • クルーロングインタビュー2:K君”児童養護施設で育った僕が今つらい思いをしている人達へ伝えたいメッセージ”【前編】

           財団SNS担当まっきーです。みらいこども財団はボランティア団体なので色々な方がクルーになっています。K君は本当に好青年で、年齢が上の方にはとても礼儀正しいし、同世代の子達とは遅くまでテンション高めにオンライン飲み会をしたり(笑) 一見「普通」に見えても「普通じゃない」日常を送っている人が実はまわりにいっぱいいるんでは無いかと思います。 そんなK君にまず「子どもの時の生い立ちから現在までを教えて下さい」とインタビューしてきました。 ―児童養護施設へ入る前の生活と入った後の生

        【連載】クルーインタビュー2: K君”児童養護施設を退所する時”

        • 【連載】クルーロングインタビュー2: K君”児童養護施設での生活の回想、今だから思う事”

        • クルーロングインタビュー2:K君”児童養護施設で育った僕が今つらい思いをしている人達へ伝えたいメッセージ”【後編】

        • クルーロングインタビュー2:K君”児童養護施設で育った僕が今つらい思いをしている人達へ伝えたいメッセージ”【前編】

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          クルーインタビュー1:上田さん ”施設の子ども達と継続する覚悟”

          財団クルーのSNS担当、まっきーです。 今回は財団クルーの事をもっと知ってもらいたい!と思い、クルーインタビューを行いました。 第1回目は財団の施設リーダーや相談役といった、財団でクルーが困った事があると、とても頼りになる存在の、上田さんにお話を伺いました。 ⏤みらいこども財団へ入ったきっかけは何ですか?「年齢が40代に入り、人生の折り返し地点となって、今まで上だけを向いて生きてきたけど、ふと自分の人生を振り返ってみた事があったんです。 その時に何回か、今までの人生で、しん

          クルーインタビュー1:上田さん ”施設の子ども達と継続する覚悟”

          ボス日記:子ども達を救う③【連載】

          「貧困や虐待から子供達を救う③ :私の履歴書」 そんな私の幼少期でした。 (貧困や虐待から子供達を救う①・②を参照ください!) しかし、家庭の方はどうだったと言うと、2歳下の妹、優しくて頑張り屋の母、父は飲む打つ買うの昭和の遊び人というのでしょうか、家庭を顧みない人でした。 幼い時は父の仕事が順調で、裕福な家庭であったようです。 私が小学生の時に、家業が潰れたのか廃業したのかわかりませんが。 父が一人で事業を起こしてから、夫婦仲が悪くなっていきました。 今だからいえ

          ボス日記:子ども達を救う③【連載】

          ボス日記:こども達を救う②【連載】

          「貧困や虐待から子供達を救う」② 幼い時に感じたことで、今の自分につながっていると思うことがあります。 それは、みなさんも大好き(?)な漫画です。 僕が小学校低学年のときだったと思います。 あまり覚えていないのですが、確か親戚のお金持ちの従兄弟の家に遊びによく行っていた時のこと。 その家には漫画が沢山おいてあり、ギターなどもありいつも楽しく遊んでいました。 そんなときに何気なくみた漫画に書かれている言葉、うろ覚えですみません、、 「しょうがいを持って生まれてくる人は

          ボス日記:こども達を救う②【連載】

          ボス日記:こども達を救う①【連載】

          「貧困や虐待から子供達を救う」① みらいこども財団を設立した思いや今までの敬意を不定期で綴って行きたいと考えています。 僕は谷山家の長男として生まれ妹と二人兄弟、 昔から、正義感は強かったような気がします。 しかし、どこにでもいる子供であり 特別な才能も頭もよくない普通以下の子供でした。 思い出すのは小学校のクラスに手が不自由な女の子がいて、周りがいじめていたのを中止したら、今度は私がいじめれらるというよくあることを経験しました。 しかし、その時は自分は正しいと信

          ボス日記:こども達を救う①【連載】

          クルー日記:卒業おめでとう!

          現在コロナウィルスの拡大懸念から、残念ではありますが施設訪問をお見送りしている状態となっております。 けれど、3月に高校を卒業して、不安を抱え、施設を退所するお子様がいらっしゃいます。クルーたちは何か少しでもお祝いしたいと考え、卒業祝いに色紙を作成しました。施設の職員さんからお渡し頂くようにお願いさせて頂きました。卒業おめでとう!みんな、幸せなみらいに向かって進んでいきますように! 個別の訪問で1人の女の子をずっと見守っていた女性クルーがいます。今回施設を卒業となり、今年

          クルー日記:卒業おめでとう!

          ご報告:公式LINEができました🤍

          いつもご支援、ありがとうございます😊 公式LINEってどうやってつくるのー! LINE@じゃないのー! と、てんやわんやで、なんとかアカウントを つくることができました🧸.。.:*☆ SNSの更新はもちろんのこと、 みなさんの疑問や説明会へのご参加について、 たくさんのご意見を頂戴できる場になればいいなぁ、 と思っております🙇🏼‍♀️✨ SNSの更新告知はTwitterやFacebookの方がタイムリーになりますが、LINEは毎週まとめてのご案内を予定しています🎀🤍

          ご報告:公式LINEができました🤍

          ボス日記:じぶんの5%

          「5%で変わる世界」 今日は初めての東京ミーティングが終わってから、 夜に大阪ミーティングに出席するという、 ダブルヘッダーを経験しました。 課題は多いながらも、みなさんと様々な議題について話をするのはとても楽しく、充実した時間です。 私たちがイマ何を考え、どう行動するかで、 子供達の未来と数十年後の社会が変わっていくのを、いつも感じさせていただきます。 私たち一人ひとりがいくら頑張っても 社会の課題は尽きることはないのかもしれません。 でも、私たち

          ボス日記:じぶんの5%

          ボス日記:前向き、夢、希望

          「常に明るく前向きに、 夢と希望をいただいて素直な気持ちで」 ここ数ヶ月は様々なことが起こっています。 みなさんもみなさん自身の生活があり、ボランティアどころではないという方もおられると思います。 ピンチは乗り越えることのできる人に与えられる試練だといいます。 試練を乗り越えるためには、 どんな苦しい時であっても、 常に明るいみらいを想像して、 何があっても前向きに、 日々の努力を決して怠らない。 そして現状に甘んじることなく 素晴らしい世界を夢みて、 謙虚に

          ボス日記:前向き、夢、希望

          オオサカはすこぶる天気がいいです💛✨ 財団では、施設訪問の方にはボランティア保険加入を必須としています🏋🏼4月の訪問に向けて、個人加入したとの声を多数いただき、良いスタートが切れそうです😊 何事も、始まりに備えた人は強いですね🔥

          オオサカはすこぶる天気がいいです💛✨ 財団では、施設訪問の方にはボランティア保険加入を必須としています🏋🏼4月の訪問に向けて、個人加入したとの声を多数いただき、良いスタートが切れそうです😊 何事も、始まりに備えた人は強いですね🔥

          訪問日記:クッキーづくり

          訪問日 ▶︎2月15日 内容 ▶︎クッキー作り 感想 ▶︎訪問前に個別に子供たちと一緒に買い出しに行けたのが進歩です。そして嬉しかったことが2点。 1点目)訪問前のランチ会で、クルーさんから「○○の施設は居心地が良い」という感想が頂けたことです。ここまで来るには決して生半可な道では無かったですが、仲間ができてきたなぁと思います。 2点目)今まで関わりが少なかった職員さんから、名前を覚えて頂いていたこと、そして職員引率なしで子供たち2人を「近くの公園まで連れていってあげてく

          訪問日記:クッキーづくり

          ボス日記:目指す支援

          「目指す支援とは」 現在、来月の施設訪問の日程をお聞きさせていただいています。 コロナウイルスの状況では施設訪問もできるかどうかわかりませんが いつでも訪問ができるように準備はしておきたいと考えています。 やはり、数ヶ月訪問できないと、普段からあたりまえのように施設訪問させていただいていることに感謝しなければと思います。 児童養護施設は、誰でもが、気軽に、お伺いできる場所ではないということ。 そして私たちの支援は、子供達が施設を卒業してからもしあわせな

          ボス日記:目指す支援

          ボス日記:家と子ども達

          「家に帰れる子供達と、帰れない子供達」 3月はお別れの季節ですね。 3月には施設を卒業して社会に出る子供達や、 家に帰ることができ親と暮らすことが 可能になった子供達がいる反面、 新たに児童養護施設に入ってくる子供がいます。 そうなると、 決まって施設の中は不安定な状況になるといいます。 家に帰れる子供達と 帰れない子供達 私たちは子供達の気持ちは想像するしかありませんが、お互いにとって辛いのではないでしょうか。 本来ならば、施設訪問で思い切り遊ん

          ボス日記:家と子ども達