見出し画像

お宮詣り、七五三、成人式、もちろん自分のためにも!知ると楽しい吉祥文様①植物編

よく、たぬきがお店の前に
置いてありますよね。
たぬきさん、縁起物だからです。
では何で縁起が良いのか
ご存知ですか?


はい、漢字で書くとこうなります。


「他抜き」


他より抜きん出るんです。一番です。
ぼへ〜っとした顔をして
意外とギラギラしているんですね、
たぬきさん。


一富士、ニ鷹、三なすび


富士は素晴らしいさ。日本一の山だ。
鷹もいいさ。かっこいいし。
でもさぁ、何でなすびが縁起物なんだよ
小さいじゃないか。
食べたら終わりだし、
つい最近まで、栄養価無しなんて
言われてたのに。


はい、お答えしましょう。


なす=成す。


成功するんです。

画像1


そこのあなた!


今、「へぇ〜!」って言った?
言ったでしょう‼︎面白いでしょう‼︎


日本にはこんな面白い
吉祥文様が、たくさんあるんですよ。
吉祥文様(きっしょうもんよう)というのは
日本に古くから伝わる
ラッキーなマークや模様のことですね。


こちらのnoteで「七宝」を
ご紹介しましたが、
他にも見かけたことのある文様が、
たくさんあるはずです。



何となく知っている文様も
皆それぞれに意味がちゃんとあって
日本人の祖先が長い間愛してきた
歴史の深いものなんですよ。


例えば、お宮参りや七五三や成人式など
子どもの着物は
吉祥文様尽くしです。


お父様‼︎お母様‼︎
(だんだん怪しい押し売りっぽくなってきた)


赤ちゃんに麻の葉文様の産着を着せますね。
どうしてでしょう。


「え〜。わかんな〜い」

...それでも別に構いませんが、

麻の葉の意味を知っていたら
その産着を見るたびに
心が温まるでしょう。


お子さんの着物を選ぶとき
色やデザインで選ぶのも楽しいです。


でも、
描かれている文様の意味が分かったら、
その着物に込められている
職人さんの祈りや愛情
よりはっきり受け止めることが出来て
素敵じゃありませんか。


お子さんの着物は
よりお子さんに合った吉祥文様を
選んであげたくなりませんか。


或いはお子さんに
説明したくなりませんか。


例えば風呂敷や手拭いや着物を
自分で買ったりするときも。
文様の意味が分かったら
より楽しくなりませんか?


そんな機会なんて無いですか?


でもここは日本です。


道に、街に、商業施設に。
吉祥文様が存在しているのです。


何となくいいことが無い日に、
吉祥文様を見かけた。
その意味が分かったら
少し気分が上がりませんか。


着物のワークショップで
思った以上に大反響だった、吉祥文様。
この記事でもご紹介します。


伝統は文学然り、音楽然り、
パワーがあります。格が違う。
身につけたら最強です。


今回、東京は世田谷区で代々続いた
母方の実家である呉服屋の着物のうち
母経由で私の手元に来たものの写真を
数多くご紹介致します。


着物のうちでも
呉服屋の血筋でなければ
なかなか見かけることの出来ない
贅沢なものも
盛り込んでいるので、
どうぞ目の保養にも、ご覧くださいませ。


ただし!

着物は良いんですよ、着物は。
写真の腕がなぁ…。(すみません…。)


この記事は
有償で行ったワークショップの
内容を含むため
有料記事とさせて頂きます。


令和3年8月7日より、
規定の数に達したため
第1部は300円に
料金改定いたしました。

第2部、第3部は
今現在、250円です。


吉祥文様は数がかなりあるため、
3部作にて行います。



「3部全てご購入頂いた際は」
200円を返金致しますね。
note会員様はサポートにて、
非会員様は振込にて返金させて下さい。


さて、今回は「植物」編。


以下の植物についてご説明します。

「1.植物」

①麻の葉
②桐
③松
④竹(笹)
⑤紅葉
⑥唐草


「2.花」

①梅
②菊
③牡丹
④桜
⑤椿
⑥橘


その後、「動物」編、「自然・その他」編と
続きます。



それでは、ご興味のある方、ぜひどうぞ!


ここから先は

2,568字 / 23画像

¥ 300

この記事が参加している募集

ありがとうございます!頂いたサポートは美しい日本語啓蒙活動の原動力(くまか薔薇か落雁)に使うかも?しれません。