April Column 「町内に はたけ部 誕生」
畑プロデューサー
ひょんなことから、知人の畑をプロデュースをすることになった。
ほおのき畑から車で5分ほど行ったところにあるカフェ「Public House えてふぇて」。オーナーで ある佐野夫妻の前職は看護師、お店のコンセプトは「地域の保健室」ということで気軽に集える場 所を運営してくれている。古民家を改修したカフェや広場、イベントスペースがあって、毎月第三土曜日にはマルシェも開催している。 さて、カフェ駐車場の前に7アール程の立派な農地があり、畑を借りたものの農作業まで手が回 らないと佐野夫妻から聞いていた。僕は常々、誰かに野菜づくりを教えたいと思っていたし、畑を やってみたいという方も複数名いて...と各々のニーズが合わさって 「よし、みんなで畑をやってみよっか!」ということになったのが去年の暮のことだ。
誰にでも開かれた畑
何度か作戦会議をする中で、地域に開かれた「公(Public)」な場である「えてふぇて」の畑なので、来た人誰もが入れるようにしよう~という方向性が定まった。畑のデザインも、「ここ入っていいんだ」と思ってもらえるように動線を考え、通路を広めにとり、木枠で区画を区切ることに。そして5月、畑のデザインからベッド作りまでの工程が終わり、農地のほぼ全体が作物で埋まってきて、「いやあ、畑になったねぇ!」「そうだねぇ」 と言い合って喜んでいたところだ。道行く近所の人らも、しばし足を止め、覗いてくれている。先日は敬老会のメンバーが「百姓の血が騒ぐ」と言いながら落花生を植え付けてくれた!嬉しいね! これから、通路に枕木をしき込んだり、緑のアーチをこしらえたり、やりたいことはたくさんあるけど、ぼちぼち無理のない範囲でやれたらいいなあ。
土に人を近づける
僕らは「土に近づく人が増えたらいいな」という願いを持ちつつ、ほおのき畑では、様々な種類の野菜を育て、直接皆さんにお届けするスタイルを生業としている。ただ、日々の仕事は多く、時間に追われているのが実情。そんな現場をちょっと離れ、えてふぇてに行って、夕暮れ時の畑で わいわいと人が集って過ごす。なんとも幸せなひと時だなあと感じながら、農に携わる僕らが伝えていきたいことや自分たちの役割について、改めて考える機会になっている。
毎週水曜日の夕方に行われているこの「はたけ部」活動。来れる人が来れる時間に集まって、 思い思いの農作業をしている。植え付けや野菜の誘引など、その日優先度が高い作業があれば、皆で集中的にやることも。子どもたちも「いっちょ前」に農作業をしたり、ままごとをしたり延々 と穴掘りをしたり...思い思いに過ごしていて、微笑ましいね。小さなお子さんから年齢問わず、誰でも居られる場なので、興味のある方はぜひいらしてね! 「公」や「コモン」的な場の運営について、何か知見をお持ちの方がいれば話してみたいですね。
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プロフィール
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ほおのき畑 出荷番長こと 林田里美さん
お料理上手な食卓のようすと里美さん主催のお料理クラブの情報などは
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Public House えてふぇて
看護師のご夫婦が営むカフェ、ダイニング、コミュニティスペース
ワクワクすることで人を繋ぎ、繋がりで健康になることを目指す
コミュニティナースとしてご活動中!
所在地 由布市挾間町古野1023-1
電話 097-578-8529
営業時間 11:30~(日曜定休日)
毎月第3土曜開催 えてふぇてマルシェ
マルシェはほおのき畑さんも参加されています。
カフェ、はたけ部、マルシェなどの
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真人さんバイオグラフィー回ラジオミンタラ
ほおのき畑 林田 真人さんのバイオグラフィーをうかがったラジオミンタラ
下記リンクより↓
も合わせてどうぞ!
初回は手前の不手際により、ちょい聴きにくい箇所もありますが、
真人さんのお話はぜひ聴いてほしい!です。
コロナ以前の収録でしたが、
示唆に富んでいて、改めて聞き返して思わず涙が!
前半、後半と合わせてどうぞ!
次回 予告!!
特集 Catharsis〜巻き起これI.YA.SHI〜 第二弾!
対談 北川晶子さん 旅する占い 佐藤 和実さん
ライター 三浦順子
写真 戸倉江里
5/4.11.18 3週に渡ってお届けします!!
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