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GO TO VOTE

2022年 4月1日
成年年齢が18歳になる

というお知らせのプリントがなぜか本日配布された

このお知らせを聞いてもポカーンとしている子どもたち

職員室に入っても、話題にすらあがっていないし
1日誰も気にする素振りはなく
プリントが刷られていたから機械的に処理したような感じがした

ある雑誌を読んだ際に、日本の政治状況に対するコラムがあったのを思い出した

「なぜ、不平不満は至る所で表出しているのに、日本の投票率は低いのか?」

確かにその通り
Twitter、Facebook、Instagram、TikTok、YouTube、blog・・・
ありとあらゆるSNSを通じて、多少過激な表現や意見も含め日本人はかなりの幅広い年代が政治的な内容を含む発言はしているような気がしている

それこそ、Twitterなんかは、気の利いた洒落や言葉遊び、ネタっぽい内容からシニカルなものまで、とても日本人は上手い

とこのコラムを書いている筆者は述べていた

ハッシュタグの作り方やコピーライターのようなワードチョイスにも触れている

そんな国民であるにも関わらず、その国の政治を動かしているとは到底思えないとのこと

確かになと、今日の出来事一つをとっても感じられる
教員は、もちろん政治的な発言や行動には非常に気をつけなければならない存在である
が、無関心でいるというのはまた話が違ってくる
あくまでも、国民として、有権者としての振る舞いはすべきだろう
そして、今後有権者となる子どもたちに、票を投じることの意義を考えさせたり政治的な感覚というのは養っていったりするのはとても大切なことだと思う

果たして、今日配られたその政治につながるプリントに、一体どれだけの先生が一言でも触れて配っただろうか

特に配布時の注意点など、何か指示があったわけでもないけれど、自分的には非常に引っかかった

このコラムでは

「選挙の票で意思を示さなければ、政治はあなたの方を向かなくて当然である。多くの人が投票所に押し掛けて自身の意思を示している、かつてない高投票率である、という話にならない限りまだまだ日本は幸せな国と言うことなのだろう

と、皮肉たっぷりに締めくくってあった

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