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カマラ・ハリスの歴史に残るスピーチからの地元で選挙

カマラ・ハリス次期副大統領の演説を見て心揺さぶられた人は多いと思う。次の若い世代をになう子どもたちへのメッセージは感動的だった。こんなにも人々に勇気や安心と励ましを送る政治家を生み出すアメリカはすごいとしか言いようがない。まさに自由の国。可能性の国。

母はインド出身、父はジャマイカ出身の黒人女性が副大統領になる。アメリカを象徴する快挙。普段からニュースや雑誌などで「多様性のある社会」「多様性のある働き方」などと聞くが、多様性にピンとこなかった。

カマラ・ハリスのスピーチで、黒人、アジア系、白人、ラテン系、ネイティブアメリカンに言及するのを聞いて多様性のイメージに触れた。多様性は新しい考え方や風を呼び込み、やがて可能性や希望へとつながる。

日本で女性が総理になるのはいつになるのだろう。世界で現職の女性首相を見てみると、ドイツのメルケル首相、ニュージーランドのアーダーソン首相、デンマークのフレデリクセン首相、フィンランドのマリン首相などたくさんいる。若い世代も多くて活気を感じる。

同年代の似たような考え方をするメンバーでいつも集まり、話し合いをしていると新鮮味のないアイディアばかりになりそうだ。バラバラの年齢や性別、出身地の人が集まることで想像しなかった企画が出てくると風通しのいい社会になりそうだ。

ということで、地元の市会議員選挙に行ってきた。選挙カーは候補者の名前を繰り返すだけで政策は教えてくれない。なのでネットで調べて、ちゃんとこれからの若い世代のために働いてくれそうな候補者に投票。

まずは自分で選ぶことから始めてみる。投票所には若い家族やカップルも多くて頼もしさを感じた。生きている間に女性総理誕生をこの目で見られるといいな。新しい風を待ちわびて千里の道も一歩から。





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