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シマエナガとお買い物。

私には4人の子どもがいて、40歳で産んだ末っ子は初めての女の子。
現在、小学2年生。
クラスでは2番目に背が低い。
お姉さんのように大きな同級生からは「赤ちゃんみたい」と愛でられ、
喜んでいる。
大学生、二人の高校生の大きなお兄さん3人に囲まれている娘。
我が家ではいつも、小鳥さんとか、ひな鳥とか呼ばれている。
そんな小さな娘を、娘が大好きな「シマエナガ」にたとえて、娘との小さな日常生活を綴っています。

4月24日。雨。

一昨日、突然シマエナガの歯の矯正リテーナーがうまく歯茎にはまらなくなり、急遽私の仕事終わりで歯医者さんに行くことになった。

近所にも虫歯の治療などで診てもらっている歯医者さんはあるのだけれど、歯の矯正はバスと電車を乗り継いで家から1時間ほどかかるところに通っている。
これが結構負担だ。こうやって臨時に行くとなるとなおさら。
しかも今日は雨。

仕事終わりで急いでシマエナガを学童に迎えに行き、電車で向かったら、思いのほか早く駅に着いた。
予定の時間よりまだ20分ほど早い。
暇なので、ウィンドーショッピングでもと思い駅ビルに入ると、
シマエナガ好み(いや、私好みってことか)の洋服屋さんが。

母子どちらのものも売っていた。
「かわいー!」
さっそく、袖なしの黄色いワンピースを試着してみた。
サイズはぴったり。
ひらひらとした肩回りと淡い色使いがシマエナガっぽい。

水色のワンピースもあったけれど、
シマエナガは黄色がいいというので、
黄色いワンピースの方を購入した。

***
母子ともに物欲はそんなにある方ではないけれど、
こうしてお店で洋服選びをすることは、
母娘ならではのたのしみだということに、
あらためて気づいた。

これは単なる浪費ではなく、
大切な時間かもしれない。

いつもいつも、ではなく、
毎月一度、歯の矯正の時だけ訪れるこの街のお店で、
一点ずつ、シマエナガと洋服選びをするのもいいな、
と思った。



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